“叱り方が酷い“と炎上の人気家族YouTuber「切り抜き」に苦言　子供を「おとしめるような内容になってる」

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4月16日、父親の叱り方などが物議を醸している家族系YouTubeチャンネル「しょうやん男三兄弟」が動画をアップし、釈明した。

チャンネル登録者数42万人の「しょうやん男三兄弟」は長男・こうだい君、次男・しゅうだい君、三男・ゆうだい君、そして彼らの両親からなる五人家族の日常を動画で伝えている。ところが現在、4日にアップした動画が波紋を呼んでいる。

それは兄弟3人で食事をしていたところ、こうだい君が機嫌を損ねてしまい、涙ながらに手に持った食べ物をテーブルに投げつけるというもの。こうだい君がその場を離れようとすると、父親は「拗ねかた間違っとんちゃう」と言い、さらに「ふざけんなよコラ。消えろ！」「舐めとったらあかんぞコラ！」などとカメラの外から発言し、こうだい君を叱った。

元動画ではこういったやり取りの後、機嫌を損ねる行為の発端となったマインドや、ご飯を投げることはいけないということを諭すやりとりもあった。その後、「お父さんの冷えた唐揚げに謝れ」と暗い雰囲気を払しょくし、家族が仲睦まじく会話するシーンも収められていた。しかし、拡散された動画は強く叱るシーンのみが収められていたため、「消えろ！」などと言って叱った父親に注目が集まり、”叱り方が酷い”と非難の声が続出し炎上する事態に。一部では“内容は正しい”“これくらい叱って当然”だとして擁護する声もあがっていた。

そんななか16日、「しょうやん男三兄弟」はチャンネルを更新し、動画をアップした。登場したのは覆面姿の両親のみで、父親が「今回ですね、ちょっと早めに動画回した方がいいかなと思うことがあったので、ご連絡するために動画を回さしてもらってます」と切り出すと、騒動について言及した。

「確かに僕の口が悪かったです」と述べた父親は、いっぽうで切り抜き動画について「こうだいの反抗期であったりとか、悪いところだけを抜粋」していると反論。そして、こう語った。

「子育てのリアルを見てもらって、人気が出て、皆さんのおかげで有名になった。それには感謝してると。 けれども、そのなかで等身大を止めてしまうっていうのは、そもそも存在意義がなくなってしまう、って僕は思ってますと。で、その動画を見返すことで、僕らはリアルでカメラを回してます。いつも。

なので、今回の炎上した動画についても、確かに『消えろ』と言ったことは、ご飯を投げつけたことに対してすごく腹立たしかったし、それに対してイラッと来ました。それに対して、こうだいにキツく当たったことに対しては、言い過ぎたなっていうことも僕は思ってます。でも、それって皆さんないですか？」

また切り抜き動画について、父親が「こうだいがいつも『えらいえらい我慢してる子』とか言われてるのに、そこだけ取られて、こうだいを貶めるような動画になってるわけよ」というと、母親は「切り抜きっていうのはインパクトがあるところを映して。私、TikTok見てる時も、そこの部分だけ流れてきたり。Twitterもそういうところだけ流れてきたり。多分それだけしか目にしてない人は『なんちゅう三兄弟なんや。こんな家族嫌やわ』って、なると思うし」とコメント。

そして「でもそれって、ずっと私たちって生活、台本があるもののなかでやってるわけでもないし、やっぱり私生活、言ったらほんまにリアリティ番組じゃないけど、そういう状態やから、やっぱり子供自体も何か知らんけどむしゃくしゃする。成長の段階で、そういう風な気持ちになることとか、親に反抗するっていう部分だとか、乗る気にならないことだってもちろんあるから、そこだけを切り抜かれたら、それがその子のキャラクターっていう風に考えられるのは寂しいし、悲しいかなって。親としてな」と話した。

また、父親は「あまりにもひどいコメントであったりとか、そういったものに対してはちゃんと僕はしっかり対応させてもらいますんで、そこのところは覚えといていただきたいなと思います」と言い、「次からじゃあ大人しく、大人しいチャンネルになるかと言えば、大人しいチャンネルにはならないと思いますけれども、 しっかりやっていきたいと思いますんで、引き続き応援していただけるかたは応援よろしくお願いします」と次回以降に向けて意気込んだ。