『御上先生』卒業メッセージ 出席番号(26)冬木竜一郎役・山下幸輝「考えることの大切さを全身で感じた」
2025年3月22日(土)14時0分 オリコン
冬木竜一郎(山下幸輝)=日曜劇場『御上先生』(C)TBS
完全オリジナルストーリーで送る本作は、子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語は展開していく。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。これまでとは一線を画した新たな学園ドラマとなっている。
山下幸輝が演じる冬木竜一郎は、皮肉屋で理屈っぽい性格で、つい正論を言ってしまう。クラスでは目立たないが、発言力がある。【部活】元数学部、【好きなモノ・コト】RPG系ゲーム、【クラスメモ】金融関係の職に就きたいと思っている。
■コメント
これまでさまざまな社会の問題や今の教育について生徒が1人ひとり考えて答えを出してきました。その集大成が第10話に詰まっています。御上先生が生徒たちに第1話から伝えてきたことを改めて視聴者の皆さんも思い出してみて、一緒に最後の授業を受けてほしいと思います。これまでのシーンの中で、第7話のチームビジコンが椎葉に「椎の葉」(祖父母が営んでいた和菓子店)の継続案を提案しに行くシーンが好きです。宮澤が言っていたように、女子だけじゃなく男子も気付かされることがあって社会を変えるために、そしてどうにか椎葉のためにとチームビジコンが立ち上がったのは演じていてグッときました。
御上先生には、冬木をここまで変えてくれてありがとうございますと伝えたいです。御上先生に出会えてなかったら冬木は自分の父のことを消化できていなかったと思うし、誰かのために何かをすることは出来なかったと思います。考えることの大切さを全身で感じたこの経験を冬木は次の人たちに伝えたいなと思います。そして同窓会でまた会いましょう。