MAG!C☆PRINCE「自分たちにとっても応援歌」 最新シングル収録曲への思い語る

2024年3月10日(日)10時0分 マイナビニュース

●「STAND UP TOGETHER」は「パワーをもらえる楽曲」
3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表したボーイズグループ・MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)の平野泰新、大城光、永田薫にインタビュー。3月1日にリリースした配信シングル「STAND UP TOGETHER」の楽曲に込めた思いを聞いた。
愛知・岐阜・三重3県オーディションから2015年3月に結成、同年12月にメジャーデビューし、東海地区を拠点に活動するMAG!C☆PRINCE。今年1月30日に、3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表し、3月16日にNAGOYA JAMMIN'にて開催される「本気☆LIVE 2024〜絶対☆アイシテル〜」がグループでの音楽活動休止前の節目のパフォーマンスとなる。また、3月1日に配信シングル「STAND UP TOGETHER」をリリース。これまでライブでのみ披露していた「STAND UP TOGETHER」「M.A.G.!.C」「THANK」の3曲が収録されている。
——「STAND UP TOGETHER」に込めた思いをお聞かせください。
永田:前を向いて頑張っていこうという気持ちが存分に歌詞に出ていて、曲調もすごく明るくてパワーをもらえる楽曲になっています。4年ぐらい前に作った曲で、その時はコロナ前で、みんなで手を取り合って一緒に肩組んで頑張ろうぜという感じで作りましたが、コロナになってリリースできず、コロナを経て今この曲を出せるということも、また一つ意味合いが乗っかったなと感じていて、この時期にリリースできてうれしいです。
——レコーディングで印象に残っていることを教えてください。
平野:元気さを出すために、みんなで「イエ〜イ!」みたいなガヤを撮ったのが楽しかったです。
大城:もともと4人で歌っていた曲で、僕が3人バージョンに編曲したんです。そうしたらガヤだけのデータがあって、「Let's go!」「STAND UP!」「TOGETHER!」とか、びっくりするほどの元気さで言っていて。これぐらい曲に対して全力でやっていたんだなとボイスからも伝わりました。
永田:みんなすごいテンションで、めっちゃ面白いですよ。
大城:早いラップの部分もあって、普段は僕がラップを歌うことが多いですが、この曲はみんなで歌うことになっていて、どうなるんだろうと思っていたらみんなきれいに歌っていて。大変じゃなかったのかなと。
永田:めちゃめちゃ大変でした。
平野:俺なんて、舌があんまり動いてないからって舌の運動をさせられましたから(笑)
——平野さんと永田さんの貴重なラップが聴ける曲に。
大城:めっちゃいいと思います。みんなのラップを聴いた時は感動しました。
平野:基本は光がラップを歌っていて、僕らはあんまりやらないですからね。
——この曲をどのように受け取ってもらいたいですか?
永田:つらい時に聴いてほしいですね。我々もそうですけど、誰しもつらい経験はあると思うので、この楽曲でパワーを感じていただいたり、生きる糧になってもらえたらうれしいです。
平野:朝に聴いてほしいです。アラームにしてこの曲を聴いてベッドから立ち上がったら、そのままの勢いで一日をスタートさせられると思うので。
大城:アラームにしたら嫌いになるんじゃない!? 「うるさい!」ってなってしまう気が(笑)。
平野:でも朝に聴いてもらえたら、一日テンション高くいけるんじゃないかなと。
大城:自己肯定感MAXだもんね。自分を褒めてあげたい時とか、ここから頑張ろうとひと踏ん張りする時にも聴いていただきたいです。
——自分たちも歌っていてテンション上がりますか?
大城:僕らも歌っている時は自己肯定感、爆上がりですよ! 俺はすごいんだと思いながら歌えるので。メンバーが4人から3人になったり、いろんな経験をすればするほど、この曲が自分たちにも刺さって、自分たちにとっても応援歌みたいになっていますし、もっと多くの人に届けたいなと思っています。
●大城光、作詞・作曲挑戦に喜び 制作秘話も語る
——大城さんが作詞・作曲された「M.A.G.!.C」「THANK」の歌詞もとても心に刺さりますよね。特に「THANK」はまさに今、この曲に乗せて感謝の気持ちを伝えたいという思いがあるのでは?
大城:まさに今届けたい曲ですね。コロナ禍でライブができない時に、今までの経験を生かして何かしたいと思い、曲を作りたいという話をしたんです。みんなでテーマを考えた時に、コロナが落ち着いて皆さんの前で歌えるようになった時に、まず感謝を……いろんな「ありがとう」を届けることがいいんじゃないかということに。僕らは明るい“ありがとう”の曲がなくて、これならいつでもどこでも場所関係なく歌えるのでいいなと。初めて“作詞・作曲:大城光”としてリリースされる曲なのでうれしいです。
——制作において印象に残っていることがありましたら教えてください。
大城:「THANK」のデモを自分の声で録音して届けたんですけど、僕の声が届く緊張感がありましたし、これを聴いてレコーディングの時に2人がどういう感じで持ってきてくれるのかというワクワク感もありました。そして、「好きに歌ってくれ」と言ったら、もう想像通り、マジプリって、3人集まった時の声ってこれだよなという、2倍3倍にいい曲にしてくれて「これこれ!」って思いました。
平野:僕たちがいい曲にしました!(笑)
永田:しました!(笑)
——平野さんと永田さんは歌う時どんなことを意識しましたか?
平野:好きなように歌ってくれと言われたので、本当に好きなように歌わせてもらいましたが、歌詞の意味合いもしっかり考えて書いてくれていて、僕らもそれがわかったので、自分の持っている感情を歌詞に合わせて歌いました。
大城:2人が演技をどんどんやるようになってきた中でのレコーディングで、表現力を感じました。
永田:うれしいです! 同じ「ありがとう」という歌詞でも、静かなところと明るい音楽に乗せているところでは意味合いが違うので、それぞれ伝えたい気持ちを考えて歌うようにしました。ライブでも思いを込めて歌いたいと思います。
■MAG!C☆PRINCE(マジックプリンス/通称 マジプリ)
2015年3月に東海地区出身・在住の男性2,020人の応募の中から誕生した、愛知・岐阜・三重を元気にするボーイズグループ。同年12月23日にシングル「絶対☆アイシテル!」でメジャーデビュー。現在は平野泰新(1995年2月15日生まれ、愛知県出身)、大城光(1995年7月4日生まれ、愛知県出身)、永田薫(1996年10月6日生まれ、岐阜県出身)の3人体制で、テレビやラジオ、舞台など、幅広く活動している。2024年1月30日に、同年3月31日をもってグループでの音楽活動を休止することを発表。3月16日にNAGOYA JAMMIN'にて開催される「本気☆LIVE 2024〜絶対☆アイシテル〜」がグループでの音楽活動休止前ラストのワンマンライブとなる。

マイナビニュース

「MAG!C☆PRINCE」をもっと詳しく

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ