マユリカ、全国ネット初レギュラーに戸惑い&感謝 M-1ブレイクで「仕事の質が変わった」

2024年3月10日(日)7時0分 マイナビニュース

●ドッキリ疑念も消えるウソくさい番組タイトル
『M-1グランプリ2023』で初のファイナリストとなってから活躍著しいお笑いコンビのマユリカが勢いそのままに、中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『お笑い4コマパーティー ロロロロ(ろろろろ)』(4月3日スタート、毎週水曜24:29〜)で全国ネット初レギュラーを勝ち取った。3月13日(24:54〜)・23日(23:30〜)にはレギュラー放送に先駆け、中京テレビで放送される。
まさにブレイク真っ最中の現状をどう捉えているのか。そして、今回の新番組の手応えは。マユリカの阪本と中谷に、先行放送版の収録後に話を聞いた——。
○「微塵も思ってなかった」「むちゃくちゃありがたい話」
——全国ネット初レギュラーということですが、このお話を受けてのご感想から伺えればと思います。
中谷:なんとなくフワッと「そういうことします」ぐらいの感じしか聞いてなくて、ポスター撮りに行って「あ、これホンマにレギュラー番組やな」って、そこで事の重大さを初めて知りました。「こんなにちゃんとやんねや」って感じです。
阪本:タイトルが言いにくい番組が始まったなという感じです。でもすごいうれしかったです。ありがたいというか、ウソみたいです。
——こういうケースは「ドッキリかと思った」という感想を聞くことが多いですが。
阪本:ドッキリにしては番組名がウソくさすぎるんで(笑)
——逆に信ぴょう性があった(笑)
阪本:そうなんです。
——周囲の方に喜びは伝えましたか?
中谷:母親にはLINEで伝えました。「すごいねぇ〜」「良かったねぇ〜」「楽しみにしてるわぁ〜」ってきました(笑)
——全国ネットレギュラーをつかんだきっかけの一つとして、『M-1グランプリ』の決勝進出もあったと思います。やはりあそこから景色が変わった感覚はありますか?
中谷:劇的に景色が変わったとかじゃないですけど、この番組もそうですし、ちょっとずつメディアのお仕事を頂くようになったことで、実感しますよね。「すごいなM-1」って。
阪本:決勝決まったときも、全国ネットのレギュラー番組に出さしてもらえるなんて、ほんまに微塵も思ってなかったので、むちゃくちゃありがたい話だなという感じです。
——忙しさの変化はいかがですか?
中谷:今までは劇場にいっぱい出て出て、とにかく出まくるっていう感じだったのが、いろんな角度の仕事が増えてきて、質が変わったかなっていう感じですね。
——それに対して戸惑いなどはあるのですか?
中谷:この番組も初めてやることだから戸惑いとか不安もあったんですけど、やってみて周りのメンバーのおかげもあってすごい楽しかったので、これからが楽しみになりました。最高でした。
○新人マンガ賞の腕は生かせるのか
——中谷さんは、漫画の掲載経験に加え、「第70回小学館新人コミック大賞」で佳作受賞もされていますよね。制限時間があって絵の才能をいかんなく発揮するというのは難しいかもしれませんが、いかがでしたか?
中谷:めっちゃ楽しかったんですけど、時間をかけて絵に力を入れれば入れるほど、あまり笑いにはつながらへんかなと思うので、自由な発想でいろいろできたらいいかなと思います。
——相方目線から見て調子はどうでしたか?
阪本:収録を通して大喜利してたのは、僕と大場さんだけでした。
中谷:おいおいおい、俺とナダルもやってたやろ! チームでやってたやん!
阪本:やってたか?
●ストイックなお笑いではなく“楽しい休み時間”に
——阪本さんは大喜利ライブにもよく出られていますが、そこと違って4人1組のチーム戦という部分の面白さは感じますか?
阪本:大喜利って個人戦なんですけど、1・ 2・ 3・ 4って順番があったりとか、「3番目であんまり変なこと言いすぎてもな…」とか考えるので、違う競技な気がしました。
——難しいですか?
阪本:いや楽しいですね。ガチ大喜利じゃないというか、みんなで遊んでる感じです。
中谷:すごく楽しそうにしてるなとめっちゃ思いました。笑顔が多かったんで(笑)。松村さんとか大場さんとか、はじめましての方も多かったんですけど、人見知りのわりに楽しんでできてるなと思ったんで、僕も安心しました。
——他の方の回答はいかがでしたか?
阪本:大場さんとかアイドルやのに、むちゃくちゃちゃんと大喜利できるんですよね。1回大場さんが3人目で、僕が4人目のときがあったんですけど、ちょっと焦るぐらいのやつ出してきて。
——大喜利ライブだと参加者は芸人さんだけだと思うのですが、違うジャンルの人と一緒にやることは刺激になりますか?
阪本:そうですね。で、単純に楽しいですね。
——この番組は、中京テレビでかつて放送されていた『お笑いマンガ道場』のDNAを引き継ぐと銘打っているのですが、世代的に『お笑いマンガ道場』はご存知ですか?
中谷:すいません、ちょっと勉強不足で存じ上げなかったんです…。
——とは言え、令和の新スタイル大喜利番組ということで、どんな部分でその新しさを見せられそうですか?
中谷:ナダルも同期なんですけど、みんなで仲良くやってるチーム感が、よりもっと出ればいいなと思います。「楽しそう」って思ってもらえるような感じで。
阪本:大喜利大喜利してるというよりか、席順どうするかとか、「さっきのはお前が悪かった!」とか、ワチャワチャできるのが理想かなと思いました。あんまりストイックなお笑い番組というよりかは、楽しく休み時間のような感じにしたいです。
中谷:お子さんとかも見て楽しめるかなと思うので、学校とかで人気になったらうれしいですね。
——でも深夜番組なので…
阪本:「お子さんも見て楽しめる」っていうのは、こいつ(中谷)が勝手に言ってるだけなんで。下ネタとかもそんなに気にせずできたりとかしたほうが楽しそうだなと思います。真逆ですね。
中谷:まあまあ、楽しそうな雰囲気がお子さんによっては見られるかなと思ったんで…。
○「ただただ終わってほしくない。酷評されたくない」
——今後呼んでほしいゲストの方はいかがでしょうか?
中谷:僕は漫画が好きなんで、漫画家さんが本領発揮できるところでもあるのかなと思って、来てくれるのをちょっと期待します。井上雄彦先生が、あの緻密な絵を『ロロロロ』で見せてくれるなら、時間かかってもずっと待ちます。
阪本:僕はガチャピンとムックとか。
中谷:扱いきれへんで、ガチャピンとムックに座られても。
阪本:あと先輩の芸人さんを自分の番組にお招きするとかしたことないので、経験としてやってみたいなと。
——例えばどなたがいいでしょう?
阪本:見取り図さん、ロングコートダディさん、ビスケットブラザーズさんとか。
中谷:紅しょうが、滝音、ニッポンの社長とか、ずっと大阪から一緒にやってきた人たちもいいですね。
阪本:番組的にちょっと友達感がある人の方が楽しそうですね。ナダルが良かったです。
中谷:ナダル良かった。やりやすかった〜。
——では最後に、今後の野望をお願いします。
阪本:野望というよりは後ろ向きで「終わったらどうしよう」っていう、まだそこの段階なので。ただただ終わってほしくないです。酷評されたくない。
中谷:何もかもが初めてなので分からないんです。まあ楽しんでやっていけばいい反響になるのかなとは思いますね。

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