男性カップルにとって結婚・家族とは「静かに、穏やかに、“法の下の平等”のもとで暮らしていくのが夢」
2024年3月31日（日）6時0分 マイナビニュース
日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’24』(毎週日曜24:55〜)では、『婚姻〜なぜ、認めてくれないのか〜』(熊本県民テレビ制作)を、きょう31日に放送する。
熊本市で暮らす男性カップルのこうぞうさん(41)とゆうたさん(40)は、一緒に暮らし始めて4年あまりになる。2人の生活は、家族そのものだ。
しかし、今の日本の法律では同性カップルは結婚できず、法的な効力のない自治体の制度では看取りや相続など「もしものこと」が起きた時に相手を守れない現状がある。また2人の場合は、若い頃から家族が理解を示し、2人で生きていくことを見守ってくれたものの、仲間の同性カップルの中には肉親から「そのうち異性を好きになる」と言われた経験がある人もいる。
2人は、同性婚を認めないのは憲法で保障される「婚姻の自由」「法の下の平等」に反すると国を相手に闘う、いわゆる「同性婚訴訟」に加わってきた。昨年までに言い渡された全国5地裁の判決は「合憲」「違憲」「違憲状態」と判断が分かれる結果に。全国で控訴審が行われる中、3月には上級審で初めてとなる判決が札幌高裁で言い渡される。
裁判で判断が下されても、なお変わらない2人の生活。「静かに、穏やかに、“法の下の平等”のもとで暮らしていくのが夢」と語るこうぞうさんとゆうたさんにとって“結婚”“家族”とは…。
熊本市で暮らす男性カップルのこうぞうさん(41)とゆうたさん(40)は、一緒に暮らし始めて4年あまりになる。2人の生活は、家族そのものだ。
しかし、今の日本の法律では同性カップルは結婚できず、法的な効力のない自治体の制度では看取りや相続など「もしものこと」が起きた時に相手を守れない現状がある。また2人の場合は、若い頃から家族が理解を示し、2人で生きていくことを見守ってくれたものの、仲間の同性カップルの中には肉親から「そのうち異性を好きになる」と言われた経験がある人もいる。
2人は、同性婚を認めないのは憲法で保障される「婚姻の自由」「法の下の平等」に反すると国を相手に闘う、いわゆる「同性婚訴訟」に加わってきた。昨年までに言い渡された全国5地裁の判決は「合憲」「違憲」「違憲状態」と判断が分かれる結果に。全国で控訴審が行われる中、3月には上級審で初めてとなる判決が札幌高裁で言い渡される。
裁判で判断が下されても、なお変わらない2人の生活。「静かに、穏やかに、“法の下の平等”のもとで暮らしていくのが夢」と語るこうぞうさんとゆうたさんにとって“結婚”“家族”とは…。
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