無線LANエリア拡張時に便利な負荷分散やセキュリティ強化の機能を追加– Wi-Fi 6対応アクセスポイントのファームウェアバージョンアップを実施 –

アライドテレシス株式会社（本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ）は、当社製無線LANアクセスポイント製品「AT-TQ6702 GEN2」「AT-TQm6702 GEN2」「AT-TQ6602 GEN2」および「AT-TQm6602 GEN2」のファームウェアを「Ver.8.0.3-1.1」にバージョンアップし、当社ウェブサイトからのダウンロードサービスを2023年12月26日（火）から開始しました。


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＜AWC-SC利用時の通信負荷の分散とセキュリティの向上＞
今回のファームウェアバージョンアップで、無線LANエリアをスマートに拡大するソリューションAWC-SC(※1)の利用時にダイナミックVLANとの併用が可能となります。これにより、端末のネットワーク設定を変更することなく認証サーバー（RADIUSサーバー）から受け取った認証情報に基づいてユーザーが所属するVLANを動的に変更することが可能となり、ネットワークの接続先の割り当てや変更が簡単に行えます。

例えば、AWC-SCを利用した無線LAN環境で、ダイナミックVLANによりネットワークをゲスト用と社内用の2つに分離し、端末の認証情報によって接続先ネットワークを割り当てます。論理的に2つのネットワークに分けることで通信負荷を分散でき、また、ゲスト端末から社内用ネットワークへのアクセスを制限することでセキュリティを確保します。
・対象製品： AT-TQ6602 GEN2、AT-TQ6702 GEN2

＜AWC-CB利用時のセキュリティを強化＞
本ファームウェアバージョンアップにより、移動中も途切れない快適な無線LANを実現するソリューションAWC-CB(※2)を利用した無線LAN環境で、暗号化の強度が高いWPA3機能をサポートします。より強固なセキュリティ環境でAWC-CBを利用することが可能となります。
・対象製品： AT-TQ6602 GEN2、AT-TQ6702 GEN2

＜無線LANアクセスポイントの利用状況を詳細にモニタリング＞
ネットワーク機器の状態や設定情報を格納するMIB（管理情報ベース）のサポート範囲が、本ファームウェアバージョンアップにより拡張します。新たに、標準MIB(Host Resource MIB)ではネットワーク上にある無線LANアクセスポイント毎の利用率やCPU使用率、メモリ使用量、Private MIBではラジオ毎に接続しているクライアント総数などを確認するための情報取得が可能となります。
・対象製品： AT-TQ6602 GEN2、AT-TQm6602 GEN2、AT-TQ6702 GEN2、AT-TQm6702 GEN2

＜バージョンアップ概要＞
今回のバージョンアップで追加・拡張したその他の機能および詳細については、こちらのリリースノートをご覧ください。https://www.allied-telesis.co.jp/support/
・バージョン名：Ver.8.0.3-1.1
・対象製品：AT-TQ6602 GEN2、AT-TQm6602 GEN2、AT-TQ6702 GEN2、AT-TQm6702 GEN2

【本バージョンアップ対象の製品について】
「AT-TQ6602 GEN2」「AT-TQm6602 GEN2」「AT-TQ6702 GEN2」および「AT-TQm6702 GEN2」はWi-Fi 6（IEEE 802.11ax）に対応し、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な2ラジオ搭載の無線LANアクセスポイントです。

「AT-TQ6702 GEN2」および「AT-TQm6702 GEN2」は 8x8ストリームに対応し、最大4.8Gbps、「AT-TQ6602 GEN2」および「AT-TQm6602 GEN2」は4x4ストリームに対応し、最大2.4Gbpsの大容量・高速化を実現します。

また、無線LANソリューションAWC(※3)を利用することで、「AT-TQm6702 GEN2」はTQ6000 GEN2シリーズの他3製品と、「AT-TQm6602 GEN2」はTQ6000 GEN2シリーズの他3製品と電波やチャンネルを自動的に調整します。そのため、最適な通信を維持できるWi-Fi 6環境の構築が可能です。


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●無線LANアクセスポイントの詳細はこちらからご確認ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/wireless/


※1 AWC-SC（AWC-Smart Connect）：無線LANアクセスポイントの増設や無線LANエリアの拡大をスマートに簡単に実現するソリューション。詳細情報：https://www.allied-telesis.co.jp/solution/wireless/awcsc/
※2 AWC-CB（AWC-Channel Blanket）：無線エリア内の複数アクセスポイントを仮想的に1台のアクセスポイントとして動作する技術。ローミングレスで通信が途切れることなく快適な通信を実現。詳細情報：https://www.allied-telesis.co.jp/solution/wireless/awccb/
※3 AWC（Autonomous Wave Control）：チャンネルや電波出力を自律的に調整して無線エリア内の電波干渉を最小化する当社独自技術ソリューション。電波干渉を解消しストレスのない安定した通信環境を実現します。

注） 今回のファームウェアバージョンで拡張した機能の一部は、次期Vista Managerシリーズ用ソフトウェアバージョンアップで対応します。
注） 記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。

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