エクセルソフトは、HPC/AI アプリケーションの最適化および高速化、マルチアーキテクチャー・プログラミングを支援するインテル・ソフトウェア開発ツールの最新バージョン 2024 を販売開始

2023年11月20日(月)10時46分 PR TIMES

エクセルソフト株式会社 (東京都港区) は、インテル コーポレーションが提供する、アプリケーションのパフォーマンス向上のためのソフトウェア開発ツールスイート「インテル(R) oneAPI ベース・ツールキット」の最新バージョン 2024 について、その有償サポート製品の日本国内での販売を2023年11月20日より開始しました。

エクセルソフト株式会社 (東京都港区) は、イ‍ン‍テ‍ル コーポレーションが提供する、アプリケーションのパフォーマンス向上のためのソフトウェア開発ツールスイート「イ‍ン‍テ‍ル(R) oneAPI ベース・ツールキット」の最新バージョン 2024 について、その有償サポート製品の日本国内での販売を2023年11月20日より開始しました。


■ 製品カテゴリー:
ソフトウェア開発ツール

■ 製品名:
イ‍ン‍テ‍ル(R) oneAPI ベース・ツールキット
イ‍ン‍テ‍ル(R) oneAPI ベース & HPC ツールキット
イ‍ン‍テ‍ル(R) oneAPI ベース & レンダリング・ツールキット

■ 製品概要:
現在のデータセントリックなワークロードを効率良く処理させるためには、GPU や FPGA など演算アクセラレーターを用いることが一般的になっています。
イ‍ン‍テ‍ル・ソフトウェア開発ツールは、Unified Acceleration (UXL) Foundation が管理する、アクセラレーター向け統合プログラミング・モデルのオープン仕様「oneAPI」に基づいて、インテルが提供する現在と将来の CPU、GPU、FPGA のそれぞれに最大限のパフォーマンスを発揮させるための包括的なプログラミング手段を提供します。C++ 言語と SYCL* および対応ライブラリーによって新しいコードを直接プログラミングできるのみならず、Fortran、C/C++、OpenMP*、MPI、Python* といった既存の標準的な手段やツールによるコードを引き続き利用して、Windows* および Linux* の各 OS 向けに高性能なアプリケーションを開発できます。


「インテル(R) oneAPI ベース・ツールキット」には、oneAPI に基づいて、単一のコードで複数種類のアクセラレーターに対応できる SYCL* と C++ のコンパイラー、oneAPI ライブラリー、CUDA* から SYCL* へのコード移行ツール、およびインテルのアーキテクチャーにおける性能解析ツールなどが含まれます。これに加えて、インテルの GPU を利用可能とした、ハイパフォーマンス・コンピューティングにおける Fortran コンパイラーと MPI ライブラリーを提供するインテル(R) HPC ツールキット、レンダリングとビジュアル・コンピューティング向けのライブラリーとツールを提供するインテル(R) レンダリング・ツールキットが用意されています。

■ バージョン 2024 の主な新機能:
・ 最新および複数のアーキテクチャーの利用をサポート
まもなく正式に発表される、第 5 世代インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサー (開発コード名 Emerald Rapids) およびインテル(R) Core(TM) Ultra プロセッサー (開発コード名 Meteor Lake) を含む、最新のインテルによる CPU、GPU、FPGA をサポートします。加えて Codeplay 社が提供する oneAPI プラグインにより、SYCL* によるコードと oneAPI ライブラリーに NVIDIA* GPU および AMD* GPU のサポートを追加できます。


またインテル(R) デベロッパー・クラウドにて、インテル(R) データセンター GPU マックス・シリーズ (開発コード名 Ponte Vecchio) を搭載した第 4 世代インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサー (開発コード名 Sapphire Rapids) ベースのシステムを含む、最大級のパフォーマンスを発揮するインテルのハードウェアを直接利用できるクラウドサービスが開始されました。開発者はより少ないコストと短い期間で、高性能なハードウェアを活用するアプリケーションの開発、ビルド、検証、最適化に取り組めます。


・ マルチアーキテクチャー対応コンパイラーとパフォーマンス・ライブラリー
「インテル(R) oneAPI DPC++/C++ コンパイラー」に、より多くの SYCL* 2020 仕様による機能の実装、OpenMP* 5.0 / 5.1 標準への準拠と、生産性を向上させる改良が行われました。さまざまなアプリケーションで GPU へのオフロードおよび CPU 向けのパフォーマンス向上に役立ちます。


「インテル(R) oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル(R) oneMKL)」に、HPC シミュレーション、統計的サンプリングなどで用いられる乱数生成器 (RNG) について、複数ベンダーの CPU と GPU 向けに、ベクトル数値最適化が統合されました。


・ 性能解析ツール
「インテル(R) Advisor」は、第 4 世代インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサーにおけるインテル(R) AVX-512 の FP16 および BF16 拡張と、インテル(R) アドバンスド・マトリクス・エクステンション (インテル(R) AMX) を各解析でサポートしました。また GPU およびマルチタイル・アーキテクチャー向けに、メモリー帯域幅の影響、命令ミックス、キャッシュライン利用といったアプリケーション・パフォーマンス特性を取得できるようになりました。


「インテル(R) VTune(TM) プロファイラー」では、インテル(R) Xe リンクによる各ノードでの GPU 間のデータ転送量と帯域幅、および性能劣化の可能性がある統合共有メモリー (USM) の暗黙的なデータ移動が、分析可能な情報に加わりました。

・ Python* によるプログラミング
oneAPI 標準に基づくツールを利用した Python* 向けデータ並列拡張により、CPU と GPU 向けアクセラレーションを、ベンダー固有の API に依存しない形で開発できるようになりました。Python* の数値計算で最もよく利用されるライブラリーの 1 つ、NumPy* の API サブセットをそのまま置換できる NumPy* 向けデータ並列拡張 (dpnp) により、CPU と GPU の双方でパフォーマンスを向上できます。また Numba 向けデータ並列拡張 (numba-dpex) により、Python* 向けの JIT コンパイラー・モジュール Numba を用いて CPU と GPU で同様にプログラミングを行えます。


・ ハイパフォーマンス・コンピューティング (HPC)
「インテル(R) Fortran コンパイラー」は、Fortran 2023 標準の初期サポートに加えて、LLVM のサニタイザーに対応し、プログラム中のメモリーの未初期化や解放もれ、スレッド間のデータ競合とデッドロックといった、CPU 上でのさまざまな望ましくない動作を検出できるようになりました。


「インテル(R) MPI ライブラリー」は、C/C++ に加えて Fortran コードからも巨大なデータセットを扱えるようになり、GPU 間の大きな MPI メッセージ転送を簡素化できます。また PMIx 標準に基づくソフトウェア管理スタックを用いるクラスターシステムに対応できるようになりました。


(ハイパフォーマンス・コンピューティング向け機能については、インテル(R) oneAPI ベース & HPC ツールキットによりサポートが提供されます)


・ レンダリングとビジュアル・コンピューティング
インテル(R) レンダリング・ツールキットの各ライブラリーは、CPU 向けのハイパフォーマンスでスケーラブルな実装に加えて、インテル(R) Arc(TM) グラフィックスや、インテル(R) データセンター GPU フレックス・シリーズ、インテル(R) データセンター GPU マックス・シリーズといった、インテル(R) Xe アーキテクチャーに基づく GPU を利用するアクセラレーションもサポートするようになりました。


(レンダリングとビジュアル・コンピューティング向け機能については、インテル(R) oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットによりサポートが提供されます)

■ 製品構成:
インテル・ソフトウェア開発ツールの有償サポート製品は、ツールキットの想定用途ごとに、ご利用におけるサポートを必要とする開発者 (ツールキットの利用者) の人数に応じた価格にて販売しています。有償サポート製品を購入し、ユーザー登録を行うことで、最新および過去バージョンのソフトウェアのダウンロード、日本語化されたドキュメントなどの追加コンテンツへのアクセス、およびテクニカルサポートへの日本語でのお問い合わせを含む、サポートサービスを 1 年または一定の期間、ご利用になれます。

■ 価格:
[表: https://prtimes.jp/data/corp/68065/table/117_1_b5476da6a1f942491bb2c8ac27bdff00.jpg ]


※上記は、特定のユーザー 1 名が最初の 1 年間サポートを利用する場合の価格です。より多くの方がサポートを利用する場合など、各条件での価格は弊社ウェブページより参照いただけます。
https://www.xlsoft.com/jp/products/intel/purchase/prices.html#contents

製品の詳細、お見積りについては、弊社ウェブページよりお問い合わせください。
https://www.xlsoft.com/jp/products/intel/index.html

■ リリースセミナー
最新バージョン 2024 の公開を記念して、2023年12月21日 (木) に、最新情報をお届けするリリースセミナーを開催します。詳細は、弊社ウェブページよりご確認ください。
https://www.xlsoft.com//jp/products/intel/tech/seminar/oneapi.html

■ エクセルソフト株式会社について:
エクセルソフト株式会社 (東京都港区 代表取締役 神田聡 TEL 03-5440-7875)は、グローバル ソフトウェア ディストリビューターとして、ソフトウェア開発ツールを中心に世界中の優れたソフトウェアを日本、アジアを含むグローバルに販売しています。
コンパイラー、テスト自動化、Office ファイル互換 API ライブラリー、PDF 帳票、API プラットフォーム、デバイス ドライバー開発、アプリケーション開発コンポーネント、e ラーニング コンテンツ作成、プロジェクト管理プラットフォーム、AI/機械学習プラットフォーム、ヘルプ作成、セキュリティ ソフトウェア、ネットワーク監視、DevOps、クラウド サービスなど、IT 環境を支える時代のニーズに応じたソフトウェア製品とサービスを
提供しています。ソフトウェアの日本語および他言語へのローカライズ業務も承っています。

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