アースラや愉快な仲間たちが登場『リトル・マーメイド』新映像公開
2023年3月17日(金)6時0分 シネマカフェ
アリエルが新たな道を歩むきっかけとなる重要シーンから始まる今回の映像。溺れかけていた人間のエリック王子(ジョナ・ハウアー=キング)を救うため、陸へと上がったアリエルは、憧れの世界に足を踏み入れ、その世界への思いを抑えきれなくなってしまい、海の魔女アースラ(メリッサ・マッカーシー)からの提案で、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、声を差し出すという、恐ろしい取引を交わす。
ポスターでは、仲間たちや相棒フランダー、お目付け役のセバスチャンに囲まれるアリエルの姿と、海の王国の様子が描かれている。アリエルの奥には、父・トリトン王とアースラの姿もあり、アリエルの新たな冒険は一筋縄ではいかないことを予感させる。
本作でアリエル役に大抜擢されたのは、ビヨンセが才能を認めるほど高い歌唱力を持つハリー・ベイリー。
オーディションに最初にロブ・マーシャルから呼ばれたのが彼女で、“誰よりも美しい歌声”を持つというアリエルを体現するほどの、群を抜いた実力を生で体感した監督はその後、何百人もの才能あふれる候補者に会ったにも関わらず、「最初に彼女がすごく高い基準を作ってしまっていて、そこに近づける女優は誰もいませんでした」と断言。さらに「アリエルは自分なりの考えを持っていて、恐れはありません。ハリーにも、“自分の望み通りになる”と信じているような純粋さがある。アリエルの持つものを全部体現できる存在は彼女だけでした」とハリーがアリエルとして唯一無二の輝きを放っていたと熱く語っている。
映像ではアースラの全貌がお目見えとなるほか、フランダー(ジェイコブ・トレンブレイ)、トリトン王(ハビエル・バルデム)、トリトン王に仕える音楽家セバスチャン(ダヴィード・ディグス)、カモメのスカットル(オークワフィナ)も登場している。
『リトル・マーメイド』は6月9日(金)より全国にて公開。