十日町すこやかファクトリー

2023年11月14日(火)11時34分 PR TIMES STORY

 株式会社JR東日本クロスステーション(略称JR-Cross)・フーズカンパニーが製造販売する食物アレルギー対応ケーキが好評です。最高級のブランド米「十日町産魚沼コシヒカリ」の米粉を使うことにより、ケーキのおいしさと高品質を追求したことが評価されています。今回はこの卵・乳製品・小麦を使用しない食物アレルギー対応ケーキの開発ストーリーをお伝えします。

人気の食物アレルギー対応ケーキ「すこやかロールケーキ」

♦「十日町すこやかファクトリー」は地元十日町市とともに

 開発のきっかけはJR東日本グループの地域貢献活動にあります。フーズカンパニーの食品製造工場「十日町すこやかファクトリー」がある新潟県十日町市にはJR東日本信濃川発電所があります。発電所は首都圏の電車が走るための電力の供給に重要な役割を果たしており、JR東日本グループでは、十日町市を大切なパートナーと考えています。2014年9月、地元十日町市と一体となって「十日町すこやかファクトリー」を誕生させました。一般的な焼き菓子とともに十日町市の特産品である「十日町産魚沼コシヒカリ」や「くりゆたか(かぼちゃ)」を使った焼き菓子や、卵、乳製品・小麦を使用しない生菓子(ケーキやシュークリーム)を製造しています。なかでも食物アレルギー対応ケーキについては専用の製造ラインを設け、品質管理を徹底しています。社会的意義が大きく、かつ高品質なケーキの評価が高まれば、「十日町産魚沼コシヒカリ」のブランド価値がさらに高まり、ひいては十日町市への地域貢献の一助になるものと期待しています。

♦商品開発の強化

そうはいっても、卵・乳製品・小麦を使用しない食物アレルギー対応ケーキの製造技術は難しく、開発段階より食物アレルギー対応ケーキ製造の先進企業である株式会社タカキベーカリーの指導を受けスタートしました。工場創業時には5名が広島県にあるタカキベーカリー千代田工場で一から工場運営や製造のノウハウを学ぶため、研修に行きました。その後、商品開発力向上、生産性向上を目的とした社内公募に応募した3名がタカキベーカリーに約半年間の研修に行くなどの研鑽を重ねた結果、食物アレルギー対応ケーキの商品力は飛躍的に向上しました。さらに更なる増収および社員のスキルアップを目標として2023年7月から順次、社員全員がタカキベーカリー千代田工場で2〜3カ月ずつ研修を受講しており、2024年以降も引き続き実施していく計画です。

 また、「米粉マイスター」の資格取得や地元十日町市での商品開発ワークショップに参加するなど、さらなる商品開発力の強化に努めています。

社内公募を経てタカギベーカリーに研修に参加したメンバー


♦試行錯誤を重ねて完成した「すこやかロールケーキ」

アレルギー対応の「すこやかロールケーキ」については試作当初、仕上げ工程でスポンジが割れてしまうなど改善しなければいけない課題が沢山ありました。卵・乳製品・小麦を使わず、米粉特有のもっちりした、柔軟性のある生地にするため何度も試作を繰り返しました。原材料の特徴や物性を原点から見直し、毎年、改良を重ね、試行錯誤した結果ようやく狙い通りの満足のいく生地に仕上げることができました。

生地にクリームをのせる工程

ロールケーキの巻く工程

♦「リトルママ・フェスタ新潟2023Oct」でたくさんの笑顔をいただきました

ことし10月11日に開催された、小さなお子さまと保護者を対象にしたイベント「リトルママ・フェスタ新潟2023Oct」に出展し、工場で製造しているケーキを600名を超える方に試食していただきました。「美味しかった!」「アレルギー対応商品とは思えない!」「米粉のケーキを初めて食べた」などお客さまの声を直接、聞け、お子さまからもたくさんの笑顔をいただきました。    

 アレルギーをお持ちのお子さまやそのご家族へケーキ屋さんで食べるスイーツと同じような出来立ての美味しさを提供できるよう、またアレルギーをお持ちでない方にも皆さま一緒においしく食べていただけるよう、これからも「お客さまの笑顔」を思い浮かべながら商品を開発、製造していきたいと思っています。

「リトルママ・フェスタ新潟2023 Oct」での様子

♦2023年もクリスマスケーキをお届けします

 今年も十日町すこやかファクトリーで製造したクリスマス限定ケーキの販売を開始しました。人気の「米粉と豆乳チョコクリームDECOケーキ」と「米粉と豆乳クリームのいちごデコレーションケーキ」「米粉と豆乳レアクリームのトリプルベリーケーキ」の3種です。

アレルギーをお持ちのご家族から、「ケーキを作った経験がない」「飾り付ける楽しさを体験したい」というお声をいただいたことから、「米粉と豆乳チョコクリームのDECOケーキ」はお好きなフルーツ等を盛り付けてデコレーションを楽しんでいただけるようにしました。

 3種とも、特定原材料(卵・乳成分・小麦・そば・落花生・くるみ・えび・かに)を検査した後に出荷していますので、生まれてはじめてのお子様の「ケーキデビュー」としても、おすすめです!

「米粉と豆乳チョコクリームのDECOケーキ」

「米粉と豆乳クリームのいちごデコレーションケーキ」

「米粉と豆乳レアクリームのトリプルベリーケーキ」

ご予約はこちらから

・ 予約受付日 2023年10月5日(木)〜12月11日(月)

・ 発売箇所

 JRE MALL エキネト https://www.jreastmall.com/shop/c/c10/

 JRE MALL GRANSTA MALL https://www.jreastmall.com/shop/c/c63/

 楽天市場 エキネト https://www.rakuten.co.jp/jr-foods/

・ お届け日 2023年12月21日(木)〜24日(日)

■十日町すこやかファクトリー

 JR東日本グループの地域活性化の取り組みの一環として、新潟県十日町市に2014年9月に開業した食品工場です。 新潟県「十日町産魚沼コシヒカリ」の米粉を使ったケーキは、卵・乳製品・小麦を使用しない専用ラインで製造し、生産ロットごとに商品と製造ラインを検査し、アレルゲン物質の含有率が厚生労働省の基準をベースに社内で設定した数ppmレベルの自社基準値以下となるように、製品の安全安心を確保しています。徹底したエリア管理や生産管理システム(QITEC)を導入し、作業員の衛生教育はもとより、包装の過程においても入念なチェックを行い、工場内のアレルギー検査室で検査したのち出荷します。 

 卵、乳製品、小麦を使用しない食物アレルギー対応の製品については大手コンビにエンスや量販店、インターネットを通じても販売しています。

またアレルギー対応商品以外にも、新幹線「グランクラス」向けに東日本地域の素材を使用したパウンドケーキをはじめとした焼き菓子も製造しています。工場で製造された焼き菓子は、JR東日本の列車内の車内販売やJR東日本グループのコンビニエンスやコーヒーショップで販売しています。

十日町すこやかファクトリー

■株式会社タカキベーカリー

 1948年広島で創業。創業当時からお客様の食生活の向上にお役に立ち、本当においしく、良いものを届けたいと、石窯パンをはじめとするバラエティブレッド(食事用パン)、菓子パン、洋菓子などを全国8工場で製造。工場の製造技術力を核とし、リテイルサポート事業、フードビジネス事業、フランチャイズベーカリー事業を展開しています。1989年には、「卵と牛乳を使っていないパン、ありますか?」お客様の声から原材料に卵・乳製品を使わないパン「すこやかロール」が誕生しました。2008年にはみんなで同じケーキを楽しんでいただきたいと「卵、乳製品、小麦粉を使わない」ケーキを発売。研究を重ねてよりおいしく、皆さんに楽しんでいただける商品を作り続けています。

■株式会社JR東日本クロスステーション

本 社:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-8

    サウスゲート新宿ビル6階

設 立:2021年(令和3年)4月1日

代表取締役社長:西野 史尚

資本金:41億1百万円(JR東日本100%子会社)

弊社は、「NewDays」などのコンビニエンス事業や専門店事業などを展開するリテールカンパニー、「いろり庵きらく」「いろり庵きらくそば」「ベックスコーヒーショップ」や「駅弁屋」などの飲食・食品製造事業を中心に展開するフーズカンパニー、「From AQUA」などの飲料商品開発や自動販売機事業を行うウォータービジネスカンパニー、「エキュート」や「グランスタ」などのエキナカ商業施設を展開するデベロップメントカンパニーの4つのカンパニーで構成されています。

飲食事業を担うフーズカンパニー(カンパニー長:深谷 光浩)では、ファーストフード店舗から和食・洋食などの専門店舗、社員食堂など、さまざまな特色のある飲食店の運営や、日本が世界に誇れる食文化「駅弁」や日常食として馴染み深い「おにぎり」など、日本の生活に寄り添う食もさまざまな業態を展開。 また、製販一体の中核を担う食品は3つの製造工場で生産しています。


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