松本利夫、“息子たち”の熱演に親心 激しい殺陣シーンに「けいこ場からずっと心配」
2024年4月5日(金)18時0分 オリコン
劇団・おぼんろの末原拓馬が脚本・演出を手がける本作は、中国の長編小説「三国志演義」に着想を得た、三國志の国の1つである孫呉を舞台としたオリジナルストーリー。舞台は二部構成で、一部の本編では三國志の壮大な物語を殺陣とアクションで見せ、二部では本編で戦わない組み合わせによる特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)を披露する。
江東の地で名を上げていた孫堅を演じる松本は、「きょうから本番を迎えますけれども、かなり激しい舞台になっていますので、怪我なく安全第一で、無事にきょうを迎えられること、終われることを願っております」とあいさつ。「初日ということで、気持ちが高まってきている。見に来てくださるみなさんに、しっかりと楽しく、そして感動できるものを届けていきたいなと思います」と意気込んだ。
見どころを聞かれると、「剣劇という言葉の通り、激しい殺陣が見どころなんじゃないか」としつつ、「その中で、人間味あふれる物語がありますので、そういった部分も楽しんでいただきたい。縦横無尽に動き回るハデなセットや機構も楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」とアピールした。
激しい殺陣については、「主演の2人がもうずっと動き回っているので、けいこ場からずっと心配だった」と、息子・孫策役の梅津と、その親友・周瑜役の荒牧に対する“親心”も吐露。「本当によく今日を迎えられたなという感じです。ここから突っ走っていきますので、本当に怪我なく千秋楽を迎えられることを願っています」と伝えた。
これに荒牧と梅津は「大丈夫です!」と元気よく応え、「体を大事にしながらやるしかない。精神的に参ってしまわないように、互いに鼓舞しながら、支え合っていけたらと思います」と力強く語った。