『マッドマックス:フュリオサ』ワールドプレミアで「第77回カンヌ国際映画祭」を盛り上げる

2024年4月12日(金)22時41分 オリコン

映画『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日公開)(C)2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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 世界三大映画祭の一つとして、世界中の映画ファンから毎年絶大な注目を集めている「第77回カンヌ国際映画祭」が、フランス現地時間5月14日〜25日開催される。今回の目玉の一つは、アウト・オブ・コンペティション部門で選出されたジョージ・ミラー監督の「マックス マックス」シリーズ通算5作目となる新作『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日公開)のワールドプレミア上映だ。

 同映画祭においてジョージ・ミラー監督は、2015年『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、22年に『アラビアンナイト 三千年の願い』が今回と同じくアウト・オブ・コンペティション部門への出品を果たしており、さらに1988年と99年には、コンペティション部門で審査員を務めているほか、16年はコンペティション部門の審査委員長を務めている。

 15年の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が出品された際には、アート作品中心のカンヌ国際映画祭で、アクション映画が披露目されること自体が珍しく、トム・ハーディシャーリーズ・セロンらとともに現地入りし、ファンを熱狂の渦に包み込んだ。今回の『マッドマックス:フュリオサ』でも、主演のアニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース、トム・バークらキャスト陣とともに参加する予定だ。

 世界崩壊から45年後。故郷である"緑の地"からさらわれ、ディメンタス将軍率いるバイカー軍団の手に落ちた若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)。荒地を掃討する彼らは、イモータン・ジョーが統べる城塞都市の覇権をめぐる争いの中、復讐を誓うフュリオサは数々の試練を乗り越え、すべてを奪ったこのMADな世界(マッドワールド)をぶち壊すために覚醒する。

 3月に開催された「第96回アカデミー賞」授賞式でも、アニャ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースがプレゼンターとして登場するなど、本作が期待されていることは間違いない。MAD<怒り>が解き放たれる瞬間をカンヌの観客たちはどう受け止めるのか、楽しみだ。

オリコン

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