水原一平容疑者、大谷翔平への返金は可能か? 国際弁護士が見解「実際に彼が支払えるかというと…」

2024年4月15日(月)18時6分 オリコン

大谷翔平 (C)ORICON NewS inc.

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 米大リーグ(MLB)のドジャース・大谷翔平の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者が、大谷に対して口裏合わせをするよう依頼したと、日本時間15日に米メディアで報じられた。同日に放送された日本テレビの報道番組『news every.』(月〜金 後3:50)では、この続報について国際弁護士が見解を述べた。

 事件をめぐり、水原容疑者は違法賭博の借金を返済するため、大谷の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金したとされる。

 同番組に出演した国際弁護士の村尾卓哉氏はメインキャスターの鈴江奈々らの質問に回答。大谷は水原容疑者の口裏合わせを拒否したが、もし応じてしまった場合の影響について、村尾氏は「大谷選手としては万が一そのようなことをしていれば、少なくともメジャーリーグベースボールの規約違反、つまり違法な賭博に対してお金を送金したという部分が引っかかってくる可能性があるので、出場停止ないし、コミッショナーが適切と認める処分がくだったという可能性がある」と説明した。

 大谷はクリーンな選手というイメージがあるため「もしそんなことに関わったことが問題になれば、人気も大きな影響を受ける。ここできっぱりと断ったのは非常に賢明だったと思う」と語った。

 また、送金された約24億5000万円が返金される可能性を問われると、「アメリカの刑事裁判は日本と違い、基本的に経済的な損害がある事件については、損害を返済しなさいという命令がつくことがある」と指摘。「今回の24.5億円についても水原さんから大谷さんに返しなさいという命令も判決の中に入る可能性はあると思ってます」とする一方で、「仮に入ったとして、金額が24.5億円というかなりの金額ですし、実際に彼が支払えるかというと現実的ではない」と回答した。

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