松本まりか 結婚詐欺師「落とすのが楽しい」 デビュー25年目 全国ネット地上波連続ドラマ初主演

2024年4月20日(土)5時0分 スポーツニッポン

 女優の松本まりか(39)が19日、都内で主演するテレビ朝日系ドラマ「ミス・ターゲット」(21日スタート、日曜後10・00)の制作発表に出席した。デビュー25年目で、初めて全国ネットの地上波連続ドラマの主演を務めることに「当たり前じゃないし、凄く奇跡みたいなこと」と感慨深げだった。

 とことん役に入り切ることでも知られる松本。今作ではさまざまな男を手玉に取ってきた百戦錬磨の結婚詐欺師すみれ役で、本気の婚活に乗り出す。会見では「恋は落ちるもの?落とすもの?」と問われ、最初は「落ちるもの」と回答したが「これからは“落とすもの”」と変更した。その理由を「すみれを演じていて落とすのが楽しい」と、役に入り切っているからこその影響を感じさせた。

 役作りの徹底ぶりは、あざと可愛い悪女役でブレークのきっかけとなった2018年のテレビ朝日ドラマ「ホリデイラブ」では、恋愛感情を抱く相手役を撮影外でも目で追ったり、好意を伝えていたとのエピソードがあるほど。

 このような姿勢は、高いプロ意識の表れと業界内でも評判だ。今作の制作サイドからも「最初から松本さんしかいないと思って企画が進みました」との声が上がり、オリジナル脚本が松本への当て書きで構成されるなど、絶大な信頼を得て主演をつかんだ。ドラマ関係者は今作の現場でも「松本さんなりの演技プランをしっかり練り、現場で監督と話し合いキャラクターに深みを与える作業をくり返している」と明かす。

 逸材と目されながらも芽が出ず、長い下積みを重ねた松本は「(デビューした)15歳の時にゴールデン・プライム帯の主演をできる人になりたいと思ったが現実はかけ離れていた」とも。だからこそ「気付いたら今そこ(主演)に立てているという夢みたいなお話」と喜びをかみしめた。

 そんな松本が入り込んだすみれが、どんな恋愛を展開していくか注目される。

スポーツニッポン

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