【ひとり親家庭を支援】ふるさと納税を通じて、困窮するひとり親家庭の子どもたちを支援する取り組みがスタート

2023年12月7日(木)18時46分 PR TIMES

3つの方法で、ふるさと納税のメリットを受けながら、日本国内で困窮するひとり親家庭のためのフードバンク事業「グッドごはん」を支援することができます。

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)は、ひとり親家庭のためのフードバンク「グッドごはん」を運営しています。現在、国内のひとり親世帯の5割近くが相対的貧困状態にあり、衣食住・教育等において標準的な生活を送れないほど低い所得で暮らしています。GNJPは、困窮するひとり親家庭に食品を無償配付することで、子どもたちが十分な食事をとり、健やかに成長していける社会を目指しています。

このたび、ふるさと納税を通じて、困窮するひとり親家庭の子どもたちを支援できる取り組みが始まりました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/5375/77/resize/d5375-77-be84aec9036d9234e0dc-0.jpg ]

●グッドネーバーズ・ジャパンが取り組む子どもの貧困問題
「子供たちは給食と夜ごはんのみ。親の私は1日1食、食べない日もあります」
「給食のない長期休みは子どもの体重が減ってしまい、とても不安になります」
「野菜や果物やお魚などを食べさせたいのですが、高いので買えません」
今、日本の子どもの9人に1人は相対的貧困と言われ、衣食住・教育等において標準的な生活を送れないほど低い所得で暮らしています。とりわけ、ひとり親家庭はおよそ半数が相対的貧困状態と深刻な状況にあります。(※1)
グッドネーバーズ・ジャパンが、グッドごはんを利用するひとり親家庭を対象に実施したアンケート調査では、半数以上の親が自分自身の食事回数は「1日2食以下」と答え、自分の食事を削って子どもの食生活を必死で守る親の姿が浮き彫りになりました。しかし、それでも食費を賄えず、子どもの食事すら制限されるケースも少なくありません。特に学校給食のない休日は、全体の4割近くが子ども自身の食事が1日2回以下と答えました。 (※2)
[画像2: https://prtimes.jp/i/5375/77/resize/d5375-77-67b124d3ddfb064f694c-2.png ]

食事を満足にとれない生活は、子どもの健康はもちろん、社会生活そのものや将来にも影を落とします。まずは全ての子どもたちが食に困ることなく暮らせる環境をつくる必要があると私たちは考え、とりわけ厳しい状況に置かれているひとり親家庭を対象に、フードバンク事業”グッドごはん”を実施しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/5375/77/resize/d5375-77-f7760edb8edbde669d06-3.jpg ]


●ふるさと納税で寄付をするメリット
ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄付を行い、その寄付金額を一定の範囲内で所得税や住民税から控除できる制度です。この制度を利用することで、自分が納める税金の使い道を自分の意志で決めることができます。

●ふるさと納税を通じて「グッドごはん」を支援する3つの方法
私たちはふるさと納税のご支援を活かし、より多くの子どもたちを救うために、食品配付内容の質向上、活動地域・規模の拡大、こころを支える活動を行います。
次の3つの方法で、ふるさと納税を通じたご支援ができます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/5375/77/resize/d5375-77-b50e898b617992c56dbc-4.jpg ]

「返礼品のお米を、ひとり親家庭に届ける G-Callふるさと納税」
自治体:福井県越前町、山形県三川町 (2023年12月現在)
返礼品:ひとり親家庭に配付されます
期間:常時
申込サイト:https://www.g-call.com/furusato/pc/list.php?cat_no=22&id=1100



「お金がなく、主食のお米さえも買えません」
これほど食費を切り詰めていた家庭が、グッドごはん利用者の中には少なくありません。
グッドごはんの食品配付では、希望するご家庭全てに毎月お米を配付できるよう努めていますが、利用者の増加により十分に調達することが難しくなっています。
そのような中、G-Callふるさと納税 WEBサイトを運営する株式会社ジーエーピー様が「食べきれないほどの返礼品を受け取る人がいる一方で、経済的に苦しんでいる人がいる。返礼品で食料品を受け取るのであれば、食料を必要としているところに渡したい。」というお客様の声をきっかけに、G-Callふるさと納税 WEBサイト【子ども支援企画】を立ち上げてくださいました。
この新しい仕組みで、より多くのご家庭にお米を届けることが可能になります。
→G-Callふるさと納税で応援する https://www.g-call.com/furusato/pc/list.php?cat_no=22&id=1100

「困窮し、孤立するひとり親家庭を支える ふるさと納税型クラウドファンディング」
自治体:東京都渋谷区
返礼品:有無・品選択可(クッキー、お食事券、ご宿泊券など)
期間:2023年11月〜12月
申込サイト:https://furusato-shibuya.jp/cf/detail.php?unid=f2d24ba6f7017e8e1ec6044368507c3c



ひとり親家庭が抱える困難は、家計や食事だけではありません。
グッドごはん利用者を対象に当団体が過去に実施したアンケート調査では、子育てや生活で困った時に他者へ助けを求めることに「抵抗がある」「どうやって助けを求めれば良いのかわからない」「時間や気持ちに余裕がなくて助けを求められない」と回答した人が7割に及びました。(※3)
ひとり親家庭の貧困は外からは見えづらく、当事者が日々孤立感を深めていくことが懸念されます。このことから、私たちは今後、食品配付に加えて、より直接的に利用者のこころに寄り添う活動にも取り組みます。
具体的には、東京都渋谷区に設けている事務所を拠点に、次の活動にも注力してまいります。
・グッドごはん利用者相談窓口事業
・利用者交流会
・利用者参加イベント
→渋谷区へのふるさと納税で応援する https://furusato-shibuya.jp/cf/detail.php?unid=f2d24ba6f7017e8e1ec6044368507c3c


「九州での食品配付事業を応援」
自治体:佐賀県
返礼品:なし
期間:常時
申込サイト:https://www.furusato-tax.jp/city/usage/41001/331



グッドごはんの活動はこれまで、首都圏と近畿圏で展開されてきましたが、ひとり親家庭の貧困は多くの地域で課題となっています。中でも九州の子どもの貧困率は鹿児島県の20.6%、福岡県の19.9%を筆頭に国全体よりも高いという調査結果があります(※4)。その背景の一つには、ひとり親世帯率の高さが挙げられ、九州のひとり親世帯率は1.76%と、日本全体の1.30%を上回っています(※5)。一方で、食品支援は足りていないという現状があります。
そこでグッドネーバーズ・ジャパンは本年、九州に新しく倉庫を開設して「グッドごはん」によるひとり親家庭への食品配付を開始することにしました。佐賀県・福岡県を皮切りに、九州での支援事業を展開してまいります。
また子どもや社会的弱者が影響を受けやすい自然災害時の支援事業にも取り組みます。
→佐賀県へのふるさと納税で応援する https://www.furusato-tax.jp/city/usage/41001/331

ふるさと納税で、支援を必要としている多くの子どもたちが救われます。どうか、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
[画像5: https://prtimes.jp/i/5375/77/resize/d5375-77-90c95e5040fb3a8f861e-6.jpg ]

※1 厚生労働省 2022年国民生活基礎調査
※2 グッドネーバーズ・ジャパン「ひとり親家庭の食生活と労働時間アンケート」より(実施日:2023年1月1日〜10日 有効回答数:2087名)
※3 グッドネーバーズ・ジャパンによるグッドごはん利用者へのアンケートより(実施日:2022年4月13日〜5月15日  有効回答数:594名)
※4 毎日新聞ウェブ「子育て貧困世帯 20年で倍 39都道府県で10%以上」(2016/2/18, mainichi.jp/articles/20160218/k00/00m/040/108000c#)
※5 2020年国勢調査から、一般世帯総数に対するひとり親世帯数(他の世帯員がいないもの)の割合をグッドネーバーズ・ジャパンにて算出

団体について
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンは、国際組織グッドネーバーズ・インターナショナルの一員として、2004 年に開設されました。「子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会」を目指し、国内外の子ども支援を行っています。公益性の高い団体である「認定NPO 法人」として東京都から認可を受けています。
https://www.gnjp.org/

ひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」とは
「グッドごはん」とは、ひとり親家庭等医療費受給者証をもつ、所得が限度額未満のひとり親家庭を対象に、食品を無料で配付する事業です。
企業や個人の寄付によって集まった、お米や調味料、レトルト食品、お菓子など、約10,000円相当のカゴいっぱいの食品を毎月ひとり親家庭に配付しています。
https://www.gnjp.org/work/domestic/gohan/
※通常、配付拠点に直接取りに来られる方を対象に食品を配付しています。2023年11月時点で、首都圏、近畿圏および九州において約50か所に配付拠点を設けています。
※生活保護受給中の方は対象外です

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