塚本高史、『イップス』で二世議員役「少し天然な部分を出すことを意識」

2024年4月19日(金)21時58分 マイナビニュース

俳優の塚本高史が、26日に放送されるフジテレビ系ドラマ『イップス』(毎週金曜21:00〜)の第3話で犯人役を演じる。
塚本が演じる尾花健一郎は、元衆議院議員・尾花総一郎の息子。父亡き後は地盤を引き継ぎ、数年前に都議会議員に当選したいわゆる二世議員だ。爽やかで端正なルックスながら、もっともらしい顔で中身のないことを言ってしまったり、コメントがお花畑過ぎるため世間からは“フラワー健一郎”というニックネームで呼ばれる。SNS上では“アホすぎ二世、親父が天国で泣いてる”などとたたかれてはいるものの、自身は父親のような偉大な政治家を目指している。しかし、先代から秘書として尾花家を支えている第一秘書の田所万作(平田満)からは期待されておらず、健一郎はネクタイの色すら自分では選べない日々を送っていた。
そんなある日、田所と言い合いになってしまった健一郎は、部屋に飾られていた民芸品のナイフを手に取り、田所を刺殺してしまう…。
塚本のコメントは、以下の通り。
——『イップス』の撮影現場はいかがでしたか?
「撮影にもしっかりと集中しつつ、篠原(涼子)さんとバカリズムさんと和気あいあいとした雰囲気で撮影できました。3人でのシーンも多かったのでいろいろなお話もできて楽しかったです。自分が撮影に入る2話までの現場で、お二人がすごく良い空気感を作ってくれていたんだと感じました。実は篠原さんとはかなり前ですがCM撮影でご一緒したことがあるので、“お久しぶりです!”というところから始まって。バカリズムさんのことも常々すごい方とは思っていたのですが、俳優と芸人さんとしての顔のふり幅を間近で見ることができました」
——今回演じた役についてはいかがでしょうか。
「今回演じたのは“当たり前のことを得意げな顔で話すけど、でもどこか憎めない二世議員”。政治家としては頑張りたいけど、少し天然な部分を出すことを意識していました。テンポのいい掛け合いや、たくさんのせりふも楽しみながら演じることができましたね。今まで自分が演じてきたような犯人像だと、何か特別な過去を抱えていたり、実は裏があるような人物を演じてきたのですが、今回は本当に裏表のないストレートさを出さないといけない。塚本高史(としてのイメージ)を消すことは少し難しかったです。でもその健気な健一郎を全うできたら自分を選んでいただいた意味があると思うので。全力で演じさせていただきました」
——撮影を通じて感じた『イップス』の見どころを教えてください。
「今回の僕の役やストーリーはもちろん、イップスの症状を抱えてしまった人がどう克服していくか、というところはやはり見どころになると思います。ミコと森野が助け合って高め合いながら最後にどう克服するのか、自分自身も視聴者として楽しみにしていきたいです」
(C)フジテレビ

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