石原さとみ 「不安と自信の無さでずっとスランプ」だった主演作 監督も「すっげーこえー!って」

2024年4月28日(日)14時21分 スポーツニッポン

 女優の石原さとみ(37)が28日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。撮影現場で「本当にずっとパニくってた」という作品について語った。

 この日は主演する映画「ミッシング」(5月17日公開)で共演する俳優の中村倫、演出・脚本を手掛けた吉田恵輔監督とともに出演。同作は幼い娘の失踪事件によって翻弄される家族の姿を描いた話題作。石原は我が子が失踪し、極限まで追い詰められた母親役を演じた。

 吉田監督は「ずっとパニくってるから。わかんない、わかんないってずっと言ってたから」と現場での石原について明かすと、石原も「本当にずっとパニくってた」と苦笑。中村も「初めて見る、さとみちゃんだったなと。イメージですけど、20年ぐらい前にご一緒させてもらって以降、久しぶりの共演だったので、間は出来上がったものを見るしかないけど、引っ張っていってるイメージがあったんです、座組を。(それが)凄いテンパってたから。クランクインの時とか、凄い緊張してるって言ってたから」と印象を語った。

 石原は芸歴21年になるが、今作の撮影は「こんなに人間って不安になれるんだってぐらい、不安と自信の無さでずっとスランプ」だった告白する。吉田監督も「初日にそこまで大量なものはないのに、撮り終わって、軽く終わらせるつもりだったけど、ドハマりして、段取りだけで十何回もやって、それでも(石原が)青い顔してて。俺も初日だから分からないけど、撮って“なんかこれの気がするな”と思って、照明さんとかも片付けをしてたら、石原さんが立ち位置から全然動いてなくて。マネジャーさんも声かけられない状況でいるから。怖いじゃん。めちゃめちゃ怖いけど、“これ、俺行かなきゃいけない。俺だよね?”って思って」と苦笑いで話した。

 「“俺は手応えあった気がする、良かったと思う。初日だからどんどんやっていけばいいように感じる。予感がする”って言ったら、目がキランとして“本当ですか?本当ですか?”ってバッと立ち上がって、みんなに“お疲れ様でした”って言って、ザーッと帰っていったよね」と振り返った。

 その話に、石原は「え、そうですか?全然記憶がない」とあ然。吉田監督は「それもすっげーこえー!って思ったの。めっちゃこえーな!って思って」と笑った。

スポーツニッポン

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