第80回ゴールデン・グローブ賞、レッドカーペットのファッションをチェック

2023年1月11日(水)17時30分 シネマカフェ

マーゴット・ロビー Photo by Amy Sussman/Getty Images/アナ・デ・アルマス Photo by Amy Sussman/Getty Images/ミシェル・ヨー Photo by Matt Winkelmeyer/FilmMagic/ジェナ・オルテガ Photo by Jon Kopaloff/Getty Images

写真を拡大

主催団体の体制を問題視され、昨年は授賞式のTV中継が行われなかったゴールデン・グローブ賞だが、第80回を迎えた今年は通常通りの開催となった。数年前と変わらない華やかさを取り戻したレッドカーペットを賑わせたファッションをふり返ってみよう。色もスタイルも、それぞれの個性を引き立たせる装いが揃った。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でコメディ・ミュージカル部門の女優賞を受賞したミシェル・ヨーは「アルマーニ・プリヴェ(Armani Privé)」のミッドナイトブルーのシークインのドレスはストラップレスの胸元やウエストからペプラムの裾にかけてクリスタルをあしらうデザインだ。

『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』で助演女優賞を受賞したアンジェラ・バセットは「パメラ・ローランド(Pamella Roland)」の2023プレフォール・コレクションからシルバーのシークインのホルターネックをチョイス。ジュエリーは「ショパール(Chopard)」だ。

『ザ・メニュー』でコメディ/ミュージカル部門女優賞候補だったアニャ・テイラー=ジョイは「ディオール(Dior)」の明るいイエローのドレス。デコルテやウエストを大胆に見せ、首元はゴールドのネックレス。

コメディ/ミュージカル部門男優賞のプレゼンターを務めたアナ・デ・アルマスは「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のカスタムドレス。黒地の前面に精緻な刺繍がほどこしてある。

『バビロン』で女優賞候補のマーゴット・ロビーはピンクのホルターネック。「シャネル(Chanel)」のカスタムドレスだ。

映画と配信シリーズ、それぞれで注目を集めた新進の2人も華やかにレッドカーペットに登場。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のステファニー・スーは「ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)」のオートクチュール。

Netflix「ウェンズデー」でTVのミュージカル/コメディ部門女優賞候補のジェナ・オルテガはウエストの部分が大胆に露出したデザインの「グッチ(Gucci)」の2023春夏コレクションのドレスに「ティファニー&Co,(Tiffany&Co.)」のジュエリーを合わせた。

『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』のレティーシャ・ライトはオレンジとアイボリーに染め分けた「プラダ(Prada)」のドレス。

ジェシカ・チャステインは「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)」の蜘蛛の巣を模したドレス。同じデザインのマスクも用意されていた。

リリー・ジェームズは「ヴェルサーチ(Versace)」の赤のドレス。ウエストからスカートのボリュームあるデザインに「ハリー・ウィンストン(Harry Winston)」のナチュラルダイヤモンドのアクセサリーを合わせた。

『フェイブルマンズ』で助演女優賞候補だったミシェル・ウィリアムズと「オザークへようこそ」でTVのミュージカル/コメディ部門の助演女優賞受賞のジュリア・ガーナーはどちらも「グッチ(Gucci)」のフリルたっぷりのドレスをチョイス。

ミシェルはオフホワイト、ジュリアはピンクに「デビアス(De Beers)」のジュエリーを合わせた。

TVのミュージカル/コメディ部門女優賞候補だったセレーナ・ゴメス(「マーダーズ・イン・ビルディング」)は「ヴァレンティノ(Valentino)」の濃い紫のベルベットのドレス。

同部門助演女優賞候補だったエリザベス・デビッキ(「ザ・クラウン」)は「ディオール(Dior)」のピンクのストラップレス。同色のリボンでハイウエストをマークしたデザインで、ネックレスも「ディオール(Dior)」のホワイトゴールドとダイヤモンド。

大人世代の女性のクールな装いも目を引いた。ドラマ部門主演女優賞候補だったヴィオラ・デイヴィス(『The Woman King』原題)はロイヤルブルーのドレスに「ショパール(Chopard)」のジュエリー。

助演女優賞候補だったジェイミー・リー・カーティス(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)は「ヴァレンティノ(Valentino)」の黒のドレスに同色レースのケープが印象的。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のシガニー・ウィーバーの「サンローラン(Saint Laurent)」の黒のドレスもシックだ。

TV部門で女優賞候補だったエマ・ダーシー(「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」)の「Acne Studios」のオーバーサイズのタキシード・スタイルは強烈な印象を残した。

キャロル・バーネット賞のプレゼンターを務めたビリー・ポーターは新たなタキシード・スタイルのドレスを披露。濃いピンクがいつもに増して鮮やかに映えた。

スーツもシャツもサーモンピンクで揃えたのは、TVのリミテッドシリーズ/TV映画部門助演男優賞候補だったセス・ローゲン(「パム&トミー」)。

『エルヴィス』でドラマ部門男優賞を受賞したオースティン・バトラーは「グッチ(Gucci)」のタキシードをスタイリッシュに着こなした。注目を集めたのはTVのミュージカル/コメディ部門で男優賞候補だったドナルド・グローヴァー(「アトランタ」)。「サンローラン(Saint Laurent)」の白のカシュクールとパンツのセットアップに黒のタキシード・ジャケットという装いだ。

ほかにも、現在第1子を妊娠中のヒラリー・スワンクが着た、両肩に黒いリボンでアクセントをつけた「プラダ(Prada)」深緑のノースリーブ、共にブラウンの装いで色のペアルックで披露したエディ・レッドメイン夫妻も目を引いた。

シネマカフェ

「ゴールデン・グローブ」をもっと詳しく

「ゴールデン・グローブ」のニュース

「ゴールデン・グローブ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ