竹内涼真、いろいろ含みがある役柄に“マジで本気” 『Believe-君にかける橋-』インタビュー

2024年4月25日(木)10時0分 オリコン

木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』に出演する竹内涼真(撮影:松尾夏樹) (C)ORICON NewS inc.

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 テレビ朝日系木曜ドラマ『Believe—君にかける橋—』(毎週木曜 後9:00)にて、主人公・狩山陸(木村拓哉)を調べる警視庁刑事部捜査第一課の刑事・黒木正興役で出演する竹内涼真。「純粋に木村さんとご一緒してみたかったんです。このタイミングでかなって楽しくてしょうがないんです」と目をキラキラさせた。

 「木村さんが出演されている作品をたくさん見てきましたし、子どもの頃、近所で木村さんが撮影していたことがあって(2005年『エンジン』)、見に行ってました。俳優の仕事に就いてからはずっとお会いしたいと思いながらも、すれ違うこともなくて…」と、かねてから木村との共演を熱望していたという。

 念願かなった本作は、主人公の狩山が設計した「龍神大橋」の建設現場で、大人数を巻き込む事故が起きてしまったことをきっかけに、各所で得体の知れない“何か”がうごめき出し、狩山を中心にさまざまな人々が激動の渦に飲み込まれていく物語。竹内演じる刑事の黒木もまた、この謎多き事故の真相を追い求め、すさまじい執念で捜査する。

 どうやら竹内が演じる役柄は、いろいろ含みがありそう。黒木のキャラクターには「ニコニコしながら話すが目は笑っておらず、腹の底では何を考えているかわからない。周りが驚くほどの強い執念で狩山のことを調べており…」という説明が添えられている。

 「彼の生い立ちだったり、彼が内面に抱えている何かだったりが、周りにそう思わせるんだろうな、というのは僕の中ではすごくつじつまが合うというか。『何を考えているんだろう』『どういうことなんだろう』と、皆さんが見て、頭の中でいろいろ考えてくださったらいいな、と楽しみにしています。黒木に関して一つ言えるのは、器用な人間ではないということですね」。

 木村演じる狩山と黒木がどのように対峙していくのか、気になるところだが、「内緒です!」ときっぱり。「木村さんが“マジで本気”なので、僕も“マジで本気”でぶつかっていけます」と充実している様子だ。

 「余計な力が入ることもなく、リラックスして集中できているから土壇場で出てしまうエゴにも冷静に対処できる。いろんなアイデアが飛び交う現場を木村さんが作ってくださっているんだな、と感じることもあって、とても刺激的です」。

 俳優の仕事は作品が変わるごとに、新しい現場で新しい人たちと関わりながら、仕事をすることになる。その中で「自分を信じて臨めるかどうか。そのために自分で自分を良い状態にしていくことが大事なんだと思います」と竹内は言う。

 「新しい作品、新しい現場に臨むたびに、僕自身も変わっている。1年前の自分と今の自分が全く同じであるわけがない。体調もそうですし、日々の生活も含めて、すべてつながって、今の自分がいるわけだから。その今の自分が面白い作品になると信じて撮影に臨めている事実は大きいと思います」。

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