石黒賢 大ヒットドラマでW主演の人気俳優と仲良しだった?にぶっちゃけ回答「芝居以外の話をね...」

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　俳優の石黒賢（59）が1日、フジテレビ「ぽかぽか」（月〜金曜前11・50）にゲストとして生出演。かつて大ヒットドラマで共演した人気俳優との仲について語った。

　番組初登場の石黒は1993年の大ヒットドラマ「振り返れば奴がいる」で俳優・織田裕二とW主演を務め話題となった。対立する役柄だったが「『振り返れば奴がいる』で織田裕二さんとは裏で仲良しだったっぽい」とのイメージを振られると、「×」の札を掲げてみせた。

　MCの「ハライチ」澤部佑が「この話はやめておきましょうか」と冗談めかして話すと、石黒は「仲が悪かったわけではもちろんなくて。僕と織田くんはいつも対立する構図の役柄だったので、あんまり芝居以外の話をね、したことはないんですよ」と打ち明けた。

　「お互い“プライベート何してんの？”とか“趣味何？”とか、“車何乗ってんの？”とかそういう話をした覚えは全くなくて。“次のシーンどうする”とか、“ああしよう“、“こうしよう”とか、時には“あいつはこうくるだろうから、俺はこういうふうにやってみようかな”とか思ってたり、そういうことを考えていたんで」と回顧した。

　その方が役に徹することができるためかと問われると「分かりませんけど、僕もそんなに器用な方じゃないんで。ぎりぎりまで一緒に雑談してて、“3秒、2秒…”ってなった時にすって入るほどのタイプじゃないんですよね」と石黒。「だから前からこうして（役に入って）いたいタイプで、まあ織田くんも分からないけれど、そうだったのかもしれません」と振り返った。

　撮影が始まる際に仲良くしないでおこうと話すことはあるかと聞かれ「そんなこと言わないよ」と苦笑。

　当時は「24時間のうちオーバーじゃなく1日21時間ぐらい撮影してたんですよ」と深夜まで撮影があったと語り、「それで撮影終わってうち帰ってシャワー浴びてひげそって、横になって寝たら起きられないから、椅子にこうやって座って15分とか30分ぐらいしてまたこう現場に行く日々だったんですよね」とも回顧した。

　「だからね、あんまりこう撮影以外のことでリラックスとか…（考えず）。ずーっと役のことばっかり考えてるんですよね」。ドラマ終盤でやつれていたのは本当だったのかとの問いには「本当にそう。ある時突然僕が病気になる、私どんどん痩せていくんですが、本当にね、目がへこんじゃってね」とぶっちゃけた。

　「まあ本当に病気でやつれてる役柄だったんで、まあいいかなってメークさんと」話していたと語った。