パンテック、プラスチックリサイクルの促進・高度化に向けた共創型施設「サーキュラーデザインセンター」を滋賀県栗東市に12月開所

2023年12月8日(金)10時46分 PR TIMES

プラスチックリサイクルの情報をつなぐデータベースの構築を目指す

プラスチックリサイクルのトータルプロデュース事業を展開する株式会社パンテック(本社:滋賀県大津市、代表取締役:黒木 正明、以下「パンテック」)は、2023年12月8日(金)に滋賀県栗東市に廃棄プラスチックの情報データベースのデータを活用したプラスチックの循環利用ソリューションの生成と提供を目的とする共創型施設「サーキュラーデザインセンター」(以下「CDC」)を開所いたしました。CDCではあらゆる廃棄プラスチックの排出量・由来・性質・品質等の物性や流通データを収集・解析し、実際に機能するサプライチェーンを構築することで、日本のプラスチックリサイクルの促進・高度化を加速させます。

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CDCは本社、東京支店(東京都中央区)、九州支店 (福岡県福岡市博多区)に続くパンテックの国内4番目の拠点として、ステークホルダーとの共創を通じてプラスチックリサイクルの促進および高度化を目指して開所をした施設です。

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プラスチックリサイクルは、製品の製造・流通・販売を担う「動脈産業」と廃棄物の回収・再生原料化を担う「静脈産業」が適切に結び付き、サプライチェーン・ループを形成することで実現します。ループの形成には多くの企業が関わりますが、必要な情報やデータが収集・伝達できないことで、リサイクルが阻害されることが少なくありません。
そうした中、近年、欧米を中心に再生プラスチック原料の使用を促す法規制の整備が進んでいます。欧米市場に参入している日本のグローバル企業も欧米のこうした法規制に準拠することが求められており、今後、日本の各メーカーでも再生プラスチック原料の需要が高まるとともに、品質基準が厳格化していくことが予想されます。

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CDCは再生プラスチック原料の物性を測定するための各種機器を導入し、創業以来、蓄積してきたプラスチックの排出事業者やプラスチックリサイクル事業者、再生プラスチック原料を使用する国内外のメーカーなどの情報を統合することで、分断されていたプラスチックリサイクルの情報をつなぐデータベースの構築を目指します。

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また、パンテックではこのデータベースを活用し、ステークホルダーとの共創をより一層促すことで、サプライチェーンの分断状況を克服し、透明性の高いトレーサビリティが担保され、持続的に運用可能なプラスチックのリサイクルフローを効率的に生み出すことに貢献します。これにより、産業廃棄物として処理されていた素材のマテリアルリサイクル化の促進による日本のプラスチックリサイクル率の向上並びに最終製品の必要物性に合わせた高品質な再生プラスチック原料の開発・供給など、プラスチックのマテリアルリサイクルの高度化に取り組みます。加えてパンテックではCDC開所を機に大学や行政との産官学連携をより一層強化させ、持続可能な社会の実現に向けた共創事業を展開することを検討しています。

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施設概要
施設名称:サーキュラーデザインセンター
住  所:〒520-3025 滋賀県栗東市中沢2丁目4-5
アクセス:JR草津駅東口から車で5分


<パンテックについて>
パンテックは、プラスチック廃棄物を再生原料に変え、資源として循環させる「環プラ(R)︎」プロデュースカンパニーです。国内外のパートナー企業との共創により、プラスチック廃棄物のマテリアルリサイクルをはじめ、再生プラスチック原料(海洋プラスチック由来の再生プラスチック原料を含む)の供給、アップサイクルやクローズドループのスキーム構築、環境配慮型製品の供給など、プラスチックの資源循環「環プラ(R)︎」に関わる事業を幅広く展開しております。

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