「第32回橋田賞」相葉雅紀、神木隆之介、北川景子、バカリズムら受賞

2024年3月31日(日)5時0分 マイナビニュース

日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげた番組と人に贈られる「第32回橋田賞」の受賞作品および受賞者が31日、発表された。
脚本家・橋田壽賀子さんが理事を務めていた橋田文化財団が主催している同賞。今回、橋田賞大賞は該当者なし。橋田賞は、『ブラッシュアップライフ』 (日本テレビ)、『ひとりぼっち—人と人をつなぐ愛の物語—』(TBS)、連続テレビ小説『らんまん』(NHK)、相葉雅紀神木隆之介北川景子バカリズム、大下容子に決定した。
橋田賞新人賞は、浜辺美波、趣里が受賞。橋田賞特別賞は、井上順が選出された。
また、2022年に亡くなった野村昭子さんの遺族から同財団への寄付をもとに設立された、長いキャリアと確かな演技力で存在感を示す俳優を顕彰する野村昭子賞には、大方斐紗子が決定した。
○橋田賞大賞
該当なし
○橋田賞
■『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)
緻密に練られた伏線と、軽妙なセリフの会話劇で、ドラマの面白さを再認識させた。俳優陣の演技も見事で、視聴者から熱い共感を呼ぶドラマに仕上がっていた。
■『ひとりぼっち—人と人をつなぐ愛の物語—』(TBS)
大切な人を失い、心を閉ざして生きていた青年が、人との出会いで人生に前向きになることができるという温かいテーマは、テレビドラマの原点を思い起こさせた。
■連続テレビ小説『らんまん』(NHK)
植物学者・牧野富太郎をモデルとした主人公とその妻の波乱万丈の生涯と、その周りに
集まる人々を丁寧に描き、多くの人の心を動かした。
■相葉雅紀(俳優・歌手・タレント)
『ひとりぼっち—人と人をつなぐ愛の物語—』と『今日からヒットマン』(テレビ朝日)での熱演と、音楽番組やバラエティ番組での幅広い活躍が評価された。
■神木隆之介(俳優)
『らんまん』での植物学者・牧野富太郎をモデルとした魅力的な主人公の造形が見事だった。その演技力および長年の功績に対して。
■北川景子(俳優)
大河ドラマ『どうする家康』(NHK)でお市とその娘茶々の二役を見事に演じ分けた演技力、また『女神(テミス)の教室〜リーガル青春白書〜』(フジテレビ)で見せた演技の幅広さと、長年にわたる活躍に対して。
■バカリズム(お笑い芸人・脚本家)
『ブラッシュアップライフ』でのアイデアにあふれたオリジナル脚本が見事。自然なセリフや巧みな構成で多くの視聴者の心をつかんだ。
■大下容子(テレビ朝日アナウンサー)
報道・情報番組に長年携わり、常に公正な姿勢で自身の名を冠した番組のメインキャスターを務めると共に、バラエティや特別番組へも出演し、放送業界へ貢献してきたことに対して。
○橋田賞新人賞
■浜辺美波(俳優)
『らんまん』で主人公の妻役を健気に凛々しく好演。安定感のある落ち着いた演技で、明治の女性を青年期から壮年期まで見事に演じきった。
■趣里(俳優)
連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)での体当たりの演技に対して。歌も踊りも一生懸命に演じている姿は視聴者に感動を与えた。
○橋田賞特別賞
■井上順(タレント・歌手・俳優)
音楽、ドラマ、バラエティと様々な分野で芸能活動を精力的にこなし、長年放送業界に
貢献してきた功績に対して。
○野村昭子賞
■大方斐紗子(俳優)
長年にわたり放送業界で幅広く活躍。バイプレーヤーとして映像作品には欠かせない
存在であることに対して。
【編集部MEMO】
橋田賞の選考基準は、日本人の心、人と人とのふれあいを温かくとりあげ、広く大衆に支持され、感動を呼び起こした、芸術性豊かな完成度の高い番組・作品、もしくは人に対して。および、放送文化の振興・向上に寄与した番組・作品、もしくは人に対して。

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