『ブンブンジャー』葉山侑樹、初めての変身前夜は楽しみで眠れず 好きな戦隊5作品も発表

2024年3月9日(土)12時0分 マイナビニュース

●好きな戦隊ヒーローは「ありすぎて…」
3月3日から放送開始されたスーパー戦隊シリーズ第48作『爆上戦隊ブンブンジャー』(テレビ朝日系にて毎週日曜午前9時30分〜放送)では、「車」をモチーフとした、ユニークかつパワフルなヒーローが大活躍。自らスーパーマシンを作り上げ、地球を襲う大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」と戦う、大胆不敵で超・前向きな姿が描かれている。
放送スタート記念インタビュー第2回には、ブンブルー/鳴田射士郎(めいた・いしろう)を演じる葉山侑樹が登場する。ブンレッド/範道大也(はんどう・たいや/演:井内悠陽)の仲間として活動し、「届け屋」である大也を支える「情報屋」の役割を担うクールな男・射士郎(愛称:シャーシロ)。常にリスクを考え、冷静な判断を下し、几帳面で皮肉屋という面を持つ射士郎を演じる葉山に、役と自身との共通点、そして子どものころから憧れていた「ヒーロー」の役をつかんだ喜びを語ってもらった。
○幼少期は弟2人と戦隊ごっこ「僕がいつもヒーロー役(笑)」
——『爆上戦隊ブンブンジャー』の撮影に入られて、最初にご自身が「ヒーローになった」と強く思われたのは、どんなときでしたか。
オーディションで「受かったよ」と聞いた瞬間は、うれしかったですけどまだ実感がつかめなかったです。撮影に入ってしばらくしてから、ブンブルーのスーツアクターを務められる米岡孝弘さんがそばで待機されているのを見たとき「俺がブンブルーなんや……」という思いが、じわじわわいてきました。正直、まだ100パーセントの実感はありませんが、これから少しずつ経験を重ねて、自分が子どものころ憧れていたようなヒーローになりたいと思っています。
——はつらつとした関西弁がとても素敵な葉山さんですが、射士郎を演じるときは標準語を話されますよね。
その標準語なんですけど、実はまだちょっと頼りないところがあって、セリフをしゃべっているときイントネーションがおかしくて、カットがかかったことが何度かありました(笑)。ふとしたときに関西弁が出てしまうらしくて、特に敬語を使うときなどは注意をして話すようにしています。
——葉山さんが子どものころ、大好きだった特撮ヒーローを教えてください。
ひとつですか? たくさんありすぎてとてもひとつに絞れないので、好きなだけ挙げさせてください(笑)。特に思い出に残っているのは『炎神戦隊ゴーオンジャー』(08年)。そして、『特捜戦隊デカレンジャー』(04年)、『魔法戦隊マジレンジャー』(05年)、『轟轟戦隊ボウケンジャー』(06年)、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(07年)あたりです。もう変身アイテムやロボットの玩具で夢中になって遊んでいました。僕には弟が2人いて、3兄弟でヒーローごっこをしていたんです。長男だから、僕がいつもヒーロー役でした(笑)。
——(笑)。まるで紳士服のモデルのようにスーツ姿が似合っていますが、射士郎の人物像を教えてください。
ひとことで言うと、射士郎は情報収集の達人。本業はフリーのスパイなのですが、仲間からは「情報屋」と呼ばれています。スーツ姿でいるのは、中澤(祥次郎)監督によると「一般人に紛れるため」だからだそうです。今着ている衣装は第1話のものですが、これからのエピソードではスーツやネクタイが変わるので、楽しみにしていてください。
○ブンレッド・井内悠陽とは関西弁でトーク
——第1話では、大也と射士郎がコンビで活動しているところに、ブンピンク/志布戸未来(しふと・みら/演:鈴木美羽)が仲間になり、3人のブンブンジャーがそろいます。制作発表会見では、さらにブンブラック、ブンオレンジが加わって5人になると発表されていますが、最初は、射士郎と大也とのやりとりが多いですよね。
そうなんです。僕が大阪出身で、(井内)悠陽が京都。関西人同士なので、2人でいるときはどっちも関西弁丸出しで、ワイワイしゃべってしまいます。
——関西の方同士で会話をするとき、よくボケとツッコミに分かれるといわれますが、葉山さんはどちらのほうだと思いますか?
ええっ!? どっちやろう……(と、少し考えて)僕はツッコミですね! キレのあるツッコミ役。たぶんそうです(笑)。
——葉山さんと射士郎との共通する部分はどんなところですか。
先ほど言ったキレのあるツッコミもそうですし、クールな面も共通していますね。マネージャーさんが後ろで「?」って複雑な表情をしているのが少し気になりますけど(笑)。自分ではクールなほうなんじゃないかと思っています! 僕も射士郎も他人に対して関心が強いところが似ています。射士郎はクールで不愛想、ときどき皮肉っぽい物言いをするんですけど、相手のことが本当に嫌いであれば、皮肉なんて言わず最初から相手にしないはずなんです。良いも悪いも、相手のことをしっかりと見て判断する。そんな部分に共通するものを感じています。ただ、僕は皮肉っぽいことは言わないですけど(笑)。
●誰が見てもカッコいいと思える射士郎に
○■変身=“ブンブンチェンジ”撮影に「うれしすぎて“無”」
——葉山さんの左腕に装着されているブンブルーの変身アイテム「ブンブンチェンジャー」について、詳しく教えてください。
これ(ブンブンチェンジャー)をこうやって(腕バンドから外して)ブンブルーにチェンジします。下部にタイヤがついているんですけど、初めて見たとき「おおっ、ボウケンジャーの変身アイテム(アクセルラー)みたいや!」って思って、とてもテンションが上がりました!
——初めて“ブンブンチェンジ”変身シーンを撮影したときのお気持ちはいかがでしたか。
もう、何て言うんですかね。あまりにもうれしすぎて「無」の状態になりました(笑)。初変身を撮影する前日は、楽しみで眠れなくて、遠足の前の日の小学生のようでした。台本をいただいたとき、すぐに変身シーンをチェックしていて「このシーン、早く撮ってほしいな」とずっと思っていましたから、その日が来たときは興奮しました!
——ブンブンチェンジャーを手にして、変身の練習をされたのですか。
もちろん練習しました! 射士郎はクールな人物ですから、誰が見てもカッコいいと思えるような立ち振る舞いをしなければ、と強く心がけました。チェンジのときのポーズも、自分なりに「こうすればカッコよく見えるんじゃないか」とアイデアを出させていただいたんです。変身シーンを見た子どもたちが、かつて戦隊ヒーローに憧れていた僕と同じように「ブンブルーになりたい」と思ってもらえるよう、頑張っていきたいです。
○■特技のバスケ&ピザ作り、アクションに活かす!?
——スーパー戦隊ヒーローということで、これからアクションシーンもあるのではないかと思われます。特技のバスケットボールを活かしたスピーディな動きに期待しています。
あっ、ほんとはピザ作りのほうが得意なので、今後の抱負として「敵をピザ生地のように回してやるぜ!」みたいなことを言ったほうがいいかな(笑)。でも、バスケも中学生時代3年間ずっとやっていて、得意といえば得意です! 撮影初日、レギュラーのみんなでアクション練習をしましたけど、思っていた以上に難しいことばかりだと思いました。練習の様子を撮影していただき、後で見返したのですが、動きがぎこちないな〜なんて客観的な感想を抱きました。これからもっと練習を重ねて、アクションシーンもしっかりこなせるよう、臨みたいところです。
——快調なスタートを切った『爆上戦隊ブンブンジャー』。これから1年間、悪のハシリヤンとの戦いを繰り広げるブンブルー/射士郎を演じていく葉山さんの意気込みを聞かせてください。
やっぱり『爆上戦隊』と名乗るからには、僕たちもテンション爆上げで突っ走りたいです。48番目のスーパー戦隊になるブンブンジャーも、たくさんの人たちから愛されるヒーローになれるよう、盛り上げていけたらなと思っています。これから、『ブンブンジャー』の応援をどうぞよろしくお願いいたします!
■葉山侑樹
2001年10月27日生まれ、大阪府出身。2018年9月、スターダストプロモーションからスカウトされ芸能界入り。2023年7月、若手俳優育成プロジェクト「真夜中の推し活 S/TEAM BLOOD」オーディションに合格し、7人組アーティストグループ「S/TEAM BLOOD」のメンバーとして活動を始める。特技はピザ作りとバスケットボール。

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