「K-1 ReBIRTH2」大阪大会レポート:和島大海が王座陥落、中国・オウヤンが新王者に!ミドル級タイトルマッチは松倉が悲願の王座奪還

2023年12月10日(日)16時16分 PR TIMES

4大タイトルマッチほか、K-1王者 VS 海外強豪他団体との対抗戦など激動の18カード

K-1/Krush の運営及びジム運営する K-1 実行委員会は、12 月 9 日(土)エディオンアリーナ大阪にて「K-1 ReBIRTH2」を開催しました。(全試合レポート:https://www.k-1.co.jp/schedule/16606)

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6年連続6回目の開催となる本K-1大阪大会のメインイベントは、地元・大阪のK-1王者・和島大海が、中国の強豪オウヤン・フェンを迎え撃つ、K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級タイトルマッチの防衛戦。試合結果は、2R KO(2分13秒)でオウヤンが勝利し、新王者となりました。互いに打ち返す大攻防の1R終了後、2R目の後半でオウヤンのヒザ蹴り・右パンチが入り和島がダウン、そのままノックアウトになりました。

さらに、3階級のK-1タイトルマッチやK-1王者vs海外強豪ファイターの対戦も行われたほか、「シュートボクシング」「KNOCK OUT」「NARIAGARI」など他団体との対抗戦など、珠玉の18カードが行われました。

その他の注目試合結果は、第14試合 スーパーファイト/K-1クルーザー級は、今年7月にAKIRA Jrから判定勝利を収めた谷川聖哉と、今年9月の「K-130周年記念無差別級トーナメント」で全試合KO勝利し、初優勝した中国の刺客、リュウ・ツァーの試合で、リュウが1R KO(2分38秒)で一撃勝利。続く第15試合 スーパーファイト/-56kg契約は、2023年9月に玖村将史と3度目となる対戦で、延長判定のすえ王座防衛に成功した金子晃大と、攻撃的なスタイルが持ち味の中国のラン・シャンテン(K-1初参戦)の一戦にて判定3-0(30:27/30:27/30:28)で金子が勝利を収めました。第16試合のスーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級は、昨年9月のK-1スーパー・フェザー級王者に輝き1年3ヶ月ぶりの復活戦となるレオナ・ペタスと、フランス出身のWAKO世界-62kg級とIKBO世界-60kg級の二冠王、レミー・パラの試合で、判定0-2(29:29/29:30/29:30)でレミーが勝利した他、白熱した戦いが多く繰り広げられました。

タイトルマッチ試合結果は以下の通り。
第9試合、K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ KANA VS アントニア・プリフティ
判定0-3(29:30/29:30/29:30)でプリフティが勝利


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3度の王座防衛に成功してきた絶対王者のKANAは4度目の防衛ならず、MMAでも試合経験のある二刀流キックボクサーでギリシャの強豪プリフティが、K-1初参戦で強烈なキックをかまし新王者に輝きました。
プリフティのリングスピーチでは、「チャンピオンを夢見てきたので、今日、実現ができてよかった。今日は応援ありがとうございます。」と、ベルトを手にした喜びを話しました。


第10試合、K-1 WORLD GP バンタム級タイトルマッチ 黒田斗真VS石井一成
判定3-0(30:29/30:29/30:29)で黒田が勝利


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2人の対戦は昨年の初代K-1バンタム級王座決定トーナメント決勝以来となり、黒田が返り討ちできるか注目を集める一戦で、お互い強烈なストレートを効かせ、黒田は強烈な石井のパンチに耐えた末返り討ちにし初防衛に成功し、「今回のタイトルマッチをやるにあたって、石井選手とのオファーは過去1回断ったが、結果はこうなので、日本人に相手はいないでしょう。カルロスプロデューサー、海外のベルトに挑戦させてください。」と海外挑戦を宣言しました。

前半戦終了後、NARIAGARI CEO皇治がリングにゲスト登場!


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リングでは、「大阪のみなさんこんにちは。大阪K-1で二度戦いました。大阪K-1に感謝します。自分はここに出るまでに11年かかりました。不器用なりに頑張っている選手を応援できたらと思います。来年は選手としてMMAファイター、RIZINファイターとしてこのリング(K-1 大阪)で試合がしたいです。これからも、格闘技を盛り上げていきます。」と話しました。

その後、皇治は第11試合の-66kg契約の鈴木勇人(K-1)VS豊樹(NARIAGARI)の解説席に登場。試合結果は、鈴木が3R KO(44秒)勝利しました。鈴木は、強烈な左ミドルを武器とする、第7代Krushスーパー・ライト級王者で、豊樹の格上相手となります。
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1Rは、鈴木はサウスポー構えで左のミドルキックとハイキックで揺さぶりをかけ、豊樹は攻撃をなかなか出せないまま終了。2Rは、鈴木は左ミドルキック、ハイキックで攻撃。ペースをつかめない豊樹に、鈴木はローキック、ハイキックを蹴りまくる。豊樹はパンチを出すも、ヒットせず。さらに三日月蹴りを出すも、鈴木のミドルキックが襲い掛かかり、豊樹は右ボディを返して意地を見せました。3Rは、豊樹はミドル蹴りを受け続け、腕が上がらなくなった様子でダウン。そのままテンカウントが数えられ、鈴木のKO勝ちが決まりました。

試合終了後のインタビューで皇治に試合の感想を伺うと、「格上に対して頑張ったと思う。同じファイターとして、情けない試合結果だと思う。どれだけ打たれてもリングに立ち上がり続けるのがプロなので、この試合運びは鈴木選手に申し訳ない。豊樹にはプロとして成り上がって行ってほしいし、CEOとしてもサポートしていきたい。」と述べました。
皇治がリング上で語った次の対戦について、具体的な相手について伺うと、「K-1リングでMMAをやりましょうよ。こんなこと今までないじゃないですか。本物と言われる選手たちと話題になる試合をやることで、K-1も盛り上がっていくと思います。チャンピオンベルトがかっこいい訳ではなくて、誰がベルトを持っているかが大事なんですよ。喧嘩を売るなら、だれでもいいから俺のところに来いと言いたいですね。」と、試合相手は選ばないと語りました。
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最後に、皇治が注目するK-1ファイターについて伺うと、「金子晃大。あいつはやばいですね。一緒に練習をしてきて、自分のほうが重いのにスパーリングもやってきました。それが今はチャンピオン。もっとK-1が押し出していくべき選手だと思う。あいつには期待しています。あとは和島選手。ずば抜けたことをしないといけないんです。嫌われてでも、挑戦していかないといけない。それがプロの仕事だと思います。」と、今勢いのある選手の名を挙げました。
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第17試合のK-1 WORLD GPミドル級タイトルマッチ ハッサン・トイ VS 松倉 信太郎
大激戦の3Rで1-1のドロー判定ののち、延長1Rで判定1-2 (10:9/9:10/9:10)で松島 信太郎が勝利


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ハッサンは、6月K-1横浜武道館大会で約3年半ぶりのK-1参戦。ミドル級に階級を上げて初代王座決定トーナメントに出場し、ダニロ・ザノリニ、リー・ホイ、松倉信太郎を倒して初代王座に就きました。松倉は、6月の初代ミドル級王座決定トーナメント一回戦でヴィニシウス・ディオニツィオをKOし、準決勝で強豪ムスタファ・ハイダからダウンを奪って勝利。決勝ではハッサン・トイの左フックでKO負けを喫したものの、堂々の戦いぶりで準優勝を果たしています。両者は、今年9月に行われた同級トーナメント決勝で対戦し、ハッサンが1R42秒でKO勝ちを収めていました。
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今回1ラウンド、2ラウンドとローキックで攻め込む松倉に、勝負のかかった最終3ラウンドでは一進一退の打ち合いが展開。延長ラウンドでハッサンは前蹴りで距離をとるも、松倉はミドル、ローで前へ出て応戦。さらに右、左フック、加えてローキックでハッサンを押し込んだ松倉が延長戦の末、松倉が新王者として誕生しました。

試合後松倉は顔がボコボコに腫れて涙し、武尊も涙を流して抱き合いました。王者になった松倉は「3週間前に足の小指を骨折して歩けなくて怖くて、靴も履けなくて怖くて。周りの人が支えてくれてリングに立つことができました。本当によく、みんな挑戦した方がいいと思います。ずっと、ひとつのことを続けていくと挑戦は始めた時点で成功なんじゃないかなと。みんなとは格闘技を通してできているんで、大切にしていきます」と挨拶しました。


第18試合/【株式会社 威風 Presents】 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ
和島大海 VS オウヤン・フェンは、2R 2分13秒でオウヤン・フェンがKO勝利


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オウヤンは中国70kg最強の呼び声が高い強豪ファイターで、23年7月29日の武林風では、武林風70kg級チャンピオンのアナトリー・モイセーエフをKOし、WL武林風‐70kg級世界チャンピオンに。また“SB(シュートボクシング)の最高傑作”の海人から判定勝ちしたティジャニ・ベズタティと接戦を演じたクリスチャン・バヤを下したことがあり、俄然注目を集めている選手で、和島とはSNSで対戦要求をした因縁があります。
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和島は前回7月大会で、5年前に敗れているジョーダン・ピケオーを相手に2度目の防衛戦を行い、2RKO勝利で王座防衛とリベンジを果たし現在8連勝中でしたが、今回2R目で和島がハイキックするも、オウヤンの左が入りダウン。立ち上がった和島にオウヤンが飛びヒザ蹴り。最後は右のパンチが入り和島がダウンし、そのままKOとなりました。
新王者となったオウヤンは、「K-1は小さい頃から憧れている舞台でした。全世界に轟いたと思います。私がチャンピオンになれたことは、中国のみならず全世界でいい影響があると思います。対戦していただいた和島選手は、やはり70kg日本最強で本当に強い選手でした。ありがとうございました」と挨拶し締めくくりました。

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尚、本大会を見逃してしまった方も、当日の大会試合動画はK-1公式YouTubeチャンネルおよび(https://www.youtube.com/k1wgp_pr)、ABEMA、U-NEXT、GAORA SPORTSにてご覧いただけますので、皆さんどうぞご覧ください。

【今後の放送予定】


◇テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」、「格闘チャンネル」
生放送:12月9日(土) 12:15 〜 22:00(予定)
視聴URL▷ https://abe.ma/3N1BOvk

◇動画配信サービス「U-NEXT」 番組名 「K-1 ReBIRTH2」
視聴URL▷ https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000003944
見放題配信:直後〜12月20日23時59分

◇GAORA - CSスポーツチャンネル
https://www.gaora.co.jp/fight/3833960
番組名 「ReBIRTH2 12.9エディオンアリーナ大阪」
放送スケジュール:12月9日(土) 12:00 〜 22:00 ※生中継


実況席メンバー
魔裟斗(K-1 WORLD MAX2003・2008世界王者)
佐藤嘉洋
古畑星夏(K-1公式サポーター)
ゆうちゃみ(K-1公式応援ギャル)
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< 12月9日(土)K-1 ReBIRTH2概要>
◆日 時      2023年12月09日(土)
◆会 場      エディオンアリーナ
◆主催・著作    K-1実行委員会
◆企画・制作    (株)M-1スポーツメディア
◆運 営      (株)グッドルーザー
公式Twitter:https://twitter.com/k1wgp_pr
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/k1wgp_pr

☆全試合結果・写真・レポートはこちらよりご確認ください
https://www.k-1.co.jp/schedule/16606

[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=tiip-lBly3k ]

【試合後インタビュー】K-1 ReBIRTH2 璃久/アビラル・ヒマラヤン・チーター/椿原 龍矢/健介/兼田 将暉/ダウサヤーム・ウォーワンチャイ/大岩 龍矢/ジョムトーン・ストライカージム

[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=am0Uq47pCLo ]

【試合後インタビュー】K-1 ReBIRTH2 /篠原 悠人/松岡力/山口翔大/星龍之介/ルシール・デッドマン/SAHO/リー・リーシャン/黒田斗真/石井一成

【次回 大会情報】 2024年3月20日(水・祝)K-1 WORLD MAX 2024


◆日 時      2024年3月20日(水・祝)
◆会 場      代々木第一体育館
◆主催・著作    K-1実行委員会
◆企画・制作    (株)M-1スポーツメディア
◆運 営      (株)グッドルーザー
◆大会公式サイト https://www.k-1.co.jp/
◆お問合せ https://www.k-1.co.jp/contact/

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