清水直行、ホームランに衝撃受けたバッターとは　渾身の真っ直ぐを「完璧に打たれた」

元プロ野球選手で野球解説者の清水直行氏が4月24日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「【爆笑】ジョニーからの感動の一言!! タフィ・ローズのヘルメットの秘密!?」に登場。ホームランに衝撃を受けたバッターについて語った。
○渾身のストレートをホームランに
「対戦してワクワクしたバッター」として、小笠原道大氏の名前を挙げた清水氏。19年間のプロ生活で378本の本塁打を放つなど、「ミスターフルスイング」の愛称で知られる小笠原氏だが、清水氏は「ファイターズの時ですね。当時、パ・リーグのフルスイングと言えば小笠原さんだったんで。あのスイングをされるなかで投げていくのは楽しいなって思いましたね」と回想する。
しかし、それだけに打たれることもあったようで、「覚えてるんですけど、何球も粘られたあと、『もういいや、真っ直ぐ打たれてもいいや』と思って、真っ直ぐガーンって投げたんです」「心の中では『抑えたい』はあるんです。『打たれてもいいや』っていう気持ちはあるけど抑えたい」「そういう時って打ち取れるものじゃないですか。パカーン喰われて、右中間にバカデカいの打たれたんです。『そんなことある!?』って思って」と、渾身のストレートをホームランにされたことを打ち明けた。
続けて、清水氏は「『打たれてもいいから投げろ!』っていうのは、そういう時に良い結果が出ることが多いから。コーチも言っていくんです」と選手・コーチ目線で解説した上で、「『えいや!』って投げたら完璧に打たれたんです。完璧に打たれた」と強調。「それスゴい覚えてるんです。『打たれるんや!?』と思って。だから僕もコーチの時に言わなくなったんです」と締めくくり、笑いを誘っていた。
【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週火曜22:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。番組MCを上田まりえ、スピードワゴン・小沢一敬、ビビる大木らが務め、初回ゲストには上田がアシスタントとして出演するYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂 』も注目を集めている球界のレジェンド、上原浩治氏が登場した。