『ぽかぽか』ボロボロの段ボールセットでの“双子クイズ”に失笑の声「フジの懐事情が伝わる企画」

　『ぽかぽか』（フジテレビ系）に登場した“ダンボール”のセットが波紋を呼んでいる。

「学園祭レベル」など非難が殺到

　この日は俳優の斉藤祥太・慶太、お笑いコンビのザ・たっち、YouTuberのはらぺこツインズと3組の双子コンビが出演し、さまざまな“双子あるある”が語られた。

　波紋を呼んだのは番組後半のクイズコーナーだった。その様子をテレビ誌記者が語る。

「ダンボールの中から双子のメンバーが顔を続けて出し、3組の中でどのメンバーの顔が入れ替わっているかを当てる“双子入れ替わってるっぽいクイズ”が行われました。3回中、2回双子チームが騙し通せたならば『焼肉ふたご』のお食事券をゲットできる流れだったのですが、セットはダンボールに丸い穴が開けられただけの殺風景なものでした」

　これにはハライチの澤部佑が「昨日思いついた企画」「学園祭（レベル）」、ブラックマヨネーズの小杉竜一も「昨日思いついて、ドン・キホーテに（ダンボールを）もらいにいったんですか」とツッコミが入っていた。



　X上でも同様の声が並ぶ。

《双子コーナーの美術セットが段ボールで雑過ぎる》

《フジテレビのぽかぽかの、双子顔当てクイズに使われてるセットが、小学生の文化祭的なダンボールで作られてて、今のフジテレビってそこまで追い詰められてるの?》

《フジテレビの懐事情が伝わる企画　ダンボールって》

　実際にダンボールセットはフジテレビの厳しい実情を示していると指摘するのは制作会社プロデューサーだ。

「番組の予算にはさまざまな内訳がありますが、番組を制作するにあたってもっとも優先されるものの一つは出演者のギャランティです。さらに撮影や音声を担う技術スタッフの確保も番組制作には必須です。これらを優先させていった結果、美術にかけられる予算がなくなりダンボールセットが出現したのではないでしょうか」

　番組では“笑いのネタ”として処理されていたものの、フジテレビの懐事情はかなりきわどいところまで追い詰められているのだろう。