詐欺に利用されやすい投資は?3位は暗号資産、2位は不動産、1位は?

2023年11月15日(水)11時16分 PR TIMES

調査から見えてきた警戒すべき詐欺の手口とは

テクニカル分析専門サイト『テクニカルブック』は、投資詐欺の手口について調査する目的で、過去1年間に投資詐欺と接触経験のある20歳以上の男女337名を対象にアンケートを行いました。本調査からは、昨今の投資詐欺がどのように行われているのかが見えてきました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/10844/29/resize/d10844-29-0f19f7dfd8cdefccb7b9-0.png ]

◆調査サマリー

今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。

1.投資詐欺は「高利回りな投資話」を持ちかけられるケースが最も多く55.2%、2位は「学習教材/ツールの販売」で51.0%、3位は「マルチ商法」で42.1%

2.投資詐欺の多い投資はFXで31.8%、2位は不動産で27.0%、3位は暗号資産で26.7%

3.メール/SNS/Webサイトなど、インターネットを使った投資詐欺が多い傾向

4.投資詐欺の想定被害金額は「50万円〜100万円未満」が15.1%、「10万円〜50万円未満」が13.9%と多い



※本調査を使用する場合は、出典元として以下をご記載ください。以下の調査結果ページでは、本調査に関する全ての情報を確認できます。
サイト名:テクニカル分析の解説サイト『テクニカルブック』
URL:https://runcha-app.com/technical/survey-trick-of-investment-scam/


◆調査の実施概要

調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者  :過去1年間に投資詐欺と接触経験のある20歳以上の男女
調査期間 :2023年11月1日〜11月4日
有効回答 :337名


◆主な調査結果

1.投資詐欺は「高利回りな投資話」を持ちかけられるケースが最も多く55.2%、2位は「学習教材/ツールの販売」で51.0%、3位は「マルチ商法」で42.1%
[画像2: https://prtimes.jp/i/10844/29/resize/d10844-29-ab37b83f1f65fa78d765-1.png ]

過去1年間に接触した投資詐欺のタイプについて質問したところ、最も多かったのが「高利回りな投資話」の55.2%で、これに「学習教材/ツールの販売」の51.0%、「マルチ商法」の42.1%が続く結果となりました。

回答では複数のタイプを選択した人が多く、複数回投資詐欺に接触している人や、複数の要素が絡む複合的な投資詐欺が多いと考えられます。

また、「高利回りの投資話」が多いことからは、儲けたいという投資家の心理を利用していることがわかります。"ウマい話"を持ちかけたら「それなら誰でも投資で儲けられるはず」と、警戒感を持つことが、非常に大事といえるでしょう。

2.投資詐欺の多い投資はFXで31.8%、2位は不動産で27.0%、3位は暗号資産で26.7%
[画像3: https://prtimes.jp/i/10844/29/resize/d10844-29-73eba5698ecd0c58dde8-2.png ]

投資詐欺に利用されている投資について質問したところ、「FX」が31.8%と最も多く、次いで「不動産」の27.0%、「暗号資産」の26.7%という結果となりました。FXは認知度が高く簡単に始めやすいため、詐欺に利用されやすいところがあるのかもしれません。

なお、弊社が行った別の調査では、「上場株式」や「投資信託」に取り組む人が非常に多いという結果が出ています。しかし、これらが投資詐欺に利用されるケースはそれほど多くないようです。この背景には、株式や投資信託の市場が、長い歴史を通じて安全性と透明性が高いレベルで確立していることがあると考えられます。

関連:https://runcha-app.com/technical/survey-bubble-generationz/

3.メール/SNS/Webサイトなど、インターネットを使った投資詐欺が多い傾向
[画像4: https://prtimes.jp/i/10844/29/resize/d10844-29-c0e3eefe1636bc3f8b1e-3.png ]

投資詐欺と接触した形について質問したところ、最も多かったのは「メール」で31.8%、続いて「SNS」の27.0%、「Webサイト」の26.7%でした。この結果からは、インターネットを介して投資詐欺と接触しているケースが多いことがうかがえます。

ただし、「電話」も22.8%と上位に入ってきており、投資詐欺では電話勧誘というアナログな手法が取られることも依然としてあるようです。

4.投資詐欺の想定被害金額は「50万円〜100万円未満」が15.1%、「10万円〜50万円未満」が13.9%と多い
[画像5: https://prtimes.jp/i/10844/29/resize/d10844-29-83da9ffb0596b0d3d0af-4.png ]

接触した投資詐欺に巻き込まれた場合の想定被害金額について質問したところ、最も高い割合は「被害を受けることはない」の22.7%でした。投資詐欺と接触したとしても、自分は引っかからないという自信を持った人が多いようです

なお、金額を回答した人の中で最も多かったのは「50万円〜100万円未満」で16.5%、続いて「10万円〜50万円未満」で15.2%、「100万円〜300万円未満」で12.3%という結果となりました。「10万円未満」の少額被害よりも、一定規模の被害を受ける可能性が高いことがわかります。

「50万円〜100万円未満」は決して小さい金額ではありませんが、手が出せないことはない水準と考えられます。極端な高額を狙うのではなく、手が出せる範囲内でできるだけ大きな金額を出させようとする投資詐欺が多いのかもしれません。


◆まとめ

今回の調査結果をまとめると以下の通りです。

・投資詐欺では、「高利回りな投資話」を持ちかけてくる手口が最も多く見られる
・過去1年間の投資詐欺で最も利用されているのは「FX」で、「不動産」と「暗号資産」がこれに続く
・投資詐欺は「メール/SNS/Webサイト」といったインターネットを利用したものが中心だが、依然として「電話」による勧誘も見られる
・投資詐欺に巻き込まれた場合の被害金額は、「50万円〜100万円未満」の規模になることが多いと推測される

この結果からは、昨今の投資詐欺がどのような形で行われているのかが見えてきます。こういった"ウマい話"に巻き込まれる人を減らすためにも、社会全体で金融リテラシーの水準を高めていくことが大切といえるでしょう。

本調査の結果を踏まえて『テクニカルブック』は、投資に興味のある人が正しい知識を身に付けていくことができるように、有用な情報提供に尽力してまいります。

なお『テクニカルブック』では、引用可能な補足情報やアンケートデータ、グラフ画像等を公開しておりますので、併せてご活用ください。

※本調査を使用する場合は、出典元として以下をご記載ください。以下の調査結果ページでは、本調査に関する全ての情報を確認できます。
サイト名:テクニカル分析の解説サイト『テクニカルブック』
URL:https://runcha-app.com/technical/survey-trick-of-investment-scam/


◆『テクニカルブック』について

『テクニカルブック』は、テクニカル分析に関する実践的な情報を提供する専門サイトです。初心者から上級者まで幅広い層のトレーダーに有益な情報を提供するために、投資のプロから監修を受けています。

・山中康司氏:為替情報配信・セミナー講師・コンサルタントなど幅広く活躍
・内田まさみ氏:ラジオNIKKEIや雑誌など多数のメディアに出演

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◆株式会社アドバン

株式会社アドバンは、Webマーケティングや投資教育サービスの運営を行っています。『テクニカルブック』や『Runcha』のほか、以下のような初心者向けアプリも提供しています。

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