中電不動産、名古屋に商業・医療の複合施設「iiNEマルシェ」 2024年4月開業へ

2023年12月18日(月)17時6分 財経新聞

iiNEタウン瑞穂の完成イメージ(中電不動産発表資料より)

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 中部電力グループの中電不動産は、名古屋市瑞穂区の中部電力社宅跡地で整備している新街区に商業・医療の複合施設「iiNE(いいね)マルシェ」(瑞穂区大喜新町)を、2024年4月に開業する。ドラッグストアの「ウエルシア」やマルシェのような専門店街などが出店、多世代が共生する新しい街の核とする。

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 中電不動産が整備しているのは、中部電力社宅跡地を再開発する「iiNEタウン瑞穂」。幹線市道の山手グリーンロードに面した広さ2万平方メートル以上の敷地を活用し、分譲マンションと商業施設、憩いの場を併せ持つ多世代共生の街をつくる。iiNEマルシェは再開発施設の第1弾となる。

 施設は地下1階地上2階建て延べ約1,600平方メートルの北棟、2階建て延べ約3,600平方メートルの南棟、平屋建て約660平方メートルの東棟で構成される。駐車場は約150台分、駐輪場は約100台分用意する。

 出店店舗数や全店舗名は公表されていないが、商業施設は南棟1階に精肉、鮮魚、青果、惣菜などがそろうマルシェのような専門店街を配置。名古屋初出店となる鮮魚の「魚太郎」、飛騨牛の「丸明」、青果の「カネ井」、国産大豆にこだわった「とうふや豆蔵」などが登場を予定している。

 南棟2階はドラッグストアの「ウエルシア」や100円ショップの「セリア」が出店する。北棟は子ども英会話の「グローインターナショナルプリスクール」、調剤の「たんぽぽ薬局」、クリニックの「名古屋はなまる耳鼻科」などがオープンする。東棟はデイサービスの「ツクイ」、回転寿司の「魚太郎」の出店が決まった。

 さらに、「iiNEパーク」と命名された多目的広場も設ける。芝生のプロムナードなどを置き、多世代のコミュニティの場となるさまざまなイベント会場として利用する。

財経新聞

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