シュー・グァンハン×清原果耶『青春18×2 君へと続く道』台湾、ベトナム大ヒット アジア各地で公開

2024年4月16日(火)20時9分 オリコン

映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)台湾プレミアにて(左から)チャン・チェン、シュー・グァンハン、清原果耶、藤井道人監督

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 アジアでもヒットした映画『余命10年』などの藤井道人監督が初めて挑んだ国際プロジェクト、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』が、日本での公開(5月3日)に先駆け、アジア各地での興行で好成績をあげている。

 同映画は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』を原作とし、国際的スター俳優チャン・チェンが初めてプロデュースを手がけた作品でもある。2023年3月から約2ヶ月かけて日本と台湾でオールロケを行い、それぞれの土地のスタッフが参加し、国際色豊かな現場で撮影された。

 日本と台湾の美しい風景と、18年前と現在という時代を鮮やかに映し出す切なくも美しいラブストーリー。18年前の初恋の記憶を胸に日本を旅するジミーを台湾の超人気スター俳優シュー・グァンハンが、18年前に台湾を旅する中でジミーと出会うアミを日本の清原果耶が演じている。そのほか、ジョセフ・チャン、道枝駿佑黒木華松重豊黒木瞳らが共演。Mr.Childrenが奏でる主題歌「記憶の旅人」が、ジミーとアミの青春と呼ぶにはあまりに切なく儚いふたりの恋模様を彩っている。

 3月14日より公開された台湾では、公開1ヶ月ですでに観客動員30万人、興行収入7000万NTDを突破し、今年台湾で公開された台湾映画(合作含む)ではNo.1ヒットになっているという。

 3月下旬に開催された「香港国際映画祭」でのインターナショナルプレミアの1300席が即時満席になるなど、アジア各地での興行に手応えはあった。その香港、それからマカオ、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、べトナムでも公開が始まり、特にべトナムでは、先行上映を含む10日間ですでに30万人動員を突破する勢いで、公開初週の週末ランキングで『ゴジラ×コング』に次ぐ2位スタートをきっている。これは、日本の実写映画でNo.1の好記録だ。今後、韓国、カンボジアなどで公開予定となっている。

オリコン

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