編成局・制作局の人事硬直化に具申 番組製作者連盟、フジテレビと「対話」
2025年4月12日（土）6時0分 マイナビニュース
テレビ番組などの制作会社が加盟する全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)はこのほど、フジテレビと意見交換を行った。
これはフジテレビの「再生・改革プロジェクト本部」から「再発防止にむけて製作会社と対話の機会を持ちたい」という申し入れを受けて3月7日に実施したもの。
この対話では、人権事案の再発防止について意見交換を行ったほか、ハラスメント撲滅に向けて通報窓口の周知徹底など具体的な措置を提案。また、ATPから編成局・制作局の人事が硬直化していることについて具申された。
そして、今回の影響で製作会社への不利益が出ないことの配慮や、制作の主体が製作会社である点を踏まえ、今後も適切な制作取引を目指すことを求めた。
ATPは「フジテレビの信頼回復はテレビ業界全体の課題であるという認識のもと、今後もこの“フジテレビとの対話”を継続します」としている。
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