Netflix、チャドウィック・ボーズマンの人生を称える特別番組を配信へ 30日間限定
2021年4月14日(水)11時50分 シネマカフェ
予告編の冒頭では、チャドウィックが自身の声で「チャドウィック・ボーズマンです。私はアーティストです」と自己紹介。「人々は私を俳優と呼びますが、私自身は俳優だとは思っていません。アーティストだと思っています」と語っている。
昨年8月28日、約4年にわたる大腸がんとの闘病の末、43歳で亡くなったチャドウィック。闘病していることはごく一部の関係者にしか伝えておらず、代表作の『ブラックパンサー』や、死後Netflixで配信されてゴールデングローブ主演男優賞を受賞した『マ・レイニーのブラックボトム』を撮影中も、ひそかに治療を受けていた。
「Chadwick Boseman: Portrait of an Artist」の予告編では、『マ・レイニーのブラックボトム』の共演者ヴィオラ・デイヴィス、『ブラックパンサー』で共演したダナイ・グリラらがチャドウィックについて語っている。本編にはチャドウィックの憧れの人だったというデンゼル・ワシントンのほか、チャドウィックのアーティストとしての人生に関わりの深かった人物たちが登場する。
チャドウィックは『マ・レイニーのブラックボトム』の演技が高く評価され、25日に開催されるアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされている。