アマンダ・セイフライド主演&プロデュースの渾身作「ドロップアウト」予告編
2022年4月4日(月)13時0分 シネマカフェ
2015年の米フォーブス誌の「女性長者番付」で首位を獲得、黒のタートルネックをトレードマークとしていたことから“女性版スティーブ・ジョブズ”とも評された実業家エリザベス・ホームズによって実際に引き起こされた一連の詐欺事件を映像化したオリジナルドラマシリーズ。
これまであまり報道されてこなかったホームズの幼少期から現在の姿までを描き、スタンフォード大学中退からたたき上げの億万長者、そして犯罪者になるまでの彼女の転落人生をアマンダ・セイフライドが熱演。エリザベス・メリウェザー(「New Girl/ダサかわ女子と三銃士」)とともに、プロデューサーも務めている。
幼い頃から「何か新しい発明をして世界を変えたい」と将来の夢を語り、熱心に勉強に励んでいたエリザベス・ホームズ(アマンダ・セイフライド)は、名門のスタンフォード大学化学工学部を退学後、シリコンバレーに血液検査のベンチャー企業「セラノス社」を立ち上げる。セラノス社は数滴の血液でコレステロール値やがんなどを感知できる検査機器<エジソン>を開発し、安価で従来よりも早く検査結果を提供することができると謳っていた。
当時は、大学中退の若い女性が創業者ということで、“史上最年少の女性ビリオネア”として全米メディアの注目の的になったが、2015年に「ウォール・ストリート・ジャーナル」が調査報道を発表、<エジソン>には正確性に重大な誤りがあることが世に知れ渡り、セラノス社は衰退することに…。
この度解禁となった予告編では、アマンダが演じるエリザベス・ホームズの栄光から失墜までをテンポよく映し出していく。「世の中を変えたい」という純粋な思いから、<エジソン>の開発にこぎつけ、将来への可能性を見出した研究熱心だった彼女。シリコンバレーでは投資家などに真剣に話を聞いてもらえるよう、意図的に低い声を使っていたといわれている。
劇中でもホームズの特徴的な声の変化は描写されている。アマンダは、低い声を出すことに苦労したと告白しており、低い声を出すために特別な呼吸方法を試したり、裁判でのホームズの宣誓証言の映像を何度も見返したことを明かしている。実業家から詐欺師への変貌と共に声が徐々に変わっていく様子にも注目だ。
共演には、セラノス社の元COOでホームズの元交際相手のラメシュ・バルワニ役に「LOST」のナヴィーン・アンドリュースほか、「シェイムレス 俺たちに恥はない」ウィリアム・ホール・メイシーや『レディ・バード』のローリー・メトカーフ、「グレイズ・アナトミー」のケイト・バートンなどハリウッドのベテラン俳優陣が集結している。
「ドロップアウト〜シリコンバレーを騙した女」は4月7日(木)よりディズニープラスのスターにて日本初独占配信。