永瀬廉「僕は人見知りなので…」 建築家・隈研吾事務所で『東京タワー』クランクイン

2024年4月4日(木)7時0分 マイナビニュース

アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『東京タワー』(20日スタート 毎週土曜23:00〜)がこのほどクランクインを迎えた。
○■直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を実写ドラマ化
2005年に黒木瞳×岡田准一で映画化された、直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を連ドラ化。永瀬演じる21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛、その儚く甘美な世界を、現代の東京の最旬スポットを舞台に、令和という新しい時代ならではのストーリーとキャラクターで大胆に描き出す。
○■永瀬廉&板谷由夏、出会いのシーンでクランクイン
クランクイン撮影が行われたのは、隈研吾建築都市設計事務所。本作のドラマ内に登場する建築関連シーンを監修する隈研吾氏の東京オフィスから、この物語の世界が動き始めた。世界から注目される建築家である詩史。そんな彼女が働く建築事務所を舞台に、永瀬と板谷が“透と詩史”としての第一歩を踏み出す。詩史の車の下に猫が入り込んでしまい困っていたところに偶然通りかかった透。服や体が汚れることもいとわず、助けてくれたお礼に詩史は自身の事務所に透を招き入れる。穏やかな空気が流れる中、少しだけお互いのことを語った二人。透はこれまでに感じたことのない年上の女性の魅力に、あっという間に虜になる。そしてその日を境に、透は激しく詩史に恋い焦がれていくことに……。
今作が初共演となる永瀬と板谷。撮影初日から、ポスタービジュアルのキャッチコピー「恋はするのものじゃなく、おちるもの」を体現するような、出会って恋に落ちるという恋愛ドラマで重要なシーンの数々に一日をかけて挑んだ。撮影を振り返り、「物語のキモになるシーンを初日から撮影できたことで一気に距離感も関係性も縮まりました」と永瀬。対する板谷も「運命共同体のようなタッグが組めた」と手応えを口にし、「もうこの先は大丈夫」と力強く語った。永瀬に「笑わせてもらったり、元気をもらったり、引っ張ってもらっています」と感謝されると、板谷は「もっと(物静かな)詩史に寄せていったほうがいいのかな……」と返し、“阿吽の呼吸”がすでに出来上がっている様子を見せた。
○■永瀬廉(小島透・役)コメント
——お二人そろってのクランクインとなりましたが、クランクインを迎えてのお気持ちは?
まだ1日目、板谷さんともまだまだ初対面に近いような状態でしたが、すごく濃厚な時間を過ごした気がします。今日撮影した最後のシーンなんて、本当に物語のキモになるシーンだと思うので、それを初日から撮ったことによって、一気に板谷さん演じる詩史と透はもちろん、僕たち二人の距離感や関係性もぐっと縮まったと思います。
初日からお互いの気持ちをぶつけ合うシーンを撮ったので、今後の何気ないシーンにもいい意味で影響が出そうですし、本当にこの上ないいいスタートを切れました!
——初共演ですが、お互いの印象は?
詩史さんと板谷さんのキャラのギャップがすごいです(笑)。素の板谷さんはキャッキャとしていて、それに笑わせてもらったり、元気をもらったり、引っ張ってもらっています。それがいざお芝居が始まって詩史さんになると、一気に艶のある女性に変身されるので、そこの差がすごい! 普段は気さくで話しかけやすいお姉さんです(笑)。僕は人見知りなので、板谷さんのように誰とでも別け隔てなく喋れるのはうらやましいです。そして板谷さんが僕と透を「イコールで見られた」と言ってくださったのも安心しましたし、初日からしっかり透に染まりつつあります。
——詩史に出会って恋におちるシーンは、どんな風に演じようと思いましたか?
詩史の一挙手一投足に釘付けになるような、詩史の所作、まとう空気にどんどん惹かれていく透の気持ちをすごく理解しながら臨みました。実際にそう感じていく自分というのもいたので、すんなり透に入っていけた気がしています。透と詩史が喋っているときの何気ない“間”みたいなものも、演じていくうちにどんどんいいものになっていくのではないかと思います。
——今後の撮影への意気込みをお願いします。
この先、透はどんどん詩史さんにのめり込んでいくので、それをどう表現していくか、ですけど、今日の感じだと一緒に過ごしているだけでそれができそうなので、そう思えたことが今日の大きな収穫でした。
○■板谷由夏(浅野詩史・役)コメント
——お二人そろってのクランクインとなりましたが、クランクインを迎えてのお気持ちは?
本当に永瀬さんがおっしゃった通りで、でも今日のシーンを乗り越えられたので、もうこの先は大丈夫な気がしています。
——初共演ですが、お互いの印象は?
私ってそんなにギャップあるんですか(笑)。もっと詩史に寄せていったほうがいいのかな……。でも私も初日ということで緊張していましたし、どんな現場も初日の特別感というのはあって、お互い探り合うようなところがあるのですが、私の中では永瀬さんと透をイコールで見られたので、いいスタートが切れました。透くんはこうやってここに佇んで、こうやって生活をしているんだろうなってイメージできるほど、すごく“透くん”でした!
——透が詩史に惹かれ、恋におちるシーンは演じてみていかがでしたか?
初日で探り探りだった部分がありましたが、空気感はすごく自然に“呼吸”ができた気がします。「あ、これが透と詩史なんだろうな」と思う場面が何度もありました。恋愛だから、二人の会話の中でいくつか呼吸が合致するところがあればいいとは思っていて、今日だけでなくこれからもそういう瞬間を探しながらやっていきたいなと思っています。
——隈研吾さんの建築事務所での撮影はいかがでしたか? また、建築家という役柄についてはいかがでしょうか?
素敵ですよね! 国内外のプロジェクトが進行している多忙な建築事務所を訪れる機会はなかなかないと思うので、隈研吾さんの事務所をお借りして撮影します、と聞いたときは驚きました。建築家の役は初めてなのですが、透といるときの空気感と、仕事をするときの空気感というのは切り替えたいと思っているので、今後もそこは大切にしながら演じていきたいです。
——今後の撮影への意気込みをお願いします。
今回初共演となる永瀬さんと、せっかく同じ作品を作るというご縁をいただいたので、パートナーとしていいものを作っていきたい。見てくださる皆さんの心を鷲掴みにするような作品にしていけるよう頑張りたいです。
【編集部MEMO】第1話あらすじ
ありふれた景色、同じことの繰り返しの日々——いつもと変わらない毎日に飽き飽きしながら生きていた医大生の小島透(永瀬廉)は、建築家の浅野詩史(板谷由夏)と出会う。詩史の事務所に招かれた透は、淹れてもらったコーヒーを飲み、心地よい音楽を聴きながら穏やかな空気の中で過ごす。ふと壁に目をやると、モノクロの東京タワーの写真が飾られていた。「東京タワー、好きなんですか?」と問う透に、「苦手よ」と答える詩史。その理由を「寂しそうだから」と話す詩史に、透はこれまでに自身が抱いていた思いを重ね、不思議と彼女といる時間への愛おしさを感じるのだった。どうしてももう一度会いたいという思いを消せない透は、数日後、再び事務所を訪れる。「なんとなく、またあなたが会いに来てくれる気がして」と出張のお土産を渡された透は、意を決し、こう告げる——「もっと……あなたのことが知りたいです」。その頃、透と同じ大学に通う親友・大原耕二(松田元太)は、年上の女性に惹かれる透の様子に“焦り”を感じながら、家庭教師で訪れた先で川野喜美子(MEGUMI)の姿を眺めていた……。

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