地球温暖化対策への希望、ブルーカーボンの大規模調査に向けたクラウドファンディングを開始

2023年12月21日(木)9時0分 @Press

海洋研究と海洋保全に取り組む一般社団法人タラ オセアン ジャパン(所在地:東京都、代表理事:エチエンヌ・ブルゴワ、以下「タラ オセアン ジャパン」)は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、2024年に始動する新たなプロジェクト「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」にかかる資金の一部を調達するため、クラウドファンディングに挑戦します。1,000万円を第一目標に、2023年12月20日(水)から2024年2月16日(金)まで支援を募ります。
※目標金額に達しない場合、全額返金となるAll or Nothing形式です。
(クラウドファンディング URL: https://readyfor.jp/projects/TaraOceanJapan2023 )

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/379628/LL_img_379628_1.jpg
クラウドファンディングを開始

■クラウドファンディング挑戦の背景
ブルーカーボンとは、海洋生物の働きによって海に吸収・貯留されている炭素のことで、この炭素を吸収・貯留する海洋の生態系を「ブルーカーボン生態系」といいます。

ワカメなどの海藻類、アマモなどの海草類、マングローブ、干潟や塩性湿地などがあげられ、海藻や海草が群落をつくる「藻場」は、多くの生物の住処にもなり「海の森」とも言われています。
このブルーカーボン生態系は、地球温暖化の原因とされるCO2の吸収源として近年注目されており、地球温暖化対策に貢献すると期待されています。
しかし、ブルーカーボンが生み出される仕組みは複雑で、その多くはまだ解明されていません。
一方で、人間活動が引き起こした地球温暖化をはじめとした環境変化により、ブルーカーボン生態系の劣化が進み、失われつつあります。
例えば、日本沿岸では近年、藻場が突如として消えてしまう「磯焼け」と呼ばれる現象が頻発しています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/379628/LL_img_379628_2.jpg
静岡県下田市大浦湾のカジメ場の変化

いち早くこれらの問題を食い止めるためにも、日本全国の沿岸域におけるブルーカーボン生態系の調査・研究及び啓発活動が急務です。また、クラウドファンディングを通して一部の資金を調達する事で、ブルーカーボン生態系の重要性をより多くの人に知っていただく機会にもなると考えています。多額の費用がかかる大規模なプロジェクトを遅延なく計画通りに遂行するために、温かいご支援をお願いします。


■クラウドファンディング概要
タイトル: 「地球温暖化対策の希望 ブルーカーボンの早急な大規模調査にご支援を!」
URL : https://readyfor.jp/projects/TaraOceanJapan2023
目標金額: 1,000万円
募集期間: 2023年12月20日(水)18時〜2024年2月16日(金)23時
形式 : 通常型/All or Nothing形式
※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。

<資金の使い道>
「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」の調査・研究活動の船チャーター代、研究者・同行アーティスト、スタッフの交通費、宿泊代、調査、潜水サポートスタッフ人件費、調査や研究に必要な器具や消耗品購入、教育・啓発プログラム開発制作費用、運送代、今後の広報のための調査風景撮影や、編集のための人件費の一部、その他READYFOR手数料やリターン送料などに活用させていただきます。

<リターン>
・タラ オセアン20周年記念バンダナ
・アニエスベー×タラ オセアン コラボレーショントートバッグ
・クラウドファンディング限定オンラインセミナー出席権利
・タラ オセアン20周年記念パーティーご招待
・科学探査船「タラ号」乗船体験
など3,000円〜2,000,000円までのコースをご用意しております。

当クラウドファンディングを応援して下さる方々の一部をご紹介:
落合陽一様(メディアアーティスト)、日比野克彦様(アーティスト、東京藝術大学学長、タラ オセアン ジャパン理事)、高砂淳二様(自然写真家)、佐竹敦子様(映像作家、環境活動家)


■タラ オセアン ジャパン
2003年にフランスのアパレルブランド「アニエスベー」創設者のアニエス・トゥルブレとその息子、エチエンヌ・ブルゴワが立ち上げた海に特化した公益財団法人、タラ オセアン財団の日本支部。タラ オセアンでは、世界中の海を「科学探査船 タラ号」で科学者とアーティストと航海し、地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとする、さまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究を進めている。
タラ オセアン ジャパンでは、このタラ オセアン財団の理念と実践を踏襲し、タラ号の活動を紹介するとともに、日本独自のプロジェクトを推進。
科学×アート×教育の力で、見えない海の世界を理解し可視化し、海を守ることの重要性を発信している。

タラ オセアン ジャパンの活動 : https://linktr.ee/tarajapan/
Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト: https://jp.fondationtaraocean.org/expedition/tara-jambio-bluecarbon/


■JAMBIO(マリンバイオ共同推進機構)
北海道から沖縄までを網羅する、全国の国立大学の臨海実験所、水産実験所の研究連携推進組織。2020年から2023年にはタラ オセアン ジャパンがJAMBIOと協力し「Tara JAMBIO マイクロプラスチック共同調査」を実施。日本沿岸海域のマイクロプラスチック汚染の調査と啓発活動を行った。
https://jambio.jp/


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プレスリリース提供元:@Press

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