「LINEマンガ」のLINE Digital Frontierがナンバーナインと資本業務提携、国産webtoonの成長とグローバル展開目指す
2025年1月16日(木)11時49分 オリコン
LINE Digital Frontierがナンバーナインと資本業務提携
国内のwebtoon市場は2022年時点で約500億円規模(※1)に達し、電子コミック市場全体の10%を占めると推定されている。国産webtoonの作品数も増加しており、アニメ化や映画化が決定した作品、月間売上が1億円を突破するヒット作も登場している。ナンバーナインが運営するwebtoon制作スタジオ「Studio No.9」は、『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』や、『俺だけ最強超越者〜全世界のチート師匠に認められた〜』などLINEマンガ年間ランキングで上位にランクインする作品を生み出している。
一方、LINE Digital Frontierは、国内マンガアプリ累計ダウンロード数No.1(※2)を誇る「LINEマンガ」や電子書籍販売サービス「ebookjapan」を運営し、グローバルでの電子コミック展開にも強みを持つ企業だ。
本提携により、国産webtoon作品の制作に強みをもつナンバーナインと、国内マンガアプリ累計ダウンロード数No.1を独走している電子コミックサービス「LINEマンガ」や、電子書籍販売サービス「ebookjapan」、さらには電子コミックのグローバル展開に強みを持つLINE Digital Frontier双方の強みを生かし、国産webtoon作品の継続的成長、グローバル展開の加速、人気IP化などを目指し、「マンガの未来を創る」という両社のビジョンのもと、活動していく。
LINE Digital Frontierとナンバーナインの協業による成果が、国産webtoon市場のさらなる発展とともに、日本発のエンタメが世界に広がるきっかけとなることが期待される。
※1 電子書籍ビジネス調査報告書2023(インプレス総合研究所)より
※2 国内マンガアプリ累計ダウンロード数 (2013年4月〜2024年7月) / iOS & Google Play合計 / 出典:data.ai by Sensor Tower調べ