浄土真宗の僧侶が描く異色のコミック『ヤンキーと住職』、重版(4刷)決定

2024年2月18日(日)18時0分 マイナビニュース

KADOKAWAは、コミックエッセイ『ヤンキーと住職』(著者・近藤丸)が売れ行き好調のため、重版(4刷)を決定。全国の書店、Amazon、楽天ブックスなどで発売中となっている。
現役の浄土真宗本願寺派僧侶にして漫画家の近藤丸が、SNSで発表し話題を呼んでいた漫画『ヤンキーと住職』。なんとなく堅苦しいイメージがありがちな仏の教えを、仏教大好きヤンキーと頭でっかちな住職という対照的なキャラクターのやり取りを通じて学べる構成がユニークだと話題を呼んでいる。
例えば「縁起(えんぎ)」の回。雪なんていらないと腹を立てるヤンキーに対し、住職が「すべての物事は関係性によって成り立つ(因縁生起)」と説き、雪の存在の大切さを説明。このように、難解な仏教用語の成り立ちやおおよその概念が、エピソードを通じて理解できるようになっている。
主な収録エピソードは「天上天下唯我独尊」「娑婆」「諸行無常」「分別」「凡夫」「卑下慢」「誰がために」「三毒の煩悩」など。まるで法話を聞くように2人の対話を通して仏教が学べる、今までにないコミックとなっている。
■『ヤンキーと住職』
著者:近藤丸
定価:1320円(本体1200円+税)
発行:KADOKAWA

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