橋下徹氏「『この人たちバカなの?』と民間企業からは嘲笑の対象...」国会のタブレット問題に

2024年4月22日(月)7時15分 スポーツニッポン

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が22日までに自身のSNSを更新。衆院が国会のデジタル改革を巡り、本会議場でのタブレット端末の使用解禁を見送ったことに言及した。

 本会議場でのタブレット端末の使用について、登壇者が端末に表示される原稿を読む想定で、各会派が検討を進めてきたが、賛否が分かれた。意見を聴取した歴代正副議長が全員反対したことも影響した。中には「権威の問題」を理由に挙げた人もいたという。

 4日の各会派会合で、山口俊一議院運営委員長(自民党)は議長経験者らと意見交換した際、伊吹文明元議長が「議場で調べ物をするのは言語道断だ。頭に入れてから議場に入れ」と発言したと報告。自民、立憲民主両党も権威を重んじる立場から「難しい」と表明した。

 橋下氏は、国会改革に言及し「まずはタブレット利用の全面解禁が第一歩。国会の権威を損ねるから本会議での利用は禁止という国会の主張は、『この人たちバカなの?』と民間企業からは嘲笑の対象。そこから紙資料の全面禁止。検索で簡単に分かるような事柄の役人へのしょうもない質問の全面禁止、役人へのしょうもない資料作成依頼の禁止につながっていく。日本の中で一番生産性を高めなければいけないのは国会、国会議員」と自身の考えをつづった。

スポーツニッポン

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