吉田麻也「世界と戦うときとアジアを戦うときのサッカーは違う」日本代表が準々決勝で敗れた「AFCアジアカップ」を観て感じたことは?

2024年2月16日(金)21時50分 TOKYO FM+

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30〜9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 2月10日(土)の放送では、日本代表が準々決勝で敗退した「AFCアジアカップ」について語りました。

パーソナリティの吉田麻也


吉田:(今回の)収録日はサッカー日本代表がイランに敗退した2日後ということで、まだまだ心の傷が癒えておりません……自分が出ていようが出ていなかろうが、日本代表が負けるのはやっぱり悔しいですね。でもこれは、皆さんも同じ気持ちなんじゃないかなと思います。
僕は2011年に(今回の開催地と同じ)カタールでおこなわれた「AFCアジアカップ」が初めて出場で、本当にいろいろなハプニングがあったなかで優勝させてもらって、その次の2015年は、ベスト8で(UAE代表に)PK戦で負けてしまいました。そして、UAEで開催された2019年、心身ともに良い状態で臨みましたが、(決勝でカタール代表に敗れて)キャプテンとしての未熟さを痛感した大会だったなと思います。
今大会は(日本代表に)優勝してほしかったんですけど、悔しい結果になりました。ただ(試合を)観ていて、アジアのレベルは確実に上がっているなと思いました。今までであれば余裕を持って勝てるチームも、僅差の戦いが多くなってきていますし、(どの国も)相手を分析する能力がついてきていますね。
そして、分かりやすい弱点も少なくなってきたなと思います。昔の中東であれば、感情をコントロールできなかったり、後半にペースが落ちるなど、中東特有の癖やウィークポイントがありましたが、今は本当に少なくなってきていると思います。
もちろん、日本は世界に近づいていかなければいけないんだけど、アジアでも力を示さなければいけない。そして、世界と戦うときとアジアを戦うときのサッカーは違うことも理解しておかなければいけない、と外から(日本代表を)見て特に思いましたね。
そして、これから大切になってくるのは“ワールドカップに向けてどのようにやっていくのか”だと思います。みんな非常にタフなスケジューリングでアジアカップに来て、すぐに自分のチームに戻るじゃないですか。南野拓実選手(フランス・ASモナコ)なんかは、自チームに戻ってすぐ試合に出ていましたけど、ここから(ヨーロッパのリーグは)後半戦に向けてまた戦いが始まるので、そこで、ケガもなくパフォーマンスを上げていくことが大事になってくると思います。
そして、チームを1ヵ月弱離れたことによって、(チーム内の)競争が後ろからのスタートになってしまうと思います。そのときの気持ちは僕も非常に良くわかるので、みんなにはぜひ頑張ってもらいたいなと思います!
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2月10日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年2月18日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!
放送日時:毎週土曜9:30〜9:55
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kirikae/

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