ガガ&ルピタ&シアーシャ…カラフルな装いが戻った第76回ゴールデン・グローブ賞

2019年1月7日(月)20時5分 シネマカフェ

第76回ゴールデン・グローブ賞(C) Getty Images

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『ボヘミアン・ラプソディ』と『グリーンブック』が制した第76回ゴールデン・グローブ賞。昨年は「タイムズ・アップ」運動に賛同し、出席者の装いはほぼ黒一色となったが、今年は再びカラフルなレッドカーペットとなった。

コンパクトなデザインのドレスが多かった今年、ザ・ハリウッドスター的なビッグドレスを華麗に着こなしたのはレディー・ガガ

初の主演作『アリー/スター誕生』でドラマ部門主演女優賞候補となり、「Shallow」で歌曲賞を受賞したガガは「ヴァレンティノ(Valentino)」の薄いブルーのストラップレス・ドレス。長いトレーンとパフスリーブがドラマティック。アクセサリーはゴージャスな「ティファニー(Tiffany & Co)」のオーロラ・ネックレス。300以上のダイアモンドと20カラットのペアシェイプのダイアモンドを中心にあしらい、ダイアモンドとプラチナのイヤリング、ブレスレットは約500万ドル相当。髪の色もドレスと合わせてブルーにした。


『クレイジー・リッチ!』のジェンマ・チャンも同じく「ヴァレンティノ(Valentino)」の深いブルーのドレス。たっぷりした裾に大きく入ったスリットから脚線美をのぞかせた。


毎回、ベストドレッサー候補として名の挙がるルピタ・ニョンゴ(『ブラックパンサー』)はシルバーのフリンジの流れが美しいコバルトブルーのストラップレス・ドレス。「カルバン・クライン(Calvin Klein)」のものだ。


助演女優賞を受賞したレジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』)の「アルベルタ・フェレッティ(Alberta Ferretti)」、ドラマ部門主演女優賞候補だったニコール・キッドマン(『Destroyer』原題)やテレビ部門のドラマシリーズ助演女優賞候補だったタンディ・ニュートン(「ウエストワールド」)が着用した「マイケル・コース(Michael Kors)」は光る素材で体にフィットしたデザイン。


メタリックな輝きをアクセントにした着こなしでは、ドラマ部門主演女優賞候補のロザムンド・パイク(『A Private War』原題)が昨年イギリス王室のメーガン妃のウエディングドレスを手掛けた「ジバンシィ(GIVENCHY)」のオートクチュールの黒のドレスと合わせたシルバーのボレロ、プレゼンターを務めたシアーシャ・ローナンの「グッチ(Gucci)」やケリー・ラッセル(「ジ・アメリカンズ」でテレビの部ドラマ部門主演女優賞候補)の「モニーク・リュイリエー(Monique Lhuillier)」のシルバーのプランジネックのドレスも目を引いた。35カラット近いエメラルドのイヤリング(「ショパール(Chopard)」)も彼女の美しさを引き立てた。


「ショパール(Chopard)」のダイアモンドのイヤリングや指輪、ブレスレット(合わせて40カラット以上)をつけたジュリア・ロバーツの装いは「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」。ヌードベージュのワンショルダーに黒のパンツという個性的なデザインを着こなした。


ミュージカル・コメディ部門主演女優賞受賞のオリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)も「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」のドレス。


『メリー・ポピンズ・リターンズ』でミュージカル・コメディ部門主演女優賞ノミネートのエミリー・ブラントは「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のグレーのドレス。控えめな色が総レースという豪華なデザインを生かした。


同じく同部門主演女優賞候補だったシャーリーズ・セロン(『タリーと私の秘密の時間』)は長年ミューズを務める「ディオール(Dior)」の黒と白のドレスに「ブルガリ(BVLGARI)」のジュエリーを合わせた。


助演女優賞候補だったエマ・ストーン(『女王陛下のお気に入り』)は「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のサーモンピンクのドレス。魚のウロコを思わせる刺繍が全身にほどこしてある。


プレゼンターを務めたジャネール・モネイは「シャネル(Chanel)」の黒とゴールドのツイードドレス。襟の羽根状の飾り、帽子やベルトにゴールドを効かせたユニークなスタイルで目立っていた。


ヒョウ柄のパンチの効いたドレスで現れたのはアン・ハサウェイ。「エリー サーブ(Elie Saab)」のデザインだ。


ミュージカル・コメディ部門主演女優賞にノミネートされたコンスタンス・ウー(『クレイジー・リッチ!』)は、演じたヒロインと同じくアジア系アメリカ人のデザイナー、「ヴェラ・ウォン(Vera Wang)」のドレスを選んだ。


『クレイジー・リッチ!』のミシェル・ヨーはグリーンのドレス。これは左手薬指にはめたエメラルドのリングに合わせたもの。劇中で使用され、物語に大きな意味を持つリングはもともと彼女の私物。撮影用に用意された婚約指輪があまりにみすぼらしかったので、ミシェルが自身のコレクションから選んだという。


アンディ・サムバーグと司会を務めたサンドラ・オーは「ヴェルサーチ(Versace)」と「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」を着用。レッドカーペットでは「ヴェルサーチ」の白のコラムドレス、授賞式オープニングでは真っ赤なタキシードジャケット風のロングドレス、そしてテレビの部ドラマシリーズ主演女優賞を受賞した際は「ステラ・マッカートニー」のドレス。ゴールドの袖がアクセントになった白のドレスだった。

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