「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」の駅弁に対する思いと新たな挑戦

2023年11月21日(火)16時45分 PR TIMES STORY

 エキナカの飲食店の運営を行っているJR東日本クロスステーション フーズカンパニーは、ファーストフード店舗から、和食・洋食などの専門店舗、社員食堂など、さまざまな特色のある飲食店の運営や、日本が世界に誇れる食文化「駅弁」や日常食として馴染み深い「おにぎり」など、日本の生活に寄り添う食に関するさまざまな業態を展開。 また、製販一体の中核を担う食品製造は3つの製造工場で構成されています。

 このストーリーでは、日本一の駅弁屋を目指して日本各地の駅弁を取り揃え販売する「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」(以下駅弁屋 祭)の駅弁に対する想いや新たな挑戦についてお伝えします。

■「駅弁屋 祭」とは■

 「駅弁屋 祭」は、「毎日が駅弁まつり」をコンセプトに2012年8月9日に開業しました。この店舗の前身である「駅弁屋 旨囲門」では東日本エリアを中心に毎日約70種類の駅弁を販売していましたが、「駅弁屋 祭」ではその種類は倍増し、約150種類となりました。これだけの種類の販売は、百貨店の駅弁催事以外にはなく、また、1日の販売数をみても、平均で1万食、繁忙期では2万食になることもあり、常設の駅弁店として日本最大級の販売店となりました。

 2016年11月9日に東京駅の改良工事に伴い、構内1階中央通路南側の現在の位置に移設し「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」としてリニューアルオープンしました。

誰もが気軽に立ち寄れ、楽しめる「駅弁屋 祭」。「祭に行けば何かある!」店を訪れたお客さまが、駅弁選びに迷うほどの種類の豊富さと定期的に開催されるイベントを通じ、「毎日が駅弁まつり」を体感していただけます。

■駅弁屋としての役割■

 列車の高速化により車内で過ごす時間が短くなったことや、エキナカの発展により駅弁を製造・販売する業者は年々減少傾向にあります。

「駅弁屋 祭」は、「日本の食文化」を絶やさないために食文化の継承者として日本各地の駅弁を集め日々お客さまに駅弁をお届けしています。日本のセントラルステーションである東京駅で各地の駅弁を集め販売することで地方の駅弁屋を元気にしたい…駅弁を食べてその土地に想いを馳せてもらいたい…そんな想いが「駅弁屋 祭」には込められています。

東京弁当 

1,850円(税込み)

東京の老舗 8店の味を詰め合わせたお弁当です。

 

 

銀だら幕之内 

1,450円(税込み)

柚子がやさしく香るこだわりの味噌を使った銀だら柚香みそ焼をはじめ、大増自慢の江戸うま煮や柚子胡椒香る揚げ鶏を詰め合わせました

   

伝承鯵の押寿し

1,450円(税込み)

中鯵の半身を伝統のあわせ酢でしめ、切り身にして押寿しにしました。


■コロナ禍で見えた駅弁の新たな一面

 「駅弁」といえば旅。しかし、新型感染症コロナウイルスの流行により旅行や遠方への出張などが自粛となり「駅弁屋 祭」をご利用になるお客さまも激減。150種類あった駅弁の種類も半分に減らさざるを得なくなりました。

 そこで、旅に行けないなら駅弁を「家で楽しんでもらおう」と牛肉弁当、深川めし、チキン弁当の3種類の駅弁をセットにし通常よりお手頃価格で購入できる「お家で駅弁セット」や、東京で販売している各駅弁のおかずのいいところを詰め込んだ「よくばりおつまみセット 花/月」(現在は販売終了)を販売しました。

          現在は終了

 新しい取り組みとして、ECサイトで「深川めし」「チキン弁当」「とりめし」を詰め合わせた冷凍の「駅弁アソート」の販売を開始。日持ちのする冷凍駅弁は、移動が制限される中で会いに行けない方へのプレゼントとして活用されました。

 また、コロナ禍で物流ルートがなくなってしまった弁当会社などもあり、コロナ前から導入していたJR東日本グループで実施している列車による荷物輸送サービス「はこビュン」を使用した駅弁の納品を増やしました。従来、駅弁は製造会社の自社便や空輸、物流会社のトラック便や宅配便を使用し輸送をしていましたが、「はこビュン」を使用することで当日の朝に製造した駅弁や消費期限が短い駅弁の取り扱いが可能となり、販売時間が伸びることでチャンスロスや廃棄削減へと繋がりました。また物流ルートを確保することで取引が難しかった駅弁が取引できるようになり、地方に行かないと購入することができなかった駅弁がより身近な存在となりました。

 「駅弁屋 祭」の海野店長は、「東京にいながら日本各地の有名な駅弁が買えて楽しめるのが『駅弁屋 祭』の魅力。その地域の特色や名物が手軽に買える。昔からの定番駅弁も多いので伝統として定番駅弁は販売を継続しつつ、次世代に向けた駅弁を開発しないと、いずれ駅弁は古いものになってしまう。」と語ります。

伝統を守りつつ、次の世代に向けて進化を続けることが「駅弁屋 祭」の使命であり、すでに次のステージへの挑戦が始まっています。

           海野店長

■新たな挑戦。NEXTステージ

 2023年4月1日に旧(株)日本ばし大増と旧(株)大船軒がJR東日本クロスステーションと統合し、伝統ある2つのブランドをフーズカンパニーの弁当事業部が守り、継承・発展させていくこととなりました。

 11月10日からは、統合後初めてとなる新作駅弁を発売。この新作駅弁は、今年「駅弁マーク制定35周年」という節目の年を迎えることを記念したものです。駅弁マークは、JR駅構内での駅弁製造・販売に関わる企業を中心に構成されている“日本鉄道構内営業中央会”によって1988年に商品の安心・信頼をPRするものとして制定されました。会員が製造・販売する「駅弁」にのみ使用されています。

フーズカンパニーはこの会の会員として、先頭を走り駅弁の伝統を守り、発展を担うためにも、この節目をきっかけに大増と大船軒を融合した駅弁を開発しました。

「駅弁マーク」制定35周年記念名物いいとこどり弁当

1,450円(税込み)

日本ばし大増の伝統の味「江戸うま煮」と東京名物「深川めし」、大船軒の看板商品の「鯵の押寿し」とやまゆり牛しぐれ煮、鎌倉ハムとキャベツ炒めを詰め合わせました。

 また来年には、より駅弁の価値を広めるための新たな看板となる目玉商品の開発を予定しています。こだわりの食材を詰め合わせ「日本の食文化」を守りながら、新たな商品の製造を目指します。ご期待ください!

「株式会社 JR 東日本クロスステーション」について

社名:株式会社 JR 東日本クロスステーション 

本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷 5−33−8

   サウスゲート新宿ビル 6 階

設立:2021 年(令和 3 年) 4 月 1 日

代表取締役社長:西野 史尚

URL:https://www.jr-cross.co.jp/

事業内容:

「NewDays」などのコンビニエンス事業や専門店事業などを展開するリテールカンパニー、「いろり庵きらく」「いろり庵きらくそば」「ベックスコーヒーショップ」や「駅弁屋」などの飲食・食品製造事業を中心に展開するフーズカンパニー、「From AQUA」などの飲料商品開発や自動販売機事業を行うウォータービジネスカンパニー、「エキュート」や「グランスタ」などのエキナカ商業施設を展開するデベロップメントカンパニーの4つのカンパニーで構成されています。


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