「新時代のリーダーに必要な12のチカラ」(幻冬舎)老舗イベント会社社長が語る現代の多様なリーダーシップ論とは?

2023年11月15日(水)10時0分 PR TIMES STORY

東京赤坂にある老舗イベント企画・制作・プロデュース会社株式会社サンコミュニケーションズ代表の深澤哲洋氏が、10月13日(金)に書籍『新時代のリーダーに必要な12のチカラ』を幻冬舎より出版。27歳までバンドマン、28歳で初めて入社した現会社の社長に30代で就任したこれまでの自身の遍歴をもとに、現代社会に必要な多様なリーダーの資質をわかりやすく解説していると話題。このストーリーでは、出版の経緯やエピソードについて振り返り、新時代のリーダーシップについて紐解いていく。

来年創業45周年を迎える老舗イベント会社の代表を5年前に継承した元バンドマン

株式会社サンコミュニケーションズは1979年、著者の深澤氏が生まれた翌年に創業した。広告業界の中で、主にクライアントの課題解決のため、イベント・リアルプロモーションを中心に事業を展開。かつてはつくば万博や愛・地球博のパビリオンプロデュースや東京ミレナリオ、味の素スタジアムの建設コンサルなどに従事。現在では、大手IT企業の総合展示会、プライベートフォーラムの全体プロデュースや、サッカー・野球などのオールスターゲームや表彰式などの演出・運営、メーカーや省庁関係、東京都、行政など様々な企業・団体のクリエイティブなイベント企画及び制作を担っている。

著者の深澤氏は慶應義塾大学卒業後、バンドマンとして27歳まで音楽活動を行い、28歳で同社に入社。これが初めての就職となる。以降、プロデューサー、チームリーダー、執行役員を経て、39歳の時に社長に就任。現在は年商約14億(前期)、30名弱の従業員の代表を務めている。

社員から社長への急展開で書き綴ったコラムを社会へ。新たなテーマで書き上げた著書に込めた想い

社長になったきっかけは、前任の社長との死別から始まる。慶應志木高校、慶應義塾大学経済学部を現役で卒業するも、一切就職をせず27歳まで音楽に打ち込んだ彼が、28歳の初就職から約10年イベントプロデュースのキャリアを積んで、当時30代で社長に就任。自分よりも遥かにキャリアを積んだ先輩社員を差し置いての抜擢だった。

就任当初、今まで周りの同僚と同じ”社員”という立場だった彼が、急に社長になるという状況の中、一体どうすれば自分の想いや、会社のビジョン・戦略を社員全員に伝えることができるか?と考え、社員向けに毎日コラムを書くことにした。

当時たった20人強の社員だけに向けた慣れない毎日の執筆活動を1年以上続け、たくさんの想いをひたすら伝え続けた結果、会社は自分の理想へと少しずつ近づいていることを実感した。

出版を決意したきっかけは、そんなコラムをまとめた自分の想いを世の中に発信することだった。結果的には「リーダーに必要なチカラ」という骨子となるテーマを掲げ、新たに書き起こすこととなった。(著書では当時のコラムも各章の付録として掲載)

イベントの制作会社のプロデューサーは、とても優秀な方が多く、世の中にも影響のある事業をたくさん手掛けているのに、何故それを外向けに発信したり、自身が表に出ていくことをしないのだろう、と先人を見て常々彼は感じていたという。

自身の経験から描かれた12のチカラ。新時代のリーダー必読の多様なリーダーシップ論

人生を振り返ると、自分の周りのコミュニティの中で、何故だか「リーダー」というポジションにいることが多かった、という自身の遍歴から著書は始まる。

男三人兄弟の次男であった彼が、兄と弟の顔色を伺いながら、調整役として世渡りをしていく様子やキャラクター形成が垣間見え、両親との思い出や、バンド時代の話など自身のルーツからこの「12のチカラ」は誕生する。

12のチカラは、大きくは「キャラ系」「スキル系」「トライ系」という3つのカテゴリーに分かれており、合計12の「チカラ」を紹介している。

第一章の「キャラ系〇〇力」では、「いじられ力」「頼まれ力」「平和力」「主役力」の4つの力がピックアップされている。

例えば「いじられ力」はこれまでのリーダー像とは一線を画す概念で、「接しやすさ」や「話しやすさ」につながる。執筆当初、この「いじられ力」の中では、最近社名を変え話題の大手芸能事務所Jさんのエピソードも書かれていたが、校了直前で文章を全て差し替えたというエピソードもあったそうだ。

敵味方をつくらず、より多くの人と関わるために必要なのが「平和力」。嫌なことを言われたりしても、相手に近づいてその人の本心を理解しようと心がける。そうすることで、だんだんと自分の周囲に人が寄ってくるようになり、その結果、良いリーダーとして自分が成長することができるのだ。

第二章では、リーダーなら習得すべき「スキル系〇〇力」として、「ハッタリ力」「采配力」「言語化力」の3つがある。

「ハッタリ力」とは、ビジネスをする上で相手を不安にさせないスキルだ。また、「采配力」はチームビルディングにおけるリーダーの役割を説いている。

第三章では、チャレンジ精神で変わることのできる「トライ系〇〇力」として、「やめない力」「お任せ力」「感謝力」「傾聴力」「寄り添い力」の5つの力がある。

いずれもリーダーたる自分自身が持つべき姿勢に関わる力だ。例えば「感謝力」では、仕事をするうえで感謝を忘れないということが綴られている。「傾聴力」はいわば上司として部下とどう向き合うかという点で必要な「聞くこと」の重要性を訴えている。とにかく上司やリーダーは「聞き手」に回り、部下の話を聞く。そして部下が何を考え、何に困っているのかを知る。そこには部下へのリスペクトも欠かせない。部下はそうした姿勢で接してくれる上司やリーダーに信頼を覚えるのだ。

なお、当初著書のタイトルは「リーダーに必要な12のチカラ」だったという。編集者が著書を構成し熟読していく中で、コロナ禍を経た現代社会におけるリーダーシップ論であると感じ、タイトルに「新時代の」という枕詞の提案をしたそうだ。こうしてリーダーの多様性を紐解いた本書では、著者の生きてきた体験談や、仕事をする中での経験をもとに、新時代のリーダーを担う方々へその道標がわかりやすく描かれている。

著者からのメッセージ

「僕は何も自分が特別な存在、リーダーであるとは思ってはいません。現代のリーダーは多様化しており、その環境や仕事、コミュニティによって一つの形に固執せず色々なリーダーがいて良いと思っています。本書はこうしなければいけないという教則本ではなく、僕の経験した中で、少なくとも自分が必要だと感じた”リーダーのチカラ”を、今奮闘している経営者や上司の皆さん、これからそういう立場を担っていく若い方々へ、少しでもヒントや気づきになればと思い執筆しました。ぜひ多くの人に読んでいただき、平和でやる気に満ち溢れた活気あるリーダーが増えてくれればいいなと思います。」

【書籍情報】

書名:「新時代のリーダーに必要な12のチカラ」

https://amzn.asia/d/6jsrotm

著者:深澤哲洋

発売日:2023年10月13日

定価:1,650円(税込み)

発行:幻冬舎

※電子書籍版は10月31日発売

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

株式会社サンコミュニケーションズ

電話:03-3589-6325

担当:広報 谷口

HP:https://suncomi.com/

Email:info@suncom.co.jp


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