『厨房のありす』第9話 事件の真相を探り始めるありすと倖生。真犯人の正体は……?

2024年3月21日(木)22時10分 All About

2024年1月21日から放送がスタートしたドラマ『厨房のありす』。第9話のストーリーをおさらいし、今後の見どころを紹介します。(サムネイル画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト)

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門脇麦さんが主演を務めるドラマ『厨房のありす』(日本テレビ系)が2024年1月21日からスタートしました。“カメレオン女優“とも称される門脇さんが自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人を見事に演じ、注目を集めています。この記事では、そんなこのドラマの第9話をおさらいし、今後の見どころやSNSでの反響についても紹介します。

第9話のあらすじ

百花(大友花恋)からの情報提供をきっかけに、五條製薬の2つの事件を探ることにしたありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)。心護(大森南朋)に正面から聞き出そうとするも、新たな情報を得られないだけでなく、「二度とこの話はしない」と言われてしまいます。
百花の協力を得て、火事の後に五條製薬を退職したという研究員に真相を聞き出そうと企む2人。雑誌の取材と偽り、その人物・温田(岡部たかし)のもとを訪ねると、ある重要な手がかりを見つけ出します。数日後、「ありすのお勝手」に現れた温田は、火事の真相を話し始めて——。
温田の証言から犯人は、火事の犠牲者であり、ありすの母である未知子(国仲涼子)と、当時同じ研究チームに所属していたメンバーに絞られることに。五條製薬のCEOである未知子の父・道隆(北大路欣也)がその中の1人に頼んだのではないかと疑うありすに対し、倖生は温田によると未知子の姉・蒔子(木村多江)が怪しいと伝えます。
蒔子に直接話を聞きに行くと約束を取り付けたありす。しかし、その後「もし本当に蒔子が犯人だったらどうしよう」と怖くなったありすは、倖生に不安を吐露します。すると、倖生は「どんな時もありすの気持ちを一緒に受け止められる関係でいたい」と思いを伝えるのです。晴れて恋人関係になったありすは、大喜びで部屋を後にします。そんな倖生のもとに、百花から火事を引き起こす原因となった薬品の購入者リストが送られてきて——。蒔子に会いに出たありすを見送った倖生は、休みにもかかわらず研究室へと出かける心護の後をつけて、証拠隠滅の瞬間を阻止します。一方のありすも、蒔子に未知子の死の真相を尋ねます。驚く蒔子に、ありすは誠士(萩原聖人)にも話を聞かせて欲しいと頼みます。すると、蒔子の口から衝撃の事実が伝えられるのです。
蒔子から自分の父親の正体を聞いたありすは、心護になぜこれまで本当のことを隠してきたのか問い詰めます。それでも真実を教えてくれない心護に、ありすは「自分がASDだから、自閉症だからうそをつき続けられると思っていたのか」と思いをぶつけ、家を出て行ってしまいます。ありすを追い掛けようとしない心護を、倖生はありすがどれだけ真剣に事件の真相と向き合っているかを伝え、責めるのでした。
ありすを探す倖生は、和紗(前田敦子)のもとに向かいますが、そこにもいないことを知り、和紗の家族に手助けを依頼します。さんざん探し回った後で、和紗の家の前に佇んでいたありすを発見。倖生から事情を聞いていた和紗は、ありすに話を聞きます。なぜ自分の家族は和紗の家族のようではないのか、とこぼすありす。「自分の周りにはうそばかり」と涙ながらに語るありすに、和紗は味方だと元気づけます。
翌朝、ひと晩和紗の家で過ごしたありすを迎えに、倖生が五條製薬の創立記念パーティーの招待状を持って、やって来ます。和紗の後押しもあり、事件の真犯人を探し出すため、パーティーに乗り込んだありすと倖生。同じ頃、蒔子と道隆がいる控え室に心護が現れ、「本当のことを話しに来た」と告げて——。

今後の見どころとSNSでの反響

事件の真相を探り始めたありすと倖生。真実に近づくにつれて、「家族を疑う」という辛い現実にも立ち向かわなければならないありすに、思わず涙があふれてしまった人も多かったのではないでしょうか?
放送を終えて、X(旧Twitter)では「今回は泣かないと思ったのにまた最後には泣いてた」「第9話に明かされた真実に衝撃を受けつつ、9話でも尚この後の展開が全く読めずにドキドキ...」などの声が寄せられています。
3月24日放送の第10話は、ついに最終回! ありすの母が犠牲になった火事と、倖生の父を死に追いやった横領事件の真犯人が明らかになります。
SNSでは最終回を惜しむ声や事件について考察する投稿も見られ、最終回への期待度が感じられます。ありすと倖生の関係にもまだ動きがありそうで、最後まで見逃せません!

この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。
(文:柿崎 真英)

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