ヘンリー王子、自身が“CIO”を務める企業のサミットを主催 「燃え尽き症候群」について議論交わす

2024年4月12日(金)15時7分 Techinsight

ヘンリー王子が米サンフランシスコで「ベターアップ」のサミットを主催。王子は2021年から同社の「最高インパクト責任者」を務めている(『The Prince and Princess of Wales Instagram「“I cannot tell you how proud and excited I am to open @invictusorlando here in America”」』より)

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ヘンリー王子が、最高インパクト責任者(CIO)を務める企業「ベターアップ」のサミットを主催した。米サンフランシスコで行われたイベントは「燃え尽き症候群を超えて」をテーマに、企業の最高責任者達がどのようにプレッシャーに対処するかを考察するものだ。王子は2人のパネリスト達と議論を交わし、自身の個人的な逸話も披露したという。

現地時間10日、米サンフランシスコでテクノロジースタートアップ企業「ベターアップ(BetterUp Inc.)」による毎年恒例のサミット「アップリフト(Uplift)」が開幕した。イベントは2日間にわたり開催された。


2013年にサンフランシスコで創業した「ベターアップ」は、バーチャルコーチングの先駆者であるとともに、世界最大級のメンタルヘルスとコーチングのスタートアップ企業だ。世界中の人々が、より明瞭で目的を持ち、情熱的に生きるためのインスピレーションを与えている。


ヘンリー王子は2021年3月、同社の「最高インパクト責任者(Chief Impact Officer、CIO)」に就任した。


サミットの初日には、イベントのホストを務めるヘンリー王子がパネルディスカッションに参加し、「ベターアップ」の「Center for Purpose and Performance(企業の存在意義と実績センター)」の会長アダム・グラント博士と、テクノロジー企業「シスコ(Cisco)」の最高人材活用責任者(Chief People Officer、CPO)であるケリー・ジョーンズ氏と議論を交わした。


今回のセッションは、「燃え尽き症候群を超えて:Cレベルのストレスを強さに変える」と題して行われた。“Cレベル”とは、最高経営責任者(CEO)、最高執行責任者(COO)、最高財務責任者(CFO)など、企業で最も重要な「最高責任者(Chief)」の役割を務める人々を指す。


王子と2人のパネリスト達は「今日の世界と現代の企業生活におけるプレッシャー」の管理の仕方について議論を交わし、Cレベルのリーダー達が、その役割特有のプレッシャーにどのように対処してレジリエンス(回復力)を高め、持続可能なパフォーマンスを支える企業文化をどのように培っていくかを考察した。


ヘンリー王子は白いシャツにグレーのブレザーを羽織り、ダークなジーンズを合わせた装いで、ステージに登場。リーダーが職場でのプレッシャーに対処するための先進的な方針について語ったり、個人的な逸話も披露したという。


「ベターアップ」のInstagramがイベントの写真を公開すると、フォロワーは「ヘンリー王子、よくやった!」「彼は最高!」「これは録音されたの? 詳しく聞きたいわ」「このセッションを見逃したのが悲しい。ストリーム配信はしてないの?」などといった声が寄せられている。


画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「“I cannot tell you how proud and excited I am to open @invictusorlando here in America”」』『BetterUp Instagram「Prince Harry, The Duke of Sussex and Chief Impact Officer of BetterUp,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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