野村弘樹、「こいつ、ヤバいな…」と衝撃を受けた“天才打者”とは

元プロ野球選手で野球解説者の野村弘樹氏が19日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「【爆笑】スーパーカートリオって、ただ走っているだけじゃない!!」に出演。「天才だと思った選手」を明かした。
○■前田智徳氏との対戦を回想
ゲストの知られざる球界相関図を作成していく企画にて、「天才だと思った選手」を聞かれた野村氏は「僕は、カープの前田」と、前田智徳氏の名前を挙げることに。そして、「僕、左でしょ? 彼も左なんで、インハイに突っ込むんですよ。インハイ打たれても大体ファールじゃないですか。それが、あいつは(バットを)内から出してるのかもしれないんですけど、フックするんじゃくて、戻ってきて、中段に放り込まれたことがあるんですよ! 『こいつ、ヤバいな……』と思って」と、前田氏の天才ぶりを感じた対戦を振り返った。
また、このエピソードを聞き、岡田圭右(ますだおかだ)が「なるほど! ピッチャーから見て、内側のボールのさばき方で、天才が出るというか」と納得する一方で、野村氏は「ただ、一番打ち取りやすいバッターでもありました」と告白。「集中して打席に入られると、一番隙がない。どこに投げても打たれそうなんですよ。ただ、4〜5点差あって、7〜8回の時は、簡単にポコっと打って、アウトになってくれるところがあった。そういうところも天才っぽいじゃないですか」「だから、僅差でランナーがいて、前田が来た時は一番嫌でした」としみじみと語っていた。
【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週火曜22:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。番組MCを上田まりえ、スピードワゴン・小沢一敬、ビビる大木らが務め、初回ゲストには上田がアシスタントとして出演するYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂 』も注目を集めている球界のレジェンド、上原浩治氏が登場した。