アイリスのAI医療機器「nodoca」が47全都道府県の医療機関に導入

2023年12月18日(月)19時16分 PR TIMES

インフルエンザ流行期の医療機関の診療負担軽減に貢献

AI医療機器を開発するアイリス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山翔、以下アイリス)は、AI搭載の咽頭内視鏡システムnodoca(R)が、本格的なインフルエンザ流行期となる冬に先立ち、2023年12月18日現在、47都道府県の1医療機関以上への導入がなされたことをお知らせいたします。
日本全国の医療機関でnodocaを用いた診療がなされることで、インフルエンザ流行期の発熱診療の課題解決に寄与することが期待されます。

[画像: https://prtimes.jp/i/35813/46/resize/d35813-46-ea4620f50e98aec81e05-0.png ]

■nodocaを用いたインフルエンザ検査について
nodocaは、咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析することによりインフルエンザウイルス感染症に特徴的な咽頭所見・症状等の検出を行います。
現在、47全ての都道府県における医療機関でnodocaを用いたインフルエンザ検査が可能です(12月18日時点)。

■インフルエンザの流行状況
インフルエンザは例年冬季から春先にかけて流行するとされていますが、2022-2023シーズンは夏以降も流行の傾向が継続しました。2023-2024シーズンにおいても、既にインフルエンザ患者数の増加が認められており、学校における集団感染の事例も報告されています。
また今年5月には新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが第5類に変更され、今後の各種感染症の動向が懸念されています。このため医療機関を訪れる患者数が例年より増加することも予測されています。

■nodocaについて
nodocaは、咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析し、インフルエンザに特徴的な所見等を検出することでインフルエンザの診断に用いるAI医療機器です。日本で初めての(※1)、「新医療機器(※2)」として承認を取得したAI搭載医療機器となります。また、nodocaを用いたインフルエンザ診断は、2022年12月1日より保険適用されました。AI医療機器を用いた診断への新機能・新技術(C2区分)での保険適用も、日本で初めて(※3)の事例です。

nodocaは累計100施設超の国内医療機関が関わり開発されました。 併せて「日本救急医学会推薦AI研究」としての研究開発、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による事業化支援、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の国産スーパーコンピューター「ABCI」の活用など、医学×情報工学の「産官学医」が連携して開発されました。

■アイリスについて
「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に創業。現役医師である代表・沖山をはじめ、医療従事者、厚生労働省・経済産業省ほかの行政出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数のプロフェッショナルが揃い、深層学習技術(AI技術)を活用し、医師のもつ匠の技をデジタル化するAI医療機器を開発しています。

【会社概要】
・会社名:アイリス株式会社
・代表取締役:沖山翔
・事業内容:AI技術を用いた医療機器の開発・製造・販売及び人工知能技術の研究開発
・設立:2017年11月
・本社所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
・企業URL:https://aillis.jp/

■報道関係者からのお問い合わせ先
アイリス株式会社
広報担当:黒木・塩田
e-mail:public_relations@aillis.jp

※注釈
(1)独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公開する令和3年度〜平成23年度の新医療機器の一覧及び令和4年度の承認医療機器を当社が確認する限りの情報(2022年5月9日時点)
(2)医療機器の製造販売承認時の区分の一つ。「医療機器の製造販売承認申請について」(平成26年11月20日 薬食発1120第5号)」第1・2(2)に定義される。
(3)厚生労働省が公開する令和4年度〜平成25年度の中央社会保険医療協議会総会議事録を当社が確認する限りの情報(2022年9月14日時点)

PR TIMES

「医療機関」をもっと詳しく

タグ

「医療機関」のニュース

「医療機関」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ