部活生の約3人に1人が、大会で自分や周囲が髪型・髪色について指摘されたことがある。大会前に髪等の容姿から気持ちを作る重要性、部活生と先生に意識差あり

2023年12月14日(木)17時46分 PR TIMES

【高校生部活の大会における自己表現の実態調査レポート】

株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村 健 以下マンダム)は高校生における「部活ヘア」の存在に着目し、「高校生の部活大会における自己表現の実態調査」と「部活生が参加する大会への、自己表現に関する規約の実態調査」を2023年9月に実施致しました。
調査の結果、部活生の約3人に1人が大会で髪型・髪色について自分や周囲が指摘されたことがあると答えた一方で、 13大会中12大会では大会規約に髪型や髪色に関する記載がないことが明らかになりました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/6496/895/resize/d6496-895-22bae24e485455247a54-0.png ]

実態調査サマリ—


・部活生の約3人に1人が、大会で髪型・髪色について自分や周囲が指摘されたことがある。
・一方で、大多数(13大会中12大会)の大会規約に髪型などの自己表現に関する明記がない。
・大会や大事な試合の前に髪等の容姿から気持ちをつくることが重要だと思うと回答した生徒は、約67%に対して、先生は約46%。生徒と先生の間で約20%程の差があることが明らかになった。
・部活生が納得しにくい(できない)理由は、「高校生らしさを保つため」「代々続いているため」

マンダムはこれまで、「どう思う?部活ヘア」と題し部活動における髪型ルールの存在に着目し、生徒や先生のたくさんの声を吸い上げてきました。部活動を行う高校生を取り巻く髪型ルールは徐々に変わりつつあり、今夏の高校野球においても坊主ではない学校の出場や活躍が話題となりました。この流れを受けてマンダムは、閉鎖的になってしまいがちな学校の部活環境において、多くの部活生が心身共にベストな状態でパフォーマンスが発揮出来るよう、大会側含め関係者がどう考えているかを明らかにすることで、より客観的にルールや自己表現を考えるきっかけをつくることを目指し、生徒と先生、そして部活の大会ルールに関して実態調査を行いました。
この調査を通して、部活動に関わるコミュニティ全体に焦点を当て、高校生が自分らしく生きることやありたい自分を表現できる環境作りや、高校生自身が身だしなみを通して自己表現を考えるきっかけになることを目指しています。

部活生300人、顧問の先生100人に聞いた、高校生の部活大会における自己表現の実態調査


◎部活生の約3人に1人が、大会で髪型・髪色について自分や周囲が指摘されたことがある。
「高校生らしく」「本番だからといって髪型を変える必要はない」と指摘されたとの声も。

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部活生300人に、「部活の大会において、髪色や髪型、パーマや縮毛矯正について指摘を受けたことがあるか?」を聞いたところ、部活生の約3人に1人が、大会で髪型・髪色について指摘された、または周りが受けたことがあると回答しました。
また、どのような指摘をされたかを自由回答で聞いたところ、「高校生らしく」「本番だからといって髪型を変える必要はない」などの内容で指摘をされたことがわかりました。

◎大会や大事な試合の前に髪等の容姿から気持ちをつくることが重要だと思う生徒は約67%に対して、先生は約46%。生徒と先生の間で約20%程の差があることが明らかに。
部活生からは「プロみたいにアクセサリーをつけながらプレーをしてみたい」などの声も。

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部活生300人と顧問の先生100人に対して、「普段の練習時と比べ、大会や大事な試合の前に髪等の容姿から気持ちをつくることはどの程度重要だと思いますか。」と聞いたところ、部活生は約67%が「とても重要だと思う」「重要だと思う」と答えたのに対し、先生は約46%という結果となりました。
生徒と先生の間で約20%程の差があることが明らかになり、意識の差があることが浮き彫りになりました。

また、大会前に実施したい自己表現について自由回答で聞いたところ、「プロみたいにアクセサリーをつけながらバレーをしてみたい」「プロ選手のように金髪にする」「プロ選手のように髪の毛を自由に自分で好きなようにやって、楽しく演奏したい。」などのやってみたいことが寄せられました。

◎部活生が納得しにくい(できない)理由は、「高校生らしさを保つため」「代々続いているため」 。

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大会におけるルールや規制が存在している場合「納得しにくい(できない)理由」は何かを聞いたところ、部活生が挙げたもので1番多かったのは「高校生らしさを保つため(131人・約44%)」 2番目に多かったのは「過去から代々続いているルールのため(125人・約42%)」という結果となりました。(複数回答)
また、納得しにくい理由として、部活生と顧問の先生の比較で最も差異が大きかったのは、「高校生らしさを保つため」(約21%のギャップ)と「高校生としての清潔感を保つため」(約16%のギャップ)となっており、これらの理由は部活生の方が多く、納得しにくい(できない)と感じていることがわかりました。

部活生が参加する大会への、自己表現に関する規約の実態調査


◎大多数(13大会中12大会)の大会規約に髪型などの自己表現に関する明記がない。
[画像5: https://prtimes.jp/i/6496/895/resize/d6496-895-3bf7532d33d11322c3e9-0.png ]


約3割の部活生が大会で自分や周囲への指摘があったとする一方で、部活生が参加する全国大会・地方大会に、髪型などの自己表現に関する規約があるかを調査したところ、13大会中、12大会では明確な記載が存在しないことが判明しました。部活生が指摘されている割合に対して、規約での記載は少ないことが判明しました。


【実態調査概要】
「高校生の部活大会における自己表現の実態調査」
・調査対象 :部活動に所属しており、部活動で大会に参加したことがある全国の高校生300名/直近3年以内に担当の部活動を率いて大会に出場した経験がある全国の部活動の顧問の先生100名
・調査方法 :アンケート調査
・調査期間 :2023年9月21日(木)〜2023年9月25日(月)
・調査主体 :株式会社マンダム

「部活生が参加する大会への、自己表現に関する規約の実態調査」
・調査対象 :部活生が参加する全国大会・地方大会で規約を開示している大会13大会
・調査方法 :インターネットを活用
・調査期間 :2023年9月4日(月)〜2023年9月7日(木)
・調査主体 :株式会社マンダム

「どう思う?部活ヘア」アクションに込めた想い


BE ANYTHING, BE EVERYTHING.
(意味:なりたい自分に、全部なろう。)

マンダムの考える「自分らしい」とは、
・自分で決めること
・自由であること
・正解も間違いもないこと
・何度やり直してもいいこと
・他人の「らしい」を認めること

社会は、さまざまな価値観に満ちています。
一方で、高校生らしく、社会人らしく、男らしく、女らしくのような
見えない制約があるのも事実です。

誰かが決めた「らしい」ではなく、
自分だけの「らしい」を見つけることが
人生を豊かにすると私たちは信じています。
これからもマンダムは、
一人ひとりの「自分らしい」を応援していきます。

マンダム公式X(旧Twitter): https://twitter.com/mandom_corp
「どう思う?部活ヘア」特設サイト:https://www.mandom.co.jp/gallery/bukatsu-hair.html

以上

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