美容サロンの「サステナブル」な取り組みで、利用したいものは?女性の1位は「ヘアドネーション」。15~19歳では40.2%が希望

2023年11月14日(火)16時16分 PR TIMES

サステナビリティに関する意識調査2023

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)の美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』(https://hba.beauty.hotpepper.jp/)は、15〜59歳までの男女4,950人に対し、「サステナビリティに関する意識調査」を実施しました。利用者が求める美容サロン※におけるサステナブルな取り組みについて調査した結果をご報告致します。
※ヘアサロン、理容室、ネイルサロン、エステサロン、リラクゼーションサロン、アイビューティーサロン

■美容サロンのサステナブルな取り組みで、利用したいもの(TOP5)
女性1位は「ヘアドネーションを実施」、男性1位は「オーガニックな薬剤やシャンプー等の使用」。男女ともTOP5に、スタッフの手荒れ防止や長時間労働抑止への配慮がランクイン。スタッフの労働環境改善に取り組む美容サロンへの評価が高い。

Q. 美容サロンでのサステナビリティ/SDGsへの取り組みについて伺います。あなたが利用してみたいと思う美容サロンの取り組みをお選びください。
(美容サロン1年以内利用者 女性2,634人、男性1,311人、複数回答)
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※ヘアドネーション…病気や事故などで頭髪に悩みを抱える子供たちに、寄付された髪の毛で作った医療用ウィッグを無償で提供する活動

研究員からのコメント/『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子
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SDGsに対する認知の拡大とともに、美容サロンに対しても「オーガニックな薬剤」や「リサイクル容器」など、消費者の環境保護への意識が高まっています。それとともに、スタッフに対して「手荒れ防止」や「長時間労働の抑止」など、働き手への配慮ができる美容サロンに対しても高く評価しています。
また、若年層の意識の高さにも注目です。今回女性で1位になった「ヘアドネーション」は、15〜19歳のスコアが他の年代の2倍近くに達しており、Z世代の興味・関心の高さがうかがえます。自分の髪をヘアドネーションに使用してほしいと髪を伸ばす学生もおり、自ら社会貢献をしたいという意識の高さが調査からも読み取れます。
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■【年代別】美容サロンのサステナブルな取り組みで、利用したいもの(TOP5)
女性の15〜19歳の1位は、「ヘアドネーションを実施」、20代・30代は「スタッフが長時間労働にならないような配慮」、40代・50代は「オーガニックな薬剤やシャンプー等の使用」と、年代により利用してみたい取り組みの順位が異なる。
反対に男性は年代による差異がほぼなく、各年代「オーガニックな薬剤やシャンプー等の使用」もしくは「リサイクル可能な容器の使用」が1位である。

Q. 美容サロンでのサステナビリティ/SDGsへの取り組みについて伺います。あなたが利用してみたいと思う美容サロンの取り組みをお選びください。
(美容サロン1年以内利用者 女性2,634人、男性1,311人、複数回答)
[画像5: https://prtimes.jp/i/11414/2280/resize/d11414-2280-86d6dc6cd7c37dd0be8f-4.png ]

※女性全体、男性全体のTOP5までの順位で表示、各年代1位のセルに色付け

研究員からのコメント
20代・30代女性の「美容サロンのサステナブルな取り組みで、利用したいもの」の1位は、「スタッフが長時間労働にならないような配慮」となりました。20代・30代はスタッフと年齢が近いため、共感している人も多く、過剰な労働で無理をしてほしくないという気持ちが強いのかもしれません。また、育児中の顧客も多いため、子供を持つスタッフに対する理解もあると思われます。土日のいずれかにスタッフがお休みを取れる美容サロンでは、スタッフが休めることでかえって顧客の評判が良くなったという話も聞きます。労働時間の配慮ができる美容サロンを顧客は「利用してみたい」と思っており、そういった配慮が集客にもつながっていくのではないでしょうか。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)

■美容サロンのサステナビリティへの取り組みによる印象変化
男女とも若年層ほど「とても印象が良くなる」のスコアが高く、年代とスコアが階段状になっている。また、「とても印象が良くなる」と「印象が良くなる」を合わせると、女性の15〜19歳では75.7%で、美容サロンに通う10代後半女性に大きく影響していることが分かる。

Q. あなたが通う美容サロンがサステナビリティ/SDGsに取り組んでいる(スタッフの労働条件の改善、環境への配慮、ヘアドネーション、バリアフリーなど)と印象は変わりますか。
(美容サロン1年以内利用者 女性2,634人、男性1,311人、単一回答)
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■調査概要
調査名 :「サステナビリティに関する意識調査2023」
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年9月19日(火)〜2023年9月20日(水)
調査対象:全国の15〜59歳の男女(女性:3,150人、男性:1,800人)
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■調査結果を見る際の注意点
%を表示する際に少数第2位で四捨五入しているため、選択肢の%を合算しても小計と一致しない場合がある。
詳細はこちら:https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/generation/51828/

■『ホットペッパービューティーアカデミー』とは
美容に関する調査研究機関。「美容の未来のために、学びと調査・研究を」をビジョンに2014年に開校しました。美容サロンのマネジメントやマーケティングを学ぶ「経営セミナー」、美容センサスなどの「調査研究」、訪問美容・女性活躍・SDGsなどの情報提供・イベント開催などをはじめとした「サステナビリティ活動」を柱に、全て無料で美容業界へ情報発信しています。これらの活動により、美容業界の成長に寄与する場の提供を目指しています。

▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先
https://www.recruit.co.jp/support/form/

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