“丁稚制度”の秋山木工、スマホ解禁で寝坊を繰り返す兄弟子…大きな決断へ

2024年3月22日(金)16時0分 マイナビニュース

フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00〜 ※関東ローカル)では、令和の時代に“丁稚奉公”で職人を目指す家具製作会社・秋山木工に飛び込んだ若者たちを追ったシリーズの最新作『ボクらの丁稚物語2024前編〜夢のはじまり 夢の終わり〜』を、24日に放送する。
横浜市にある家具製作会社・秋山木工は、一流の職人を目指し、入社した新人が住み込みで5年間修業する、いわゆる“丁稚奉公”を行ってきた。タバコも恋愛も禁止、スマホを持つことも許されず、家族への連絡は手紙だけだ。
しかし、ここ数年、新人が入ってきても長続きせず、毎年10人以上いた入社希望者も減り続け、2022年にはついにゼロに。「半世紀近く続けてきたやり方は、もはや時代に合わないのか…」と秋山利輝社長(80)は、大きな決断を下す。これまでの丁稚制度を見直し、家から通う「外弟子」を取ることを決めたのだ。内弟子はこれまで通り、住み込みの共同生活で修業をするが、外弟子には厳しいルールは求めず、全てが自由だという。
迎えた2023年春。秋山木工には、内弟子と外弟子、合わせて4人が入社した。内弟子を選んだのは、中学を卒業したばかりの松下さん(15)と中学・高校時代に不登校を経験した友添さん(25)。「一流の職人」を目指し、10歳違いの内弟子2人の共同生活がスタートした。
そんな新人たちに一番近い兄弟子が、2カ月前に丁稚を卒業し、職人となったばかりの加藤さん(28)。本来ならば、手本を見せるべき立場だが、禁止されていたスマホが解禁されたことで夜ふかしをし、寝坊を繰り返していた。「職人たちのリーダーになる」…そう語っていた加藤が大きな決断を迫られていた…。
ナレーションは、女優の大島優子が担当する。
(C)フジテレビ

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