代表取締役の異動(社長交代)及び重要な兼職の変更に関するお知らせ

2023年11月28日(火)20時16分 PR TIMES

アステナホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩城 慶太郎、証券コード:8095、以下、当社)は、2023年11月27日開催の取締役会において、下記のとおり代表取締役の異動の内定及び役員の重要な兼職の変更について決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、代表取締役の異動については、2024年2月28日開催予定の当社第84回定時株主総会における取締役選任を条件として、同株主総会後の取締役会において正式に決定される予定です。

1. 代表取締役の異動(異動予定日:2024年2月28日)
(1)異動の理由
 ■今般、ファインケミカル事業に属する事業子会社スペラファーマ株式会社が医薬事業に属する岩城製薬佐倉工場株式会社の株式を取得し、100%子会社とする事業再編を予定しております。これに伴いまして、岩城製薬佐倉工場株式会社は医薬事業からファインケミカル事業へ、セグメント変更が行われます。岩城製薬佐倉工場株式会社は従前より塗り薬などの外皮用製剤を主として製造しておりましたが、本年3月に国際基準に適合した高活性注射剤棟が竣工し、さらに固形剤の製造能力拡大に向けた設備投資を行うなど、来年度より様々な剤型に対応するCMO(Contract Manufacturing Organization -製造受託会社)としての事業拡大を企図します。CMO事業は、スペラファーマ株式会社が手掛けるCMC(Chemical, Manufacturing and Control)受託事業と併せることで、CDMO(Contract Development and Manufacturing Organization -開発製造受託会社)としての、より大きな成長機会を得ることが期待され、既に両社は緊密な連携を取りながら事業を行っています。
当社は2020年にスペラファーマ株式会社と岩城製薬佐倉工場株式会社をグループに迎え、3年間に亘り両社への投資を行うと共に事業基盤の強化を行ってまいりました。これらの事業活動は、当グループの成長に大きく資するものであると確信する一方、特に高活性注射剤の操業が始まる来年度(2024年11月期)は両社のより大きな事業シナジー創出に向けた大変重要な年度になると認識しております。ついては、現代表取締役社長が、持株会社であるアステナホールディングス株式会社と、事業会社であるスペラファーマ株式会社および岩城製薬佐倉工場株式会社の代表取締役を兼務している状況を解消することで、いわゆる経営と執行の分離を行い、また両社を取得する段階からその後の投資判断に至るまで主体的に関与した現代表取締役が自ら当該事業をけん引することで、ファインケミカル事業の全体の事業成長を加速させる考えです。

 ■一方、持株会社であるアステナホールディングス株式会社の経営については、コーポレート部門が機能を十分に果たすことで、間接部門などの業務効率と経営品質を確保し、会社法や薬機法などの関連法令を高い水準で満たすガバナンスを実現し、グループの事業ポートフォリオの最適化を常に果たしていくことが肝要であると認識しており、取締役会では今後ともそれらの実現に向けた十分な検討と議論を行ってまいります。現代表取締役は2017年の代表取締役就任以降、持株会社制への移行、50%超の独立役員数の確保、取締役報酬への成果連動型株式報酬制の導入など、取締役会の実効性を高め、あるべきコーポレートガバナンスを実現するための取り組みを行って参りました。そのような中で、最後まで当社に残った課題は「最高経営責任者(CEO)等の後継者計画(プランニング)の策定」でした。さらに当社は1914年の創業以来現在まで四代に亘り創業家出身者による経営を行っており、創業家出身者以外による経営の経験がない状態は、コーポレートガバナンス上の不備を生じさせるリスクがあるばかりか、不測の事態に対応しにくくなる可能性を内包しており、経営・組織上の重要なリスクであると認識しております。そこで、今般の人事に於いて、創業家出身ではない代表取締役社長のもと、特定の人物へ依存する経営を脱却し、全社員の自主性及び成長の促進ひいては企業集団としての高レベル化を推進、そしてさらなる発展をさせるため、最高経営責任者を交代することといたしました。
なお、新しく代表取締役社長に就任する予定の瀬戸口智は、当時イワキ株式会社(現アステナホールディングス株式会社)に入社以来、営業部門や管理部門等幅広い分野に携わってまいりました。さらに、前期までHBC・食品事業の責任者(イワキ株式会社代表取締役)として、事業の買収、一般用医薬品卸売事業からの撤退等構造改革を推し進め、黒字化を達成するなど、経営の手腕も発揮しております。その豊富な経験と実績に基づき、ホールディングスにおいても力強いリーダーシップを発揮するものと確信しております。

(2)異動の内容
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(3)新任代表取締役社長の略歴
[画像2: https://prtimes.jp/i/85143/210/resize/d85143-210-d1934d3da7d2cd1cf712-4.png ]

(注)所有株式数は2023年5月31日現在であります。

(4)取締役の委嘱業務の変更(2023年12月1日付)
[画像3: https://prtimes.jp/i/85143/210/resize/d85143-210-53bfc0be4821b45954f1-3.png ]



■【アステナホールディングス株式会社 会社概要】
[画像4: https://prtimes.jp/i/85143/210/resize/d85143-210-675a21c4db74454e9849-4.png ]

会 社 名 :アステナホールディングス株式会社
所 在 地 :東京都中央区日本橋本町四丁目8番2号
代 表 者 :代表取締役社長 岩城 慶太郎
設 立:1941年(昭和16年)9月20日
U R L:https://www.astena-hd.com/
事業内容:グループ会社の経営管理等

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