草なぎ剛 役者業への本音を吐露「あまり自分のことは俳優とは思ってない」

2024年5月12日(日)15時29分 スポーツニッポン

 俳優の草なぎ剛(49)が12日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。役者業への本音を語る場面があった。

 この日は映画「碁盤斬り」で共演する俳優の斎藤工、白石和彌監督とともに出演。白石監督から「草なぎさんはスーパーアイドルで歌も踊りもやって、最近は俳優が多い。それはそうなりたかったんですか?」と聞かれた草なぎは「何でもいいですね、仕事があれば」とあっけらかん。

 さらに「あまり自分のことは俳優とは思ってないし、お芝居だけやっていても自分の中でつまらないなってところもあったりして、歌とかステージとかそういう中で芝居の要素って拾えるものがあったりするから。僕はいろいろやるのがいいのか」と見解。「YouTubeとかもそうだし。今の時代、みんなないろいろやってるじゃないですか」と続けた。

 そのうえで「でも、好きですよ、演技は」と草なぎ。「ドキドキするし。長回しとかもあった。“この長回し、1回でOKにならなかったら、新幹線に遅れて東京帰れないな”とか、すごい緊張感がある。ああいう緊張感はね、凄かった」と笑顔を浮かべた。

 「一緒にやって工さんがカッコ良くなってほしいって思ったりする」と共演者への思いも吐露。「たぶん自分1人だとどうにもならない仕事だと思うので、少しでも僕の影響で相手の方が良く見えたり、それによって自分もよく見えたりとか。そんなことを考えているかな」とした。

 「演技の楽しさに開眼した瞬間は?」の質問には「一発で決まって新幹線に乗れた時とか」と笑顔を浮かべた草なぎ。「あとは人の心が動いた瞬間、自分の演技で。そのためにやっているかもしれない。あの作品のあれを見て、心がウキウキしたとか、悲しくなったとか、楽しくなったとか、結局、そういうところで僕らはやっている気がするんですよ」と語った。

スポーツニッポン

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