ひとり情シス向け伴走型サイバーセキュリティサービス「SecureQUEST」の提供で株式会社エフ・シー・シーと協業

2023年11月17日(金)12時17分 PR TIMES

株式会社エフ・シー・シー情報システム部門の新規事業を戦略策定から技術提供まで全面的にバックアップ

ネクストリード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小国幸司)は、株式会社エフ・シー・シー(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:斎藤善敬)との協業にて、本日2023年11月17日より伴走型サイバーセキュリティサービス「SecureQUEST(セキュアクエスト)」の提供を開始いたします。
エフ・シー・シーは、クラッチを中心とした二輪車・四輪車用部品の製造を主要事業とし、グローバルで高いシェアを誇るサプライヤーです。SecureQUEST は、サプライヤーによるサプライヤーのための、EDR/SOC/SIEM を軸とした包括的サイバーセキュリティサービスです。

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背景(製造業や中小企業へのサイバー攻撃の広がり)


近年、顧客データや技術関連情報といった「財産」を守るための重要課題として必要性が高まっているのがサイバーセキュリティ施策です。ランサムウェア等のサイバー犯罪は年々巧妙化・ビジネス化し、攻撃数は増加の一途を辿っています。

この対策における負荷が増す一方で、多くの組織では「ひとり情シス」という言葉が象徴する通り、そこにかけられるリソースが限られており、セキュリティ担当者は社内外に相談相手のいない状況でサイバー攻撃の脅威と日々戦っています。

警察庁の発表によれば、ランサムウェアの被害報告件数はここ 2 年間で 5 倍以上に増加し、令和 5 年上半期のデータでは被害件数の 33% を製造業が、58% を中小企業が占めています。実際に弊社が今年度実施した脅威分析でも約 40 社のうち 75% の企業が何らかの攻撃を受け、37% が実際に侵害までおよんでいることもわかっています。サイバーセキュリティ対策は、中堅中小企業においても急務と言える状況と認識しています。

情報システム部門新規事業への並走型関与


エフ・シー・シー情報システム部門は、「企業の IT 担当」という立場特有の苦悩を理解する当事者としての知見と、NR Automate Security(後述)のエンドユーザーとしての経験を独自の強みとして付加し、SecureQUEST を提供します。自工会/部工会サイバーセキュリティガイドラインに準拠した対策相談窓口の開設や、自動車産業セキュリティチェックシートの要求事項と改善施策を紐づけた月次レポートの発行など、細やかなサポートで顧客の真の達成率向上を目指します。

ネクストリードは、2021年より NR Automate Security を通してエフ・シー・シーのセキュリティ環境整備に並走型の支援を行ってきました。ゼロトラストを視野に「免疫的」にセキュリティを向上させ、脆弱性をひとつひとつ着実に潰していく営みはクエスト(探求)に例えられ、当サービス名の由来となりました。サイバーセキュリティ施策に関する支援のみならず、新規事業の戦略策定におけるコンサルティングやマーケティング支援にも携わってきました。

両社の強みを活かした SecureQUEST の発足と、自動車業界への着実な浸透、当サービスの掲げる「IT 技術の提供を通じて、サプライチェーン全体が事業に集中するための安全性を確保し、ひいては業界全体の安定と発展を図る」というミッションの達成に、コミットいたします。

NR Automate Security の採用


SecureQUEST のアーキテクチャには、ネクストリード独自のセキュリティソリューション「NR Automate Security」が採用されています。多くの自動車業界サプライヤーも利用しているパブリッククラウド 、Microsoft 365 と Microsoft Azure をプラットフォームとし、グローバルでログ分析とアラート監視を行いながらお客様の状況・環境に合わせた盤石なセキュリティ基盤を構築します。ネクストリードでは、「認証セキュリティ強化」「デバイスセキュリティ強化」などを含むゼロトラスト実現を段階的に目指すロードマップを提唱しており、ログ分析とアラート監視をその第一歩に位置付けています。「攻撃面積を最小化する」という中長期的なビジョンを持って脅威検出のスペシャリストが構成アドバイザリーを提供しています。ネクストリードが提供する「クラウド秘密基地(TM)」をセキュアに保つ上でも重要な構成要素のひとつです。

SecureQUEST の特徴


SecureQUEST の主な特徴は下記の通りです。

1) SOC の導入後もアカウント認証強化、デバイス認証強化を始めとする段階的かつ継続的なセキュリティ強化を図ります。
2) EDR ログだけでなく認証ログを対象とした分析とアラート監視を実施します。
3) Microsoft Teams を活用しグローバルで統一した情報伝達手段とオペレーションを提供します。
4) ネクストリードのクラウドセキュリティに関する知見と、エフ・シー・シーの自動車業界サプライヤーとしての知見を活かし、お客様の課題に伴走します。
5) 海外拠点にも国内同様に対応し、グローバルで包括した分かりやすい月次レポートを提供します。

                      サービスのご提供範囲
[画像2: https://prtimes.jp/i/68948/6/resize/d68948-6-fbc6b34b1b5788f55387-1.png ]


販売目標


エフ・シー・シーの売上目標である 3億6千万円(2028年度までの 5年間)に加えて、売上向上のための以下活動を実施し、1億4千万円の追加売上に貢献いたします。エフ・シー・シーとネクストリード合わせ 5億円の売上創出を目指します。
・9,000億円を超える日本のセキュリティ市場を背景に、エフ・シー・シーがメインターゲットとする自動車産業以外の製造業を主体とするマーケット拡大への協力
・これまでに蓄積したデジタル推進のコンサルティング・サービス提供ノウハウを活用し、多様化する顧客ニーズの理解・分析の精度を高めた付加価値の提供
・グローバルレベルでの統合クラウドセキュリティ提供など、高度な IT ニーズを持つ顧客への技術支援の提供

SecureQUEST の提供価格


・Basic プラン(アカウント認証のセキュリティ対策、監視を強化したいお客様)
 監視サービス:50,000円(税込 55,000円)/月 ※100ユーザーまでの場合
 伴走サポート:150,000円(税込 165,000円)/月

・Standard プラン(Basic プランの機能に加えてエンドポイントを監視したいお客様)
 監視サービス:74,000円(税込 81,400円)/月 ※100ユーザーまでの場合
 伴走サポート:150,000円(税込 165,000円)/月

・Premium プラン(ネットワーク機器まで監視したいお客様)
 監視サービス:個別見積もり
 伴走サポート:個別見積もり

関連リンク


SecureQUEST https://securequest.world/
ネクストリード株式会社 https://nextread.co.jp/
株式会社エフ・シー・シー https://www.fcc-net.co.jp/

商標について


記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
(以上)

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